早起きして越前丸岡城へ登城。
みなさまご存じ
現存12天守の1つ。
北陸では唯一とのこと。
北陸の寒さに対応するため
石瓦を用いていることで有名。
かつてはしゃちほこも石だった。
早朝に行ったので中には入れないが
周囲を回ったり
登城口までは行けたりするので
十分堪能できる。
場所を移して本日のメインイベント
恐竜博物館へ。
コロナ禍ということで
入館にはチケット+事前予約の2つが必要。
9時の開館と同時に入場し
エスカレーターで一気に最下部まで下ると
そこはもう精巧な復元模型が
所狭しと並ぶ恐竜王国。
実物復元も骨格復元も
すばらしく豊富。
未就学児も小学生も
みな一様にのび太のような目をしている。
ナイトミュージアムのような映画ができる理由がよくわかるくらいに
精巧な復元。
どこまで行っても恐竜の骨。
1フロアあがると
走り回るちびっこと恐竜がよく見える。
映画ジュラシックパークの歴史も
謎に紹介されている。
翼竜・海竜の展示ももちろん興味が尽きないが
一番面白かったのは地球の歴史。
この時代の地球はこうだったのであろう。
という
2億5000万年前の三畳紀
2億年前のジュラ紀
1億5000万年前の白亜紀の
地表のジオラマが興味深い。
大好きなアークテリクスも。
最後に
苔が奇麗だということで
白山平泉寺へやってきた。
先に述べておくが
苔が有名なのであって
建屋等は掘っ立て小屋のようで
特段見るべきものはない。
なお、平泉「寺」という名称ながら
鳥居も拝殿もある
完全な神社仕様。
白山信仰の西側拠点で
ここから白山までの道を
求道者たちはひたすら登ったのだそう。
こちら拝殿。
なにかの間違いでは?
と思うほど威厳も何もない。
平泉寺は明治時代までは天台宗の有力な寺院だったようだが
明治期にはいり神仏希釈のあおりを受け
急激に衰退した様子。
白山信仰は平安時代から始まり
白山を中心として
西側の越前・平泉寺
北側の加賀・白山比咩 神社
南側の美濃・長滝白山神社
の3社を中心として隆盛を誇ったのだそう。
発祥から1300年を経て今は昔。
平泉寺はかつの劉生とともに
苔に覆われて静かに眠っている。
静かに苔を見るのにはいい場所だけど。
寺社仏閣として素敵かといわれると
かなり微妙。