金剛山の頂上付近に、毎年花を咲かせてくれる「カワチブシ」の大きな株が何本かあります。
今年も開花が始まり、登山者の目を楽しませてくれています。私も開花を今か今
かと待ち焦がれていた一人で、見に行ってきました。
一株にこんなにたくさんの花が付いていました
「カワチブシ」とは、あまり耳にしない呼び名ですが、猛毒で知られています
「トリカブト」の仲間です。葉は3深裂し、側裂片はさらに2深裂。葉は厚く、
縁には鋸歯があり、花柄に毛がないのが特徴。金剛山で最初に見つか
り、地名が河内だったところから、この名がつけられたようです。
根っこだけではなく、葉にも毒を含んでいるそうなのでご注意を…。
ハチなどの昆虫たちが、盛んに蜜を吸ったり、葉を食べていますが、毒は大丈夫なのですかね?
オオキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)
アキギリ(シソ科)
ボタンヅル(キンポウゲ科)
フシグロセンノウ(ナデシコ科)
モミジガサ(キク科)
シドケとも呼ばれ、山菜の一つ。若葉を天プラ、おひたしなどにして食べます。
特有の「香りとホロ苦さがたまらん」と、ファンは多いそうですよ。
タカサゴユリ(ユリ科)
今日の金剛山の上空の様子。
紅葉? 水不足? 登山道わきのモミジが色づいていました。
ここ2~3日、金剛山は秋の気配が色濃く漂い始めました。
秋の花達がいつ咲こうかと、うずうずしているようですよ。
(2014・8・21 )