僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

太王四神器でカルビにフラれる

2011年01月09日 | 海外をぶらぶらする

この日はソウル郊外の水原(スウォン)を目指す。

宿で無料トーストを頂いた後、

地下鉄1号線でガタゴトと1時間ほど揺られて水原駅。

そこからバスで八達門へ

で、やってきました水原華城。

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顔ともいえる八達門はなんと工事中。

そこで時計回りに城壁を回ることに。

いきなりの急登。

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しかも雪道でツルンツルン。

登りつめて城壁の内側はこんな景色

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城壁の内側を歩く。

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ここも世界遺産。

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西将台。

見晴らしがよく城壁の一番の高台。

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西将台から城壁の内側をながめるとこんな感じ。

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万里の長城のように山を利用した城壁のためかなり高台になる。

ここから北へ下ると見えてくるのが華西門。

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外敵を効率よく防ぐために壁がグルンとしてる。

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ここまでくるとようやく平地。

その先にあるのが長安門。

内側からみるとこんな感じ。

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で、外からはこんな感じ。

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その先の華虹門までくるとようやく城壁も半周。

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ここで城壁観光を終えて昼飯のヨンポカルビを探す。

が、ここで大誤算。

いくら探してもヨンポカルビが見当たらない。

水原はカルビの街と聞いていただけに、

ものすご~く意気消沈して水原駅へスゴスゴ戻る。

はぁマジで悔しい。

華城の中心部から西将台を見上げる。

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水原駅でシッケ(米ジュース)とソーセージを頂きとりあえず我慢!

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行くあてもないので、

とりあえず有名処の南大門へいってみる。

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で、そこいらの食堂でビビンバとかこんな感じで頂く。

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ちなみに韓国では頼まなくてもキムチが100%ついてくる。

しかも色んなキムチがたくさん。

同行君は前日に食べた饅頭がいたくお気に召したようで、

写真右側に饅頭がみえる。

そのほか焼き物や

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水あめをフワフワの飴細工で巻いたようなお菓子なんかを頂き、

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KARAの絵ハガキをかって、

文化センターで無料の伝統衣装試着なんかしてると   

だいぶ暗くなってきた。

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さて、今日の晩飯は

昨日通りがかりに

「何の店かはわからないが絶対旨い!」

と確信のある店に目星をつけておいたので

昨夜同様に鐘路3街の裏通りを目指す。

後で調べてわかったが「牡蠣ポッサム」なる料理の店で

「サメチッ」というそうだ。

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なんといってもメニューが1種類しなかいのに大繁盛してるとこがすばらしい。

料理は「大量のキムチ・トロトロのチャーシュー・生牡蠣・鍋」の4点セット。

繰り返すがメニューは1つしかなく、

大中小からサイズを指定するだけでテーブルにこれがズラッと並ぶのだ。

形容しがたいがバラエティ豊かな味でとりあえずうまかった。

食後はプラッと近場の映画館へ

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ラブコメものなのだが・・・

つ、つまらん。

今まで海外で見た映画の中でだんとつにつまらん・・・。

韓流もぜんぶおもしろいわけではないのね。

映画の後はもちろんチムジルバン。

この日は中心部から龍山という駅まで遠征。

やってきましたドラゴンヒルスパ←龍山にあるだけにそのまんま。

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おおぉ~おしゃれな健康ランドでこれは大満足。

この日もシャカシャカと垢すりをしてもらい、

伝統サウナの汗蒸幕とか多様なサウナを楽しんで、

シッケを飲みながらK-POPをテレビで見る。

1時過ぎなのに若者がたくさんいるし、

なによりすごい明るいリゾート的な雰囲気。

日本より健康ランド文化がなじんでるのね。

日本の健康ランドも韓国人が始めたんかなぁ。

この日は終電も終わってたのでタクシーで帰宅。

翌朝は暗いうちにチェックアウトして大韓航空で帰国。

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うわぁ、焼き肉くいてぇ

2011年01月08日 | 海外をぶらぶらする

ということで即ソウル便をおさえて1週間後にはピュ~ン。

なかなかいい空港じゃないか。

羽田空港国際線。

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深夜便が多いのが特徴。

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いつも通りTシャツにジャンバーの軽装でしゅっぱーつ。

乗務員にその格好じゃムリだよ、韓国なめてんの?激寒だよ?

とか言われたのを何かの冗談だと思っていたら、

まさかの降雪(T。T)

極寒だぜソウル。

目の前の雪の塊を見てるうちに、

冬のソナタの風景を思い出した(TT)

そりゃ寒いわけだよ。

つーか気づけよ、おれ。

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宿は久々のバックパッカー方式で、

プラプラと宿を探して歩き回る。

安国駅からほど近いブッチョンキルの韓屋ゲストハウス群で探す。

2件断られた後、

3件目の北村ゲストハウスに決定。

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いわゆる伝統的な韓屋で四合院方式。

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床は念願のオンドル仕様。

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極寒なのに床暖房一つでしのげるのだから優れ物だぜ、オンドル。

宿も決まったので近場の繁華街「イサンドン」へ繰り出す。

さぁ食らいつくすぜ韓国!

とりあえず一軒目に選んだのは饅頭が有名らしい「チヤボル」

もちろんハングルは読めない。

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適当に頼んで初めて見るチジミの作り方に感心する。

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そして名物らしき巨大饅頭

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うん、うまい。

さらにうどんもうまい。

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もちろんチジミだってうまい。

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ごちそうさまの後はそのまま西へ歩き、

世宗大王銅像までやってきた。

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南側には李舜臣の像なんかもある。

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朝鮮出兵の朝鮮側の将軍として有名ですな。

さらに南に歩くとソウルの中心を流れる清渓川がある。

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この川は高度成長期に地下を流れるヘドロ化したが、

今では蘇った清流として日本でもよくクローズアップされるので

一度見てみたかった。

もちろんこの日はガチガチに凍っていた。

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念願の川を見物した後は来た道を北上して

景福宮の正門「光化門」へやってきた。

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門の前にはコスプレな兄さん方が記念撮影に応じる。

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門をくぐると景福宮

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ハリボテというかなんというか撮影のセットみたいで・・・

大きいだけですごくしょぼい・・・

ここは行くだけ時間のムダっす。

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で、

景福宮の東門から、

古い町並みの小高い丘、ブッチョンキルを抜ける。

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この辺りは静かで落ち着いたお洒落な店と

古くからの伝統家屋が混在し、

とてもすごしやすい。

で、お隣の昌徳宮へ到着。

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いや~、これはすばらしい。

人影は少ないし、

写真だと景福宮と同じに見えるが、

月とスッポン、

一目で本物とわかる程に違う。

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世界遺産なんだそうだ。

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北側の屋根は雪でまっしろ。

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世界遺産の割に人影がない。

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1,600年頃の建造でこのころからオンドルはあったらしい。

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続いて、昌徳宮の南側の宗廟へやってきた。

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ここも世界遺産で、

歴代李氏朝鮮の王族が祀られている。

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廟の前は一面雪野原。

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壁に結われた縄が印象的

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にしても人がいない。

寒空もあって実に閑散としている。

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さてお腹もすいたのでそのまま西に歩きだし、

お目当てのチムジルバンを目指しながら、

焼き肉屋を物色することにする。

とりあえずチムジルバンのある雑居ビルにたどり着き入ってみる。

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するとおあつらえ向きのよいことに

1Fが繁盛する焼き肉屋になっている。

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とりあえず今日の晩飯はここにしよう。

ユッケやカルビやロースやたのんでみたが、

特にユッケは今一つで

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本場韓国焼き肉、初戦は敗退ムード。

気を取り直してエレベーターでB2のチムジルバンへ

温泉マークで実にわかりやすい。

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初めてのチムジルバンでどんなものか期待大だったが、

ようは健康ランドですね。

このチムジルバンはそのなかでもかなり庶民的なようす。

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垢すりも初体験。

正直テレビなんかで見るほど特別でもなく、

風呂場の台の上で、

おっさんにシャカシャカと大根のように洗われた感じだった。

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あったかいオンドルでおやすみなさい。