金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

季節外れのサクラ

2016年10月12日 01時32分10秒 | 金剛山の山野草

     一気に季節が進み、秋らしくなってきました。
     私は金剛山にはバイクを利用していますが、
     走行中、指先が冷たくなり、手袋が恋しい
     ぐらい。
     金剛山に紅葉の季節がきたようですね。




     お天気予報士のお話では、このような雲は
     秋の雲だそうです。



     金剛山に登る前に立ち寄った棚田で(11日)
     桜の花が3輪、開花していました。
     季節を間違えたようですが、この時季に桜を
     見られるのは、ラッキーと言うべきなのかな、、、




     11日の棚田風景です。





     ツリガネニンジン(キキョウ科)



     アメリカタカサブロウ(キク科)
     南アメリカ原産の帰化植物。



     ハダカホオズキ果実(ナス科)    



     ツルリンドウ果実(リンドウ科)
     金剛山では今年、ツルリンドウの花が
     思わしくなかったため、
     果実を見つけるのに苦労しています。




     ツクバネ(ビャクダン科)
     自身で光合成していますが、スギ、ヒノキ、松などに
     寄生し、養分をかすめ摂っている半寄生植物。



     ベニナギナタタケ(シロソウメンタケ科)



     これって、シロソウメンタケかな?



     ノササゲの果実(マメ科)



     寺谷コースでサワガニさんとがっちんこ。
     カニさん、ご機嫌が悪かったのかハサミ
     を振り上げ、怒りのポーズ。
     何か嫌なこと、あったんか?




     センブリ(リンドウ科)





     アキノキリンソウ(キク科)



     キッコウハグマ(キク科)
     ぽつりぽつりと開花が始まりました。




     成熟し、弾けたサンショウの果実(ミカン科)



                                                  (2016・10・12)






下赤阪の棚田近況

2016年10月08日 22時19分45秒 | 棚田

     下赤阪の棚田で、黄金色に実った稲の
     刈り取りが始まりました。
     棚田で収穫したお米は、ほとんどが自家用
     米だそうですが、
     金剛山からの栄養をタップリ含んだ水の
     おかげで、お米の味は最高!
     今年の出来は「
まあまあかな」だそうです。
     (10月8日現在の様子です)




     狭い田んぼが多いため、機械が入れない
     所は、刈り取りは手作業で、、、。








     この辺りも間もなく、刈り取られるそうです。



     この長閑な田園風景を見たいと、
     カメラを手に訪れる人の姿も、、、



     中学校横、メーンの棚田(日本棚田百選)
     の刈り取りも始まっています。






    こちらは賑やかな収穫風景。



     突然、大きな声で「カエルがおる」と
     駆け出す、チビッコちゃんたち。




      収穫?を見せてもらうと
      まずはイモリ、、、




     カマキリに



     コオロギ等々。こちらも大収穫でした。




     
     キイジョウロウホトトギス
(紀伊上臈杜鵑 ユリ科)
       数年前、古座川(和歌山県)の上流で、この花を見ました。
       もう一度見たいと思っていましたが、機会がありませんでした。
       このキイジョウロウホトトギスが、金剛山からあまり遠くない所で
       見られると聞き、さっそく見に行って来ました。
       紀伊半島固有の植物。多年草。
       (この写真は金剛山で撮影したものではありません)








     近くで、こんな立派なツチアケビの
     果実を見ることが出来ました。




                                    (2016・10・8)







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コシオガマ(小塩竈)

2016年10月05日 14時28分36秒 | 金剛山の山野草


     コシオガマ(ゴマノハグサ科)
     開花が始まりました。
     自らも光合成しながら、他の植物に寄生する
     半寄生の1年草。
さわるとベタベタします。



     ナンバンギセル(ススキ)などのように、寄生宿主植物
     (特定種)を
選ばないそうです。
     私もこんな可愛い花になら、寄生してほしいな~ァ




     アキギリ(シソ科)



     ナギナタコウジュ(シソ科)



     キクバヤマボクチ(キク科)





        ジンジソウ(ユキノシタ科)
      昨年見に行った時、少し遅かったので、今年は
      1週間ほど早く、様子を見に行ってきました。
      なんと、もう花の盛りが過ぎていました。
      年々、開花が早くなっているようですね。




     5枚の花弁のうち、2枚が「人」と言う文字のように
     垂れるのが名の由来。



     コマユミ(ニシキギ科)



     トキリマメ(マメ科)
     探し回っても見つからず、今年はダメか、
     と思っていましたが、何とか見つけました。
     名前の由来は分からないそうです。




     後はマメが綺麗に弾けてくれるのを待つだけ。
     赤(皮)と黒(種)のマメが木の枝などにぶら
     下がっている姿は可愛くて、目を引きます。
     いいのが撮れましたら、アップ致します。




     キチジョウソウ(ユリ科)



     ツチグリ(ツチグリ科)
     やっと頭を出してくれました。
     しかし、この状態から開くまでが時間が
     かかるんですよね。




     ヤマガシュウ果実(ユリ科)
     これはまだ若い果実。
     熟してくると藍黒色に変わります。




                                                            (2016・10・5)











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アケボノシュスラン(曙繻子蘭)

2016年10月01日 01時17分37秒 | 金剛山の山野草

 

     今日からはや10月。金剛山も秋色に移り      
     つつあります。
     なかでも草・木の果実が色づき、彩りを
     添えてくれています。
     秋雨前線の隙間を縫って撮りましたお花
     さんたちです。


     オオイヌホオズキ(ナス科)
     山地だけでなく林縁、畑地、市街地など
     あらゆる所で見られます。
     小さな我家の庭にも出たことがあります。

     一つの果実に60~120個の種子が入って
     いるそうなので、繁殖力旺盛なんですね。
     花期8~11月。帰化植物。



     オオイヌホオズキ果実。


オイヌホオズキおお   オオイヌホオズキ果実。オイヌホオズ
     オトコヨウゾメ果実(スイカズラ科)
     赤く熟した可愛い実は、木々の隙間からも望め、
     秋だよ~ォ!





     コウヤボウキ(キク科)



     白いツリフネソウ(ツリフネソウ科)



     アクシバ(ツツジ科)
     ピンク色の花も可愛いが、赤く染った果実は
     秋色のモデルさん。
     先端部分にはへこんだような萼歯(がくし)
           が残る。
     果実は食べられるそうですよ。




     アキチョウジ(シソ科)



     お隣には、白いアキチョウジも、、、



     サラシナショウマ(キンポウゲ科)



     シラネセンキュウ(セリ科)



     季節外れのクサノオウ(ケシ科)




     アケボノシュスラン(ラン科)
     撮影地は金剛山ではありませんが、
     知人に教えてもらい、見に行ってきました。

     金剛山は白色が主流ですが、この場所は
     ピンク系が幅を利かせていました。

     そのピンク色が、またなんとも可愛いこと、、、















  いつもご覧いただきまして
             ありがとうございます。

                                                       
                                                            (2016・10・1)






























    




























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