Remains of The Accidents

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【読了】 てるてる坊主の照子さん なかにし礼

2010年04月03日 | 読書
NHKの朝ドラの原作本
この間読了した「赤い月」が佳作だったので引き続き同著者の作品を物色
なんとも明るくて楽しい物語であり、うそのような本当の話

TVシリーズがミュージカル仕立てになっていたことから軽快なタッチを想像していたが
まさにそのとおりで満足

「赤い月」の終盤、走り続けてきた主人公がつぶやく戦後への期待感が本作の基軸となっており、
主人公たちにとっての戦争を滑稽に描いたあとで、終戦から回復していく風景、世情をうまく切り取っている

平成も20年を過ぎて、なんだか昭和が少し懐かしくなってきた

無論、小生は街頭TVなど知らない
それでも入社したての頃、夜中まで痛飲してころがりこんだ同僚のマンションで
ギターつまびき歌ったのはなぜかしら「ブルーライト・ヨコハマ」だった

あれから「歩いても歩いても」どこにも行き着けずにここにいる

コメント
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