醒ヶ井の「バイカモ(梅花藻)」が見頃と聞き、今日(8月3日)
見に行ってきました。
バイカモは、梅の花に似た小さな花を咲かせるキンポウゲ科の
淡水植物(水草)。
白い花を川面から突き出し、涼し気に水中をゆらりゆらり。
一時、 暑さを忘れさせてくれました。
番外編「バイカモ」です。ご覧下さい。
旧中山道沿いを流れる地蔵川。
この地蔵川でバイカモが見頃を迎えていました。
バイカモは、水温が14度前後の清流にしか生育出来ません。
5月中頃から花を咲かせますが、7月下旬~8月末頃までがベストだそうです。
水中の様子です。
民家の間を流れる川。
ここに住む人達にとって、川は日常の生活
と共にあり、生活空間!
醒井は旧中山道の宿場町として栄え、
今も古い町並みが残っています。
アマのカメラマン氏も、
流れに揺れるバイカモに四苦八苦。
この地蔵川には、「ハリヨ」(トゲウオ科)
が生息しています。
体長4~7㎝。生息分布は限られ、水温20度
以下の清流にしか生息できない貴重種です。
ウロコはなく、バイカモを利用して
トンネル状の巣を作り、産卵します。
食性は肉食性で、バイカモなどに寄生
する水中昆虫などを餌にしています。
寿命は1~2年だそうです。
川沿いには住民の方の手により
様々な花が育てられています。
ここがハリヨ、バイカモの命の源。
岩の間から湧水が、ゴボゴボと湧き出ていました。
(2016・8・3)
ただいまデジブック「カラスウリ舞踏会」
を公開しております。
お立寄りお待ちしております。
醒ケ井の地蔵川はゴミ1つない綺麗な所ですね。
このような場所でないとバイカモは育ちません。
水中でゆらゆら揺れる可愛い花を見ていると、
暑さも吹っ飛ぶね。
スイカや飲み物を冷たい川で冷やして美味しいそう。
町並みも昔の面影を残して素晴らしい歴史を感じる。
川沿いで生活をしている人たちの様子がよく分かります。
長い間お世話になったデジブックの方が
最近2人退会されて寂しくなりました。
水中をもっと撮りたかったのですが、川の中に入れなかったので、中途半端なものになってしまいました。
しかし、しばし暑さを忘れさせてもらいましたよ。