僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

青島純生(中国)

2013年11月30日 | のむ

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中国土産のビールを頂いてみる。

これをくれた中国人はこういった。

「このビール昨日の飲み会であまったやつ、

いらないからもっていかない?」

両手に下げたビニール袋には40本近い缶。

「う~ん、

そんなに大量には持って帰れないよ。

せっかくのビールだし自分では飲まないのかい?」

と訊いたところ

「そんなにうまいもんじゃないよ。」

『水よりはましってレベルだよ。』

との返事。

そんなビールをもらって飲んでみました。

うん、

確かに水よりはまし笑。

そんなビールでした。


サーカスにはビールがあいます。

2013年11月27日 | 海外をぶらぶらする

ここ広州は北京、上海につぐ中国第三の都市ながら

観光資源という意味では圧倒的に少ない。

そんな広州で空いた時間なにしよう。

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ってことで

バカの一つ覚えで一番高いビルに上ろうってことになり

やってきました広州塔。

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広州塔は中国で一番高い建造物で

世界ランクだと

ブルジュハリファ、

スカイツリー、

アラブージュに次ぐ

第4位の高層建造物とのこと。

って入場料が途中階までで4,000円?!

最上階で8,000円?!!!

ないわぁ・・・。

天候も悪いのにあほらしい・・・。

という結論に至り、

外から見上げるにとどめる。

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(ほんとは中国製の塔を上るのにびびったためとの説も)

そこで今度はこれまたバカの一つ覚えで

雨の中、物好きにも公園にやってきた。

目指したのは広州一の広さを誇る越秀公園。

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まぁとにかく広い広い。

しかもけっこう山。
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その高台に明代の城壁が残っており
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城壁の中に広州博物館が建っている。
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しかも建屋は明代に建てられたもので

鎮海楼なる立派な名前までついているのだから驚き。

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がしかし!

建物の中身は全く驚きに値しない!

こんな感じのチンチクリンな埴輪みたいのが

ゴロゴロしてるだけ。
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海のシルクロードだよ~。

のパネル展示。
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城壁の上にはなぜか20世紀の大砲がゴロゴロ。
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いやはや全く意味不明な展示物ばかりであった。

もっとストーリー性や現代へのつながりがみられるかとおもったのに

期待外れで時間の無駄であった。

今度は同じ公園内の

五羊雕像へやってきた。

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戦国~晋の時代に

5人の仙人が5匹の羊に乗って

ここ広州の地へ降り立った。

という伝説があるとかないとか。

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ここで一人の若い人民に話しかけられる。

「おい、おたく日本人か?

えーと・・・

えーと・・・

おれ、サスケしってるぜ!

あと、ルフィもしってるぜ!!」

なにを言い出すのかと思えばアニメの話かよ笑。

しかし本当に思うのです。

領有権だの戦争だの、

そんな話をしたいのは政治家と

マスコミくらいなのです。

一般市民は誰もそんな話したいとは思っていないのです。

おいしいもの食べてアニメの話をして

お互い肩を叩きあって笑っていたいのが

両国市民の本音なのです。

より市民レベルでの交流を深めて相互理解に努め

よりよい関係を築いていきたいものです。

そんなサスケくんと記念写真に興じた後は

公園の向かい側、

西漢南越王墓博物館へ。

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前漢初期の南越国王墓がそのまま博物館になっている

大変貴重な博物館。

ということを帰国後に知ったため

実際の王墓は結局見逃してしまった・・・。

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実に惜しい!

かなり良好な保存状態で偶然見つかったとのことで

王墓からの出土品が
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ザクザクと展示されている。
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死出の旅に出るときに纏った

翡翠の玉衣も展示されている。

装飾品はどれも意匠をこらした一級品ばかり。
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なお、王を葬るにあたり

生き埋めのお供も当然いたようす。

現代の考えからするととてもいたたまれない。

お供の眠った石室を見逃したとなると

これまた悔やんでも悔やみきれない。

特別展示、

「昔の枕展」

なんてのもやってtけど

これは南越国とは関係がない。

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邯鄲の夢枕なんてのがあれば興味深いのだけれど・・・。

広州の地下鉄はどえらい深くにほられている。

京葉線ホームのようだ笑。
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繁華街の北京路に向かうか悩んだ末に

地下鉄3号線に乗り換えて漢渓長隆を目指す。

とちゅうなんだか親しみを覚える名の駅を発見。
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長隆駅で降りた後は

白虎ちゃんに誘われるままに・・・
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じゃじゃーん!

やってきました長隆国際馬戯大劇院!

日本語でいうところの

長隆国際大サーカス。

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厦門のバス停で看板をみてから

脳裏に焼き付いていたが誘惑に負けて

きてしまった。

地下鉄を降りたら、

遊園地・動物園他をめぐる長隆グループ周回バスに乗れば

サーカス場で下してくれる。

チケット売り場はこちらです。

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19:30開演のところ、

どこをどう張り切ったのか

17時に着いてしまったではないか。

しかもお一人様なのに指定席最前列。
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することもないので2時間半を着席して過ごすことに。

テントではないけどけっこう寒い!

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会場の正面席はVIP用でちょと高い。

誰も座ってないけど。

で、

演壇に近いほうは長隆ホテル宿泊者専用。

パフォーマーのかっこいいプロフィール映像を

開演前にモニターで流しており

これを見ているだけでも結構楽しめる。

ちなみにほとんどが非中国人で驚いた。

アジア、北欧、アフリカ、南米、

いろんな国籍・人種が集結している。
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せっかくなのでビールを3本ほど買い込んで

サーカスを酔いに任せて楽しむ方針に決定!

珠江啤酒(パールリバービア)は

いかにも中国国産なうっすーいビール。

前座として観客を巻き込んでのパントマイムが始まる。

長隆グループは徹底した宿泊者優待があるようで

舞台にあがるのはみな宿泊者席からだった。

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心得たもので夢の世界に誘うストーリー性のある開演。

想像と全く異なるスケールの大きさに圧倒される。

馬の曲乗りやら
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サンバダンス
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象さん
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アクロバット
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ぐるぐる観覧車
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飛び込み!
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飛び込みは観客を一番高い台に乗せて

無理やりダイブさせてた!

これは日本ではアリエナイ!

他にも呼吸を忘れるほどの芸当が

これでもかと繰り広げられる。

観客も声をあげてそれに応える。

すばらしいサーカスだった。

そしてグランドフィナーレ。

中国人は余韻という言葉を知らないのか

終わるが早いかあっという間に撤収してしまうのがおもしろい。
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キャッホーイ!

これは本当に楽しかった。

まさか中国でここまでのサーカスを見られるとは!

しかしとんでもない寒波の中ビールを飲んでしまい、

あと5分長かったら漏らしてたな・・・。

ちなみにトリップアドバイザーで見る

広州観光スポットベスト5だが・・・

1.長隆国際大サーカス

2.長隆香江野サファリパーク

3.長隆歓楽世界

4.広州塔

5.長隆ウォーターパーク

と実に5件のうち4件を長隆テーマパークが占めている。

長隆の提供するエンターテイメントがいかに質が高いか

を知ることができると同時に

いかに広州に観光資源が少ないかを伺い知ることができる。

なお、

上記は全て長隆リゾートエリアの中にあり、

長隆ホテルまで完備している。

宿泊者は各テーマパークで優遇されるので

長隆リゾートエリアから一歩もでないで

過ごすのもありかもしれない笑。

帰りはホテルへ直帰せず、

ホテルラウンジで一杯やっていこう。

地下鉄3号線を珠江新城で下車。

スタバとマックが並んでいるのは繁華街の象徴。

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建築中なのに明々と灯りをともす不思議なロビー。
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広州塔は夜のほうがきれいだな。
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少しだけ上海の外灘のよう。

少しだけだけど。
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ここなら最後の夜に間違いないラウンジだろう。

富力君悦大酒店ことグランドハイアット広州。
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ボウモアを頂く。

発音がボウモアでは通じず、

bow-moreじゃないとダメなのね。
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バーでは夜景を楽しみながら

静かにグラスを傾けるつもりが、

大阪大学で教鞭をとった経験があるという

オージーの老夫婦と激しくダンスさせられるはめに。

なんだこりゃ笑。

広州の夜は更けてゆくのでした。


マカオ再び?!

2013年11月26日 | 海外をぶらぶらする

海陵島から車をとばすこと3時間。

マカオとの国境の町、

珠海へやってきた。

昨年珠海の洪北を通過した際は、

旺盛な消費活動に驚いたものだ。

今でも珠海は

マカオで働く人のベッドタウンとして

発展目覚ましいというではないか。

この日仕事から解放されたのは夜遅くなってから。

こうなったらマカオへ越境して一夜で財を築いちゃう?!

などと鼻息荒かったのだが、

今から出てもゲートの時間に間に合わないことが判明。

しかたなく海辺の散歩にとどめることに。

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しかしこの珠海、

マカオ同様にナイトライフも発展しているかと思いきや

意外なことにそうでもない。

真っ暗な海浜公園とトボトボと歩き

たどりついたのは珠海のシンボル

珠海漁女像。

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いやーこれがまたしょぼいのなんのって。
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石造りの像がちょこんと

ほんとにちょこんとある。

それだけ。

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周りには本当になにもなく

夜の海を眺めながら

ホテルラウンジで一杯・・・

などという野望も空しくバスに乗ってホテルへ戻るの図。
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晩秋の海陵島

2013年11月25日 | 海外をぶらぶらする

シーズンオフのリゾート地、

広東省海陵島へやってきた。

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ホテルの中はホントに廃墟のように人気がなく

灯りも落ちている。

しかし部屋は西向きのオーシャンビューで

南シナ海に沈む夕日がとても美しい。

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到着後、さっそくビーチを歩いてみる。
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リゾート開発がなければさびれた漁村だったのだろう。

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日が沈むとさすがに寒くなってきた。

さて本場広州の漁村で本物の海鮮を頂くとしよう。

中国の食事はまず客が素材を選ぶところから始まる。

これはどこでも必ずそう。

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ここで日本人的にはとんでもない具材を発見!

まさかのカブトガニ!

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日本では天然記念物とされるため

国内で食べることはまずありえない。

ところがここ中国をはじめ、

アジア各国では普通に食されているらしい。

しかも味も食感も珍味度も薄く

重宝されることなくなかなかぞんざいな扱いらしい。

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そんな天然記念物カブトガニくんの

調理方法はこちら

『シェフのきまぐれカブトガニスープ 海陵島式』

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今回はスープで頂いちゃいました。

生きた化石と呼ばれるカブトガニくんは

実はカニよりもクモに近く、

出汁だってそんなにでるもんじゃない。

ということでカブトガニくんの風味は

スープの味付けに邪魔されてよくわからず仕舞。

カブトガニくんの頭の部分。
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そしてこれが衝撃の

バケツ de チャーハン!

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これはマジでビビった。

こんなチャーハンがあるだなんて!

このまま日本へ持ち帰りたいくらいだ。

食後に旧市街の砂浜を散歩する。

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真っ暗闇の砂浜は

まるで月面のよう。

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そしてカーネル似のおっさん、

君はなにものだ。
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鼓浪嶼よりお便り申し上げます。

2013年11月24日 | 海外をぶらぶらする

今日は『ピアノ島』ことコロンス島へ個別上陸の日。

張り切って5:30に埠頭へ着いてみる。

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が、チケットブースは6:00からのようすでガラーン。

渡し往復+島内施設5点のセット券を購入して

始発のフェリーで島へ渡る。

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先に言っておきたいが

島内施設の中にはしょぼいのも含まれるので

5点セットは必要ない!

こちらは船から見た厦門本島。

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あまり天気はよさそうじゃないな。

ちなみにフェリーの2階は景色はよいが1元アップ。

あっという間に島側の三田丘埠頭へ到着。

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埠頭の地図は親切に日本語つき!

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まぁすてき。

コロンス島とは福建省アモイ市に浮かぶ南国の島で

19世紀半、南京条約の租界時代から残る各国領事館と

文革時代に隠された大量のピアノ、

それに海上の花園とも例えられる

南国の植物で有名な福建屈指の観光名所。

さぁ、

海上の花園を歩き出そうか。

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とりあえず反時計回りに日光岩を目指そう。

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朝早すぎて誰も歩いていないや。
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おしゃれだなぁ。

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そうそう、

コロンス島は消防車以外車両通行禁止で有名で、

荷物運びはこの人力車で行うんだっけ。

(それもミニカーのような消防車!)

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早々にコロンス名物を目の当たりにして

幸先いいスタートだな。

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っておい!

車走っとるやんけ・・・。

と、とにかく一部の車を除いて走行禁止!

のはず!

とはいえ島なので結構な坂道多し。

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なんとなく澳門とかぶるな。

とりあえず朝飯を食べなければ。

ゆで卵をつまんだものの

腹の足しにはならず、

中華的朝餐のお粥と饅頭を頂く。
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観光地の割には安かった。

朝日だ。

煉瓦に当たると綺麗だな。
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このカーブを曲がると何が見えるのかな。
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なんだろ学校かな。
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消火栓も年期入り。

使われることがないといいなぁ。
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この坂を上るとなにが見えるんだろう。
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なんだか居心地のいい坂道だなぁ。
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とてもきれいな坂の上なのだけど、

三脚でセルフポーズをとるスーツのお一人様男児が

キモすぎてちょとだいなし・・・。
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いずれにしてもこの辺りは

領事館勤めのセレブの住居だったようで

閑散としながらも見どころは多い。
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7:30日光岩入口に到着。

向かい側の山には鳥類園が見える。
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しかも鳥類園に大砲を向ける念の入れっぷり。

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何かの要塞だったのかな。

西側の海岸。

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やっぱり緑が多いや。

日光岩の頂上へはそこそこな階段を上る。

よくもまぁこんなところに階段を通したものだ。
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ようやく見えたぜ、

日光岩の頂上。

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高すぎて目をつむったまま手を引かれる

女児の泣き声をしり目に頂上をつめてみると

絶景かな絶景かな。

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眼下に煙るは租界時代の赤い屋根。

フィレンツェのドゥオモからの景色を思い出す。

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イタリア行ったことないけど笑。

南国の風に吹かれながら

しばしの間、

執筆作業に没頭する。

対岸に見えるは厦門本島のビル群。
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台湾も見えるはずなんだけど

雨も降り始めよくわからなかった。

日光岩の麓に鄭成功記念館なるしょぼい資料館があり

コミコミチケットに含まれていたため見学してみる。
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どうやら明代末期の英雄ということであり、

清(満州民族)に滅ぼされた明(漢民族)の

最後のレジスタンスということと、

南京でコテンパンに清にやられた後、

当時オランダ統治下の台湾に避難し、

玉突き式にオランダ軍を追い落としてしまい

結果的に台湾を中国版図へ編入するきっかけとなったことが

漢民族的に評価されているらしい。

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さらにいうとこの鄭成功さん、

日本と浅からぬ縁で結ばれており、

なんと長崎県平戸生まれの日中ハーフとのこと。

あれまあ。

敬愛する司馬遼太郎の

大盗禅師の題材にもなっているそうなのでさっそく読んでみよう。

なお、繰り返しになるが展示内容はかなりしょぼい。
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日光岩から歩いて5分。

これもコミコミチケットに含まれる

百鳥園へやってきた。
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これは完全にそのまんまバードパーク。

別にコロンス島につくらなくたっていいじゃん!

先週行った上海動物園のほうがよっぽどよかったよ。

コロンス島以外でも普通に見られるものばかりで

三度の飯より鳥が好きなあなた以外にはおすすめできません。

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あー時間を無駄にした。

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日光岩から波止場の逆側に降りてみると、

風光明媚な南国ビーチが広がる。

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当然寒くて入れないのだけれど

監視台があるってことは夏場は海水浴するのかな。
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岩場ではモソモソと水産物をひろう人々。

さすがチャイニーズ。
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トンネルを抜けてピアノ博物館を目指す。
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ピアノ博物館は菽庄花園の中にあって

なかなかわかりにくい。

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中国古典園林名物、

石積み迷路。

ピアノ博物館への道を急ぐ身としてはかなり迷惑。

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しっかり迷って時間をロスする。

ようやくの思いでピアノ博物館へ到着。

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鋼琴でピアノなのですね。

なかは古いピアノがひたすら並べられており、

ウンチクしたものや

知的好奇心を満たすような注釈はあまりなかった。

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なお、内部は撮影禁止となっていたが

なぜか人民はお構いなしに撮りまくり。

フラッシュが光って係員がダメッと叱る

というイタチごっこが延々と繰り広げられる。

観光マナーというものを人民はどうにかしたほうがよい。

とはいえここ何年かの人民を見ていると

劇的な変化を遂げており

変わることは容易いように感じる。

なお、博物館は2棟あるの要注意。

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日光岩ほどでないにせよ、

博物館は高台に位置しており

なかなかの景色。

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博物館から波止場を目指して歩く。

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どうやら北部より南部のほうが見どころは多いようで

きれいに整備された建物が多い。
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もともとは外交官のアパートか
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商人の別宅だったのだろうか。

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全体的にはぼろいマカオって雰囲気。

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裏通りに入ると生活臭が漂う。
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動乱期に公館やアパートに住み着いて今に至るんだろう。

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と勝手に想像する。
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坂も少なく

わかりやすい見どころもおおいせいか

やはり人の出足もこちらが多い。
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似たような洋館ばかりでさすがに飽きてきた。

文革時代なぜこの辺りは無事だったんだろう。
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南だし島だし、

めんどうくさくて手を付けなかったのだろうか。
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歴史的な建造物には

下記のような人民政府のお墨付きが貼られる。
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しかし建築20世紀初ってざっくりすぎる笑。

租界らしく教会もいくつかある。
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3時間ほどざっくり1周。

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同時の往来に思いを馳せる。
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この辺りは横浜赤レンガみたいで
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1世紀前の開港地は

どこも似た雰囲気で賑わったのだろう。

遠くに見えるのが15mもある鄭成功の像。

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海上の花園の二つ名は伊達ではなく

花と緑と洋館を満喫した島歩きでした。
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厦門本島に戻って

昨夜スルーした黄則和ピーナッツ屋へ足を運び

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卵黄とピーナッツスープの甘味を楽しむ。

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ピーナッツ製のホット豆乳ですな!

素朴な淡い甘みのスープでした。

昨日の駅、晋江を本拠とする361で

子供服をお買い上げ。

人民に大人気のブランドらしい。
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趙小姐のパイナップルケーキはおいしかった。
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人民もおしゃれな土産を売るようになったなぁ。

ホント来るたびその変化に驚かされる国だ。

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さてと。

また厦門航空の翼で

エンドレスの旅に出るとしよう。
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