僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

アジャンタ(麹町)

2025年01月22日 | カレーをいただく

2種類のカレーランチを頂く。

ランチ不毛の地とばかり思っていだけど
足を延ばすといろいろと
むしろ豊富にあるもんだ!

お利口にお座りしてお出迎えの牛さんと

寝そべってマンガ読んでるガネーシャさん。
20種はあろうかというカレーが2種を選んで
ライスなナンを選択。
ライスもナンもお代わり可能!

まずは基本のチキンカレーとマトンカレーで小手調べ。
どちらも辛口ですがよろしいですか?
と聞かれるがどちらも辛口でよろしいんです!
アチャールの他にチャツネまで取り放題なのはすごい。

コールスローつき。
チキンカレーはかなり辛い!

骨付きをしゃぶしゃぶしながら頂く本格的なやつ。
サラッサラでライスに浸み込む浸み込む。
マトンカレーもかなり辛い!!

驚いてしゃっくりがでたほどに辛い。
こちらは崩れたマトンがスープに溶け出て
チキンほどのサラサラ感はない。
しかし辛い!
お代わり自由のライスは
もちろん大盛でお願いする。

レジ横のフェンネルの種類が多くて笑える。
至れり尽くせりの本格インドカレー屋さん。

ヘクトパスカル(二俣川)

2025年01月19日 | いろいろいただく

生まれて初めてのゴールド免許と
ゴールド免許更新時間の短さに感動のあまり
思わずインスタDMで当日予約。

11時半オープンでカウンターの真ん中席をゲット。
噂には聞いていたが
ものすごく雰囲気のよい店。

フェンネルのサルシッチャに
リンゴと6種のピザナッツ入り蜂蜜付きを頂く。

スペインビールのエストレーリャガルシア1906
を頂くプチ祝勝会(お一人様)を開催。

まずは窯の高出力で丁寧にあぶった
フェンネル入りソーセージ。

プリップリのプリで
ナイフを入れると肉汁が弾け飛ぶ。
思わず「おっ!」と言葉がもれる。
うめえ。

目の前で気の強そうな女性ピザ職人さんが
一枚一枚丁寧に焼く作業を肴にビールもすすむ。
ピザを竈に入れた後、
・・・シャッ!
とでかいしゃもじを抜く作業が
いかにも職人ぽくて全く見飽きない。
そうこうしているうちに
冷蔵庫からリンゴを取り出して
トントントンをきり始める。
作り始めから
あっ、あれ俺のピザ!
俺のために焼いてる!
てわかるとこっそり嬉しくなる。
やってきましたリンゴと6種のチーズピザ。

目の前でカットされたリンゴが
あの窯で焼かれてでてきたと思うだけで
マックスハイテンション。

なお、はちみつはこの子のお腹につまっておりんす。

ピザ生地にもチーズにも塩味強めで
結構喉が渇く。

ピザ粉たっぷりの耳がフッカフカで
ここだけでも食べ応えがある。

リンゴのピザもナッツ入りも初めてだけど
チーズに負けない存在感があっておいしい!
特別な日に是非また来たい。
ゴールド免許でよかったー!


どんとこい家(和田町)

2025年01月18日 | 麺をいただく

昼めしセットを頂く。
朝4時オープンという
とんでもなく働き者のラーメン屋。

土曜の朝8時というのにしっかり行列もできている。
7名がけのL字カウンターのみの
こじんまりとした店舗。
並んでいる間にメニューを渡されるが
普通のメニューの他に
・朝めしセット
・昼めしセット
・満腹セット
とあるのがユニーク。

物は試しで昼飯セットにしたが
後の兄さんは
メニューを渡されもせず「いつもので?」と聞かれて
無言で頷くという圧巻の常連っぷり。
器ギリギリまでスープを並々注ぐ太っ腹。
家系とはちょっと目指すところが違ってそうなスープ。
薄くあっさりなのだけど
まずいわけでなく
ラーメンショップが家系つくってみました。
のような味。
叉焼はご飯を巻くのにちょうどよいサイズで
半熟卵・海苔・デカ叉焼と
まさに白米を頂くにはこれ以上にないほどのトッピング。
卓上には千切り生姜やニンニクの代わりにキクラゲがあったり

家系特有の丼底のザラザラがなかったり
やはり家系をめざしてはいないきがする。
※後ろに並んだ兄さんの「いつもの」は
全部のせ+ネギ叉焼丼+瓶ビールの
超満腹パンパンセットでした笑。

一瞬の風になれ(佐藤多佳子)

2025年01月17日 | よむ

2007年の本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞作。
調べてみたらこの辺りのダブル受賞作って結構多いんだな。
あと直木賞も。
この年になって青春小説を読むのは
いかがなものかと思いつつも
長年放置してきたつけが回ったということにして手に取ってみる。
アクシデント→ドロップアウト→復活という
王道中の王道を踏襲しつつ
目頭を熱くすることなくページをめくることは難しい快作!
2025年現在、3部構成での本屋大賞はこの作品のみ。
サクサク読み飛ばせる作風が受賞することが多い中で
この分厚さは異例中の異例。
ずっしりとした読み応え。
神奈川県央部の高校陸上部が舞台となっており
学年ごとに巻でまとめられているのも読みやすい。
また、「100m走」に対する分析、解説も重厚なものがあり
文字通り「一瞬の風」になるための長きにわたる努力と
10秒間に凝縮された技術や戦略というものは
かく深いものであったかと
感嘆の声をもらしてしまうほど。
がむしゃらに進む1年、成長の2年、
部長として全体をまとめる3年。
第3巻では部長としての成長も描こうとする余り
登場人物が増えてしまい、
その一人一人を掘り下げるのにページを割けなかったのが残念。
その代わり2年次で描かれるガッタガタに大ブレする葛藤と成長は
最高に読みごたえがある。
実際の学生生活もそうだと思うが
2年の後半が一番おもしろい。
身近な神奈川県央部が舞台になっている点も見逃せない。
この本を読んだうえで100m走や400mをリレーをみるのと
単純なかけっことしてみるのとでは
全く違う競技と言い切れるほど雲泥の差がある。
良質な陸上競技ガイドブックとしてもおすすめである。

グルガオン(銀座1丁目)

2025年01月16日 | カレーをいただく

三色カレーを頂く。
ナン、イエローライスに
3種のカレーがついて
ナンもライスも食べ放題で
1200円というのは
立地を考えるとかなりお買い得なのでは。
再開発以降へ移転してしまったダバインディア。
同時にお茶の水にゴンド、
飯田橋にバワンという同系統のレストランがオープンしたようだが
そちらは未開拓。

グルガオンといえばチーズクルチャ!
同行者君にクルチャをすすめつつ
100円でチーズクルチャがやってくるって
かなりお値打ち品だよな・・・。
とこれまたひとりごちる。
グルガオンの真骨頂は
種類豊富なホリデーランチにあるが
平日の辛さの異なる3種のカレーも
どれも素晴らしく
延々と食べ続けたくなる。
マイルドカレーは他の2種と比較して
ボンヤリして感じることが多いが
最後に3種のカレーをまぜて頂くと訪れる至福の時間は
マイルドによる味の深さであり
まさに絶頂と呼ぶに相応しい。