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金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

キンラン(金蘭)

2016年05月12日 22時35分57秒 | 金剛山の山野草

         連日の雨で休足していましたが、やっと朝から晴れ日に…。
        さっそく金剛山中を、ぐる~っと回ってきました!

        雨と風でダメになった花もありましたが、
        私が行くのを待っていてくれたかのように? 
        タイミングよく開花を始めた花もあり、
        久し振りの撮影を楽しんできました。

 

     キンラン(ラン科)
    かっては金剛山山麓の雑木林などで普通に見られた
    そうですが、
    現在では絶滅が危惧される花になってしまいました。
    写真を撮らせてくれたこのキンラン、
    来年も見られるかどうか?

 





   ちなみに山上のキンランは、
   まだこんな状態でした。




   キンランが咲いていたすぐ近くで、
   ギンラン見~っけ!
   
   このギンランも絶滅が心配される花です。




   山上のギンランも、開花が始まりました。



   ホウチャクソウ(ユリ科)



   ヤマトグサ(アカネ科)
   
   少しでも風があると揺れてアウト。

   撮りにくい花の一つ。



   ちょっと不気味なラショウモンカズラ(シソ科)



   ムロウテンナンショウ(サトイモ科)


   
   シャクナゲ(園地で)見頃を迎えています。



   
       ナベワリ(ビャクブ科)
   
   このナベワリも背が低く、おまけに
   下向きに花を咲かせるので、撮るのに一苦労。




   フイリシハイスミレ(スミレ科)



   フイリシハイスミレの種子。



   コケイラン(ラン科)



   ニョイスミレ(スミレ科)


 
   チゴユリ(イヌサフラン科)
   アリさん、いい仕事してますか。




   ヤマツツジ、ただいま見頃。


   
      金剛山から見た、大和葛城山。
   ツツジの開花が始まりました。




   フジ(マメ科)



   オウギカズラ(シソ科)



                                                         
                                                       (2016・5・12)


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赤坂山の花を楽しむ!

2016年05月08日 22時46分50秒 | 山野草

         「金剛山の植物に親しむ会」恒例の、赤坂山観察会が
        行われました。
        赤坂山(823㍍)は滋賀県と福井県の県境にあり、
        日本海側気候と太平洋側の気候がぶつかり、
        両方の影響を受けた植物が見られる花のお山。

        今シーズンは雪も少なく、思っていた以上に
        花の開花が早かったようで、楽しみにしていました
        トクワカソウ、イワナシなどはすでに終了。
        かろうじて咲いていましたよと言う、証明写真程度
        のが何株か残っていました。

        しかし、他にも数々の花が見られ、
        また新緑の美しさは抜群で、
        しっかり、山歩きを堪能してきました。


     マキノ高原登山口。
    どのようなお花に出会えるのかな、、、
    心がはやるスタート。



    さっそくオオカメノキ。
    葉が虫によく食べられるので、別名ムシカリ。




  目の覚めるような華やかな、 レンゲツツジ。



   新緑のトンネルに感動!



   オオイワカガミ、真っ盛り。
   どの子を撮ろうかと迷うほどでした。











   チゴユリ



   マキノスミレ



   マルバアオダモ



   アツミカンアオイ



   ちょっぴりスリルも味わいました。



   トキワイカリソウ



   オオバキスミレ
   
   日本海側の雪の多い山地に分布。
   日本の特産種。花期・4~7月。多年草。




   このスミレは、変種が多いそうです。



   赤坂山の頂上まであとひとふんばり。



   赤坂山のてっぺんに到着。
   頂上は福井県美浜町です。




   頂上は大賑わい。





   昼食タイム。



   大きな岩がごろごろ、明王ノ禿。



   明王ノ禿名物・モアイ岩。



   かすんでいますが、琵琶湖が望めます。





   ニシキゴロモ。



   コショウノキ




   かなり傷んだトクワカソウが、何株か残っていました。
   メイン花の一つでしたが、
   オオイワカガミのようにはいきませんでした。

   とりあえず、パチリ。



   ここからのトクワカソウは、私が昨年撮影したものです。
   また来シーズン、
   このような状態の時に見にきましょ、、、。












   イワナシも昨年の写真です。





   今年はすでに、このような状態になっていました。



   ウスギヨウラク(別名ツリガネツツジ)



   ウワミズザクラ



   参加されました皆様、お疲れさまでした。
   距離が長く、ちょっとしんどかったですが、
   新緑がとても綺麗でしたね。

   5月例会は14日です。久留野峠を歩きます。
   ご参加、お待ちしております。
   
   詳しくは「金剛山の植物に親しむ会」
   HPをご覧下さい。
                                              (2016・5・8)
  
 











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ルイヨウボタン(類葉牡丹)

2016年05月06日 23時43分34秒 | 金剛山の山野草


        「ルイヨウボタンが咲いたよ」と、
        情報を貰っていたのですが、ここしばらく
        風の強い日が続き、花が揺れ、写真撮影は
        無理と辛抱していましたが、
        我慢できず、雨予報の中、
        これまた辛抱しきれない知人と出かけてきました。

        幸い小雨には遭いましたが、心配した風も強くなく、
        それなりに撮ってきました。



   ルイヨウボタン(メギ科)
   ボタンの葉によく似ているのでこの名がついたようですが、
   ボタン科ではなくメギ科。花期は4~5月。



   高さ30~60㎝。少し薄暗く、湿った場所に成育する多年草。



   6枚の花弁のように見えるのは内萼片。次にあるのが花びら(6枚)。
   黄色い玉状が雄しべ(6個)。
   真ん中の丸いのが雌しべ(1つ)。
   右上のつぼみのように見えるのが外萼片。






   タニギキョウ(キキョウ科)



   
       カヤラン(ラン科)日本固有種。
  
      木の幹(古木)や枝に着生し、
      ぶら下がるように生育します。




   カヤランはどんな花? こんな花です、、、
   花は下向きに咲きます。




   オウギカズラ(シソ科)



   タツナミソウ(シソ科)




   フジの花(マメ科)
   新緑に囲まれ、谷風にゆらりゆらり。




   ツクバネソウ(ユリ科)



   ツクバネソウを撮影中、目の前の倒木に
   「何しているのかな?」と、
   キビタキ君(夏鳥)が覗いてくれました。






   ヤマツツジ(ツツジ科)



   ササユリの花芽が、目立つようになりました。

    赤阪の棚田、田植えの準備が始まっています。







                                                           (2016・5・6)




ギンラン(銀蘭)

2016年05月03日 23時00分21秒 | 金剛山の山野草

      今日の金剛山、恒例の「桜祭り」の催しが行われ
         人、人、人の大賑わいぶりでした。



金剛桜

  金剛桜も満開! 



  ギンラン(ラン科)
  茎をまっすぐに立て、茎先に数個の白い花をつける。
  しかし、開花しても半開で終わってしまい、全開はしません。





  金剛山中のギンランの開花はもう少し先ですが、
  このギンランは、麓の方で咲いていました。






  ヤマシャクヤクは次々に開花。
  まだ蕾の株もあり、しばらくは楽しめますよ。








  ニリンソウ畑も1日中、賑わいました。



  カトラ谷のクリンソウ、だいぶ花柄が長くなりました。
  あと一息ですね。




  こちらは寺谷のクリンソウ。

   クワガタソウも2株ほど、咲いているのを見かけました。

 

  ホソバノアマナ(ユリ科)

   ツクバキンモンソウ(シソ科)



   ウスノキ(ツツジ科)



  サイハイラン(ラン科)
  花芽がだいぶ伸びてきました。



  ユキザサ(ユリ科)



                                                     (2016・5・4)




ヤマシャクヤク開花!

2016年05月01日 00時22分23秒 | 金剛山の山野草

             金剛山はここ2~3日のうちに、一気に新緑に包まれました。
          花も登山道のいたるところで咲き始め、うっかりすると踏みつ
          けてしまいそう。

          今日も連休中とあって、たくさんの登山者で大賑わいでした。
          29~30日の花情報です。





     ヤマシャクヤクの開花が始まりました。
    30日に見に行った時には、まだ3~4株でしたが、
    いよいよ本格的に、、、。

 

   クリンソウも花芽が大きくなってきてますよ。





   ツクバネソウ(ユリ科)

    チゴユリ(イヌサフラン科)

    フタバアオイ(ウマノスズクサ科)
   登山道沿いに広がるフタバアオイの群生。

   「金剛山の植物に親しむ会」
   5月14日の観察会は、このコースです。

 

   ちょっと葉を持ち上げてみると、
   花が咲いていました。






   ノギラン(ユリ科)
   昨年の花殻がそのまま残っていました。
   花期は7~8月ですので、またアップ致します。



   キンキヒョウタンボク(スイカズラ科)



   ブナハアカゲタマフシ。タマバエの虫コブ(虫えい)です。
   ブナの若葉に出来た虫コブ、タマバエの幼虫が育っています。
   しかし、どうしたらこんな色になるんですかね?






    ホウチャクソウ(イヌサフラン科)



   イタドリ(タデ科)
   私が子供の頃はよく食べました。
   孫にも見せてやろうと持って帰りましたが、
   なんの興味も示してくれませんでした、、、。




   ムロウテンナンショウ(サトイモ科)



   ヤマネコノメソウの果実。
   
   種子は果皮と管でつながっていて、雨によって管が切れ、
   種がはじき飛ばされます。




   クサイチゴ(バラ科)



   ミヤマハコベ(ナデシコ科)



   ハハコグサ(キク科)



                                                        (2016・5・1)

   



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