僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

堅忍不抜のゼリーフライ(行田)

2020年07月30日 | ぶらぶらする
うちの事務所の行田出身のやつが言った。
「行田といえばゼリーフライですよ」
((((;゜д ゜))))
ゼゼゼゼリーフライ???!!!
周りに尋ねまわっても
・ゼリーのフライではない笑
・コロッケみたいなもの
・肉屋に売ってる
等ナゾな情報が増えるばかり。。。
なれば百聞に一見は如かず!
とやって参りました
埼玉発祥の地、行田市!
ネットで調べると
こちらのかねつき堂さんが
駄菓子屋チックでよさげ。
それでは件のゼリーフライさんにご登壇頂きましょう!
ドドーン!
早速種明かしですが
ゼリーフライとは
「おからを俵状に丸めて素揚げにしたもの」
とのこと。

ビッチャビチャのソースに浸っているため
基本的にはソースが味の決め手となる。
というかもう
ソースの味しかしねえ笑。
ソースの味しかしない上に
揚げ物なので
実に単調な味わいで
2コはちょと多いかな。
1コずつ誰かとシェアするのがお勧め。
日露戦争時代に大陸から持ち込まれた何か。
が原型となって
小判ににたその形状から「銭フライ」と呼ばれ
いつしか「ゼリーフライ」となったのだとか。
さらにもう一品追加。
「フライ焼そば」
こちらもドシンプルな一品で
焼そばをクレープで包んだ
具のない広島お好み焼き笑。
どうやら行田には
小麦粉とおから以外の材料はないようす笑。
味付けはすべてソースで!
さてさて
小麦粉でお腹が膨れた後は
観光へ。
行田市の観光といえば
のぼうの城で超絶有名な
忍城!
忍城は秀吉の小田原征伐で唯一耐え抜いた
堅城なのだが
残念なことに
当時の遺構はほぼ残っておらず
本丸跡は
行田名物の「足袋博物館」のようになっている。
郷土の誇りの足袋作りなんだろうけど
先ほどのフライの印象が強烈で
行田市民=小麦粉とソースで飢えをしのぎ、
金持ちのためにひたすら足袋を作る。
というイメージがついてしまった・・・。
防衛施設というのは
強固であればあるほど
次の征服者に「無かったこと」にされる傾向にあるよね。
この忍城もまさにそうで
石田三成の水攻めに耐え抜いたあと
江戸時代に入ってからの庁舎としての遺構が
わずかに残るのみ。
最大の見所は
忍城そのものよりも
城から南東に3キロ離れた
さきたま古墳公園にある
こちらの石田堤!
さきたま古墳自体が
みどころ満載で
水攻めの際に三成が本陣をおいたという
この円墳の上に上れば
ぐるっと見渡す限り360度
古墳だらけ!
そして3キロさきに
忍城の三重櫓が!
忍城を囲む30キロ近い石田堤も
忍城そのものも
忍城の戦いの時ほど残っているわけではないけど
三成の見た景色が今も見れるというのは素晴らしく
大変感慨深い。
時間があれば
ばかすか残る前方後円墳や
国宝展示室で
1500年前の豪族に思いをはせたいところ!
もっとPRすれば
観光客がおしよせる
すばらしい観光資源をもっているのに
実にもったいない。
まぁそういったところも含めて
質実剛健な行田市民らしい。

イマノフルーツファクトリー(茅場町)

2020年07月27日 | いろいろいただく
会社の後輩くんにそそのかされて
勝手にやってきた
フルーツサンドブーム。
調べてみると
手ごろなお値段で
近所にフルーツ専門店を発見。
どうやら戦後から3代続く果実店の暖簾を
3兄弟で守っているのだとか。
フルーツサンドを頂く。
これすげえ。
一口で笑みがこぼれちゃう。
正直、生クリームが
にせもの?
て感じではあるけど
フルーツは本物!
これだけのフルーツを
このお値段で頂けるのは
かなりうれしいかも!
マンゴーやらメロンやら
お高いフルーツは当然いいお値段するけど
全部夏のせいにして
片っ端から頂かないと!

天吉(関内)

2020年07月26日 | 揚げものをいただく

サザンオールスターズ、ハラ坊のご実家へ。
付近10メートルには
それとわかるごま油のいい香りが
ふわ〜んと漂う。
名物ともいえる
濱天丼を頂く。

江戸前のように
水分を多く含む
ややペッチャリの仕揚がり。

貝柱と小海老のかき揚げがおいしい。
少し苦味のある甘塩っぱいタレに特徴がある。
このタレとあうひとは
リピーターになるんだろうな。

どんな形にせよ。
「これ」
といえるものがある店は強いな。
その後
港町を散策しながら
横浜駅まで歩いてみる。
旧第一銀行横浜支店。
現在は
ヨコハマ創造都市センターという
イベントスペースになっており
この日は
なんか知らんが音の出る
竹細工のようなものが展示されていた。
横浜市役所。
役所本体と桜木町駅は
空中歩道で連結されており
市役所の利便性としては
全国屈指の便利さ
しかも空中歩道からは
『ザ・ヨコハマ』なこの眺望。
右が市役所。
く、くそでけぇ。。。

空中歩道を通って
国道側へ。
2020年6月27日から
新しく改札ができたようで
桜木町駅=初代横浜駅
を前面に出していくもよう。
で創業当時のSLを展示とな。
かっこいい!
あいかわらず激しい土砂降りと
爽快な晴れ空を繰り返す
本日の空模様。
丁度いい避難路を発見。
おお!
これは東横線が渋谷から桜木町まで
元気に走っていたころの
高架跡じゃないか!
まだあったとは懐かしい!
通るのは就活でパシフィコに行って以来だな。
何年ぶりだろう・・・。
きっとそういうことなんだろう。

青い空に遠く遠くに
ちっぽけな上弦の月が浮かぶ。
今日の横浜の空模様は
本当に忙しい。

こぺる(桜ヶ丘)

2020年07月25日 | いろいろいただく

巷では
空前絶後の
コッペパンブームだそうで。
売れるかどうかは別にして
中に何を挟むかだけなので
専門性を出しつつ
やりたい放題できる
おもしろい一品ではある。
チキン南蛮を頂く。
ものすんごいフンニャリした
コッペパンに
千切りキャベツと
チキン
自家製ソースが挟まる。
パンがふんにゃりしすぎて
食べ応えにかけるのが
ちょとしんどい。
具材のこだわりとか
バラエティは100点なので
もうちょっとパンにも拘って
味の底上げを図ったほうがよい気がする。
これぞコッペパン!
と言われてしまえばそれまでだけど。

シュクリア(藤沢)

2020年07月23日 | カレーをいただく
ハンバーグ目玉カレー3辛を頂く。
コンビニの入店音に迎えられた瞬間にわかる。
あ、ここうまいカレー屋だ!

濃くて甘味のあるこのルーは
日本の宝じゃないかしらん。
隣のおっちゃんは30辛、、、
人気のチキンカツは売り切れ。
ハンバーグは肉の細かい
ファミレスチックなやつでいまひとつだが。
このおいしいルーがまた微妙に少ないのよ!
おいちいおいちいと
ついついルーの比重多目で頂いていると
圧倒的にルーが足りなくなる。
常連さんがご飯少なめといってたのも納得。
常連さんを模倣してごはん少なめとするか
緻密な計算によりピッタリ五分で頂くか
はたまた財力にものを言わせてルーだけお代わりしちまうか。
圧倒的に悩みどころだぜ。
なお30辛を複数耳にしたので
ここでは30が正解なのかもしれん。