僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

地の国、雪の国(御殿場)

2016年01月31日 | ぶらぶらする

2014年の御嶽山

2015年の箱根山

にわかに火山活動が活発化してきた

火山大国日本。

こりゃいつどうなるかわかりません。

ということでやってきました駒門風穴。

富士山の周囲には

有名な富岳風穴、鳴沢氷穴をはじめ

無数の溶岩窟がポコポコと口を開けている。

その中でも最古の洞窟と言われているのが

ここ富士駒門風穴。

なんと1万年前の噴火でできたものだそうな。

 

火山の神様ということで

木花咲耶姫なんかも祀られている。

富士山から少し離れた

住宅街という立地も異色。

ではさっそくぽっかりと口を開けた

風穴探検にGO!

足場は溶岩丸出しだが

全体的にかなり広いため

歩きづらいということは全くない。

照明もしっかりしており

ビビッて足を早めると

あっという間に行き止まりまで到達。

踵を返すと中央部の蝙蝠桟敷なる広場の右手に

枝穴を発見。

覗き込むと

細い穴の向こうに

広がりがある様子。

よしさっそく行ってみよう!

足元がさざ波のような

細かいうねりで覆い尽くされた広間へ到達。

ここは素晴らしい。

しばらく居着きたくなるほど。

いくつか鍾乳洞をしっている人ならお気付きと思うが

様相が鍾乳洞と全く異なり

鍾乳石も

石筍もなく

ただただゴリッとした溶岩洞窟になっている。

長い年月をかけて構築された神秘性はないが

刹那の爆発でできた

荒々しさもまた

自然の雄大さを感じる。

大広間を過ぎると久しぶりの日の光が見えてくる。

さあ地底の世界に別れを告げて

太陽の棲む世界に戻ろう。

駒門から進路を北へとり

R138を北上

続いてやってきましたのは

世界遺産の一つ

忍野八海。

訪問は約10年ぶりだけど

なんだかかつての神秘性が

やや雑多になった印象。 

もう少し透明で

静かな農村の雰囲気だった気が。

湧水と水草がきれいだな

と眺めていると

人工池も混ざっており

(というか人工池が観光のメイン・・・)

年々観光地化がすすんでいるようす。

とはいえ

雪なし県に住まう身どもとしては

なんといっても一面の雪景色が一番のごちそう。

さらになんといっても驚くべきは

見渡す限りの中国人観光客。

観光バス数台でバーンと乗り付けて

数え切れないほどのチャイニーズが

ひっきりなしに送り込まれてくる。

東京から数時間でこれる気軽さと

ノスタルジックな原風景と富士山が

一度に楽しめるお手軽さが

うけている理由だろうか。

売り子の爺婆もたいしたもので

しっかり中国語フォーマットに対応済み。

そこかしこで

イーガースーバイイェン!

なんて言葉が

あたりまえに飛び交っている。

チャイニーズに姿が消えた時

忍野八海はどうなっているのだろう・・・。


うれしはずかし初原発(御前崎)

2016年01月30日 | ぶらぶらする

2011年3月11日から

脱原発の声があがって久しいが

なんやかんやで

再稼働が既定路線となりつつある原発。

遅ればせながらやって参りましたのは

御前崎浜岡原子力館。

ひろーい駐車場から

新エネルギーホールを抜けると

お待ちかねの原子力館。

まぁホントに

大してみるべきものはないのだけれど

オムニマックスシアターだけはビビった。

球体のスクリーンで

環境映画を鑑賞するだけなのだけれど

スクリーンがでかくて

近くて

もう目のやり場に困るくらい!

演目がもっとよければ再訪してもよいかな。

と思った。

ちなみにホッキョクグマの音楽監督は

世界のサーポールマッカートニー!

その他は

原発の仕組みやら

安全ですよ!

のアピールやら。

この世の中

100%なんて存在しない

ってことだけは100%だ。

帰りは金谷宿の釜めし屋

まどかさんで

アサリ釜めしとトン汁を頂く。

朴訥とした人柄が伝わってくる

ホクホクっぷりで

しばし大井川を越える旅人の気分に浸る。

うまうま。


おとど食堂(葛西)

2016年01月29日 | 麺をいただく

スタミナ丼と肉汁おとど餃子を頂く。

餃子は

パリッとした焼具合は大層好きだけれど

餡がべちゃぁっとして

味がぼんにゃりして

看板とする程でもない気が・・・。

そして本命のスタ丼ときたら

まさかここまでシンプルだとは笑。

具が

キャベツ玉ねぎ焼肉

ってゆう

それをマヨネーズでかき込む

ってゆう。

そりゃまずくはならないだろうけど

なんかずるい笑。

しかもラーメンどんぶりって。

ラーメンは丸源ラーメンそっくりに見えたので

遠慮してしまったが。

ラーメンに乗ってるやつを

まんま

ご飯に移植しちゃってもおいしそうだな。


藤堂(三島)

2016年01月28日 | 麺をいただく

今や

静岡県下ナンバー1とも評される

三島藤堂にて雫塩と巴飯を頂く。

なんというのだろう。

当たり前においしいと言ったら

失礼に当たるだろうか。

塩がうまいのだ。

あまっ!

うまっ!

しおっ!

って感じなのだ。

控えめなニンニクも塩と喧嘩しなくてよい。

巴飯は肉がうまい。

ラーメン用の途は違って

しっかりした味付けで煮込まれてて

ご飯によく合うしぐれ風。

つけ麺の用の割スープを注いで

お茶漬け風にしてもなお旨し!

口が心地よい香りで満たされるため

何も口にしたくなくなる逸品。


鼎泰豊(名古屋)

2016年01月25日 | いろいろいただく

小籠包・カニチャーハンのセット

ちまき

を頂く。

20年ほど前にNYタイムズ紙で

世界10大レストランに選ばれた

台湾の小籠包屋

の日本支店。

ちなに日本支店は高島屋の子会社が運営しており

マンゴープリンで有名な

糖朝

なんかも同社の運営。

小籠包は

看板とするだけあって

肉まん以上に肉まんな

幸せの肉まん。

仄かなカレー臭が食欲を増進させる

食いしん坊なちまき。

フワパラッとした上品な炒飯。

わかめスープですら

アチアチの脂が張られてて

さっぱりしっかりでうまい。

ただ

なんだかもったいないなぁ。

中国茶がスタートから薄くて

あまり美味ではない。

これなら水だけの方が

遥かによい気がする。