僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

あなたの人生の物語(テッド・チャン)

2019年08月31日 | よむ

全8編の珠玉の短編からなるSF小説。
いずれも本当に素晴らしい。
突拍子もないSFではなく
本当にそこにあるかのような
極限までリアルな創話。
挨拶代わりの『バビロンの塔』。
本当にこうだったのかも
とさっそくテッドチャンの世界へ引きずり込まれる。
人間のクロックアップに関する『理解』。
人生の追体験であり未体験である
『あなたの人生の物語』。
こちらは映画かもされているので
機会があればぜひ見てみたい。
パソコンの発明とDNAのブラックユーモアのような『72』。
いずれもリアルすぎる!
おもちゃのように存在する世界を描いた『地獄とは神の不在なり』
『顔の美醜について』はこれまた皮肉に満ちた現代社会へのアンチテーゼ。
おもしろい世界観の作家さんだなぁ。

七彩(八丁堀)

2019年08月26日 | 麺をいただく

煮干ラーメン中盛を頂く。
なななななんだこの店は!
オーダーしてから麺をこね始めた・・・。

店内はもはや煮干の香りで充満しつくしてる・・・!
見ているだけで腹ペコなこの風景!
たっぷり三回転は待たされたであろうか・・・。
すげえなぁ。
待ちでいっぱいにふくれた客を横目に
坦々と面を打ち続ける
ていくかこね始める・・・!

うわぁ・・・。
青竹ではないけど
佐野ラーメンみたいな麺!

一口すすれば
日本人なら誰しも同じ声がでるであろう。
あぁぁぁ~・・・
と!
余談ながらメンマがとにかくちっちゃい。
ちっちゃいがうまい!
もちもちの木レベルというか
それ以上だ!!!

杉田家(磯子)

2019年08月24日 | 麺をいただく

ラーメン、ライスを頂く。

家系の本場ここ横浜にあって
実に3本指に数えられる名店中の名店とのこと。
発注時にいろいろ選ぶことが多い家系だけど
発音が悪く何を言っているのかイミフな店員も多い。
たいていの場合
「お好みはありますか?」
ときかれるのだが
これは暗黙の了解として
麺の固さ、味の濃さ、脂の多さについてきかれているので
とりあえず
「普通で」
といっておけばまず間違いは無い。
しかし中には超絶発音の悪い店員もいて
まさにこちらの杉田家さんがそうだったのだが
「お好みありますか?」
「普通で」
とやり過ごしたものの
「ライスは◎×▲%$★~?」
といわれて
わけもわからないまま
「普通で」
と答えてしまう。
店員も無言で納得顔だったため
とりあえず通じたようだとほっと胸をなでおろす。
麺を一度に大量に茹でるため
提供は素晴らしく早い。
茶褐色のスープは
濃い醤油ながら
後味さっぱりで
決してくどくない。
ギラつかず
さっぱりすぎず
さりとてしっかりうまい。
程よく中道をゆく
万人ウケするタイプの家系ではなかろうか。
これは子供にも食べさせてみたくなる。
ライスは
「旨味かけ」とか「はくまい」とかきかれたのかな・・・。
クズチャーシューのせのライスがやってきたが
最後まで正答は不明のままであった。
なお
卓上の緑は
セリかなにかのさっぱり系香草とばかり思ったが

強烈なニンニクだった。
行者ニンニクというらしい。

三丁目のカレー屋さん(八丁堀)

2019年08月22日 | カレーをいただく

焼チーズカレーを頂く。

なんという音響設備・・・笑。
クラシックでも聞きながら頂く欧風カレーか思えば
ハリウッド映画のサントラでも流してるようで
なんとも追われているかのような
スリリングな音楽を聴きながら頂くことに笑。

おおーっ!
甘辛い!
素晴らしくスパイシー!
思いもかけず正統たる欧風カレーなソースにめぐり合えた。
ほどよく重厚なソースを通り越し
シャベルで下層部の米を掘り起こし
ハフハフしながら
伸びまくるチーズと一緒に頂く。
ズシンと響くスパイスとはうらはらに
ライスの量は実に小盛りで
女性客も多いわけだ。
ソースがいいせいか
小盛りライスのくせして
充実感は大盛り。
これはいい店だ。

ビーフアップ(京橋)

2019年08月16日 | いろいろいただく

ジャンボステーキ300gを頂く。
みんな本当にステーキを美味しがって食べているのだろうか・・・。

味付けはなく
卓上の塩、胡椒、ステーキソースのいずれかで頂く。
薄く広い肉で
肉肉しい感じがしないだけに
あごが疲れずに頂ける以外
これといって無い気がする。。。
肉ならやっぱりハンバーグ!