金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

忘れられた「カヤラン」

2015年05月13日 23時16分07秒 | 金剛山の山野草

 今年の春は長雨の後、急に気温が上がり、金剛山の山野草は一斉に開花、
こちらの沢筋、あちらの登山道と忙しく撮りまくっていた私、昨夜ふと
カヤランを見に行っていないことに気がつき、もう花は終わっているだ
ろうと思いながらも、自分の目で確認しなければ納得できない悪い性格
の私、足を運んできました。

 

やはり花期は済んでいて、今年も咲いたよ、と言う証拠の花殻を付けた
カヤランが、寂しそうに風に揺れていました。
ゴメンな、、、来年は忘れんようにするからな…。

 

 カヤラン君、このような花を見せてくれます。
(昨年撮影)

 オウギカズラ(シソ科)

 クワガタソウ(ゴマノハグサ科)

 コケイラン(ラン科)

カトラ谷のクリンソウの群生地、
只今、見頃を迎えています! 

       キバナチゴユリ(ユリ科)の開花もはじまりましたよ。

 ギンラン(ラン科)も順調に…。

 ホウチャクソウ(ユリ科)

 ユキザサ(ユリ科)

 帰り道、岩勇山に 朴の木の花 を見に行って来ました。

                                    (2015・5・14)

 

 

 

 

 

 

 

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新緑がまぶし~ぃ

2015年05月11日 23時26分17秒 | 金剛山の山野草

 金剛山、何処を向いてもまぶしいほどの新緑、新緑!
特にブナ林の新緑は柔らかくて、何か安らぎを感じ、
私は大好きです。
きょうもぶら~り、緑の天井の下を歩いてきました。

 お向かいの大和葛城山のツツジ、金剛山からは今が見頃、、、。
一目百万本と言われるツツジ、この週末までがいいそうですよ。

 どアップで、、、。

 ナベワリ(ビャクブ科)

 2年ぶりにクロユリが咲きました。

 

 今年の金剛山のフジ、どのコースとも花房が多く、
綺麗に咲いていますね。

 クモキリソウ(ラン科)も、背を伸ばしてきました。

 

 双子のチゴユリちゃん

 ヤマトグサ(ヤマトグサ科)

 シロバナハンショウヅル(キンポウゲ科)

ホソバノアマナ(ユリ科)

 

 ヤブヘビイチゴ(バラ科)

 ラショウモンカズラ(シソ科)

 クリンソウ(サクラソウ科)
この場所のクリンソウ、今年はイノシシにぬたばとして使われ、
なんとも貧粗。明日、カトラ谷を覗いてきます。

 

ヤマツツジは絶好調!

コウゾリナ(キク科)

 こんなのも写しました…。

                                      (2005・5・11)

 

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オオイワカガミ&トクワカソウ(赤坂山)

2015年05月08日 00時43分17秒 | 登山

 5月7日に予定されていました「金剛山の植物に親しむ会」特別観察会「赤坂山」は、
雨のため中止になり、参加予定されていました方には、残念なことだったと思います。
実は私、4月28日に友人達と赤坂山に登ってきました。
観察会でのコースとは、頂上付近から異なりますが、咲いています花達はほぼ同じです
ので、少し日にちがたっていますが、何かの参考になりましたら幸いです…。

 赤坂山標高823・8㍍。滋賀県と福井県の県境に位置し、
日本海と太平洋の違った気候がぶつかり合い、双方の
気候の影響を受けた植物が見られるという、お山です。

 オオイワカガミ

 

 トクワカソウ

 

 トキワイカリソウ

 オオバキスミレ

 バイカオウレン

イワナシ

 ニシキゴロモ

 タムシバ

 頂上近くになると、雪渓が残っていました。

 

 

 赤坂山の頂上には登らず、少し手前から「寒風」へ…。
私はこのルートは初めて。

しばらくは急坂が続きます。

 

 このコース、カタクリがたくさん咲いていました。
金剛山のカタクリよりだいぶ小振りですが、色が
鮮やかで、とても綺麗でしたよ。

 キンキマメザクラ

 寒風に到着。

 寒風から見た「メタセコイア」の並木。

 新緑に雪渓、、、。
 日陰になっている所には、まだ数多く見られました。

 ウワミズザクラ
ネットなどで調べてみると、ウワズミザクラとウワミズザクラ
の名が出ていますが、ズミ・ミズ、、、どちらが正解?
私は大先輩に教えてもらいました ミズで…。 

 

 寒風から見えたメタセコイア並木。2・4㌔に渡り、500本
植えられています。アケボノスギと言う和名が付けられて
いますが、一般的には浸透しなかったようですね。

                                     (2015・5・7)

 

 

 

 

 

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ルイヨウボタン&みるくちゃん

2015年05月05日 23時09分11秒 | 金剛山の山野草

金剛山の頂上に設けてあります掲示板に、このようなお知らせが張り出されています。
「みるく」と言う名のワンちゃんが、テレビに出演しますので見てあげて下さいね、
と言うご案内。
もう少し詳しくお話しますと、、、
みるくちゃんはラブラドルレトリバー犬(雌・8歳)。飼い主の竹村さんご夫妻と共に
今年2月、金剛登頂一千回を記録しました。生後4カ月の頃から登山を始めていたが、
記録を取り始めたのは2009年1月26日から。6年
間通い続けての達成です。金剛山に
一万回以上登った方もおられますが、ワンちゃんの
一千回は初めてではないかと言われ、
登山で知り合った顔なじみさんから、お祝いのシャワーを浴び、みるくちゃんは、大き
な体を丸め大喜びでした。
ABCテレビが、みるくの自宅出発から頂上
到達までを、エピソードを交え、
「ペットの王国」で紹介します。

私がみるくです~ス。よろしくお願いします。

 大阪・奈良の府県境付近にある水越峠から約5㌔、片道2時間をかけ、
頂上へ。捺印所で「金剛登山回数表」にスタンプを押してもらい下山。
この繰り返しを6年間も…。

雪の日も登りました。

待機中のみるく「緊張するわ」。

撮影中の、みるく。

 チャーミングにお願いしますネ。

登山の途中に、おやつタイムもあるそうですよ。

 今日はいつもと違って、緊張の連続で疲れました。
でも私の名演技、忘れずに見てね!お願いします。

(TV撮影写真以外は知人が撮ったものを、      ※金剛山には頂上に、全国的にも珍しい「捺印所」
お借りしました。ありがとうございました)       がありまして、ここで「金剛登山回数表」にスタンプ
                           を押してもらうと、登ったと言う証明と同時に、自分
                           の登った回数が分かる仕組みになっています。

 

ここからは今日の金剛山です。
ルイヨウボタン(メギ科)開花!の報に、さっそく見に行って来ました。

今日は風があり、撮影に難儀しましたが、何とか…

 お隣の「大和葛城山」のツツジが、山肌を赤く染め始めました。

 頂上付近のブナ林、まぶしいぐらいの新緑に包まれていますよ。

 ブナの若葉に出来るブナハアカゲタマフシという虫コブ。中にタマバエの卵が産みつけられています。
こんな綺麗なピンク、どのようにして出来るのでしょうね? 不思議ですね。

 虫コブの名の付け方は、、、
①植物名 ②作られている部位 ③形状 ④虫こぶ 
 この順で名が付けられます。
この場合、ブナの葉に出来る赤い毛玉のタマハエが
作った玉状の虫コブ、、、と言う具合です。

 

 クロユリ(ユリ科)今年は花が見られそうです。
明日にも咲きそうな感じでした。

 オオツクバネウツギ(スイカズラ科)

 ブヨなどが飛び交う時季になりました。
  防虫対策は十分にして下さいね
                                          (2015・5・5)

 

 

 

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金剛山春爛漫!

2015年05月03日 23時12分53秒 | 金剛山の山野草

 きょう5月3日は、恒例の「金剛山桜祭り」。歌謡ショーや、金剛山に100回以上登った方の
表彰式などが行われ、大勢の人が詰めかけ大賑わいぶりでした。
まずはその模様から、、、。 

 頂上広場の金剛桜も満開!

今日は 頂上からカトラ谷に下り、折り返し園地方面に回りました。
園地ではヤマブキソウが見頃を迎えていました。

 オオバナノエンレイソウ(ユリ科)
シロバナエンレイソウよりも花が大き目

 四季の谷のクリンソウ(サクラソウ科)

 ミヤマハコベ(ナデシコ科)

園地のヤマシャクヤク(ボタン科)
植栽種ですが、ちょうど見頃でした。

何とも不気味なラショウモンカズラ(シソ科)

ツボスミレ(スミレ科)
別名・ニョイスミレ。

 ムロウテンナンショウ(サトイモ科)

タニギキョウ(キキョウ科) 

 ホソバノアマナ(ユリ科)

 カトラ谷に自生するヤマシャクヤク(ボタン科)
痛みの激しい花もありますが、蕾もありましたよ。

ツクバキンモンソウ(シソ科)
ニシキゴロモの変種。 

 最後は、クジャクシダ(ホウライシダ科)

                                        (2015・5・3)

 

 

 

 

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