僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

古代要塞、多賀城

2022年07月30日 | ぶらぶらする
古都、多賀城の旅は
塩釜港のすし哲から始まる。

卵込みで12品がズラリ。
鮪は塩釜で生で上がる本マグロなのだそう。
これ!
というものはないけど
いい寿司のセット。
て感じがする。
そして東北の蝦夷がこぞって火をかけた
大和朝廷の楔、
多賀城へ。
人気も色気もない遺跡だが
かなり整備は行き届いている。
南の入り口には
762年の改築記念に彫られたとされる
石碑が残る。
江戸時代から真贋の論議が絶えないが
2022年現在、
本物とされている。
遺跡の中枢部
政庁跡。
目抜き通りの排水設備。
政庁南門跡。
成長だけでも十分広い。
政庁正殿跡。
遺跡は無理やり復元せずに
そのまま保管するに限るよ。
奈良時代に大和朝廷が
北の蝦夷の征服のため
楔として築いた拠点。
兵どもが夢の後
盛者必衰の理を学べばいいんだよ。
と夏草に蒸す
軍事拠点跡地に思う。

まぼ屋(仙台)

2022年07月29日 | いろいろいただく
ほや好きの
ほや好きによる
ほや好きのための
ほや専門店で
ほやづくしを楽しむ!
まずはお通しの
ホヤのビシソワーズ。
お通しすらほや!
続いて早くも名物の登場だ。
ほやほやほや卵。
煮卵の上からホヤをかぶせた
ある意味サイコパスのような
逸品。
なぜ思いつく?!
続きまして
スタンダードのようで
実は変化球。
活ほや刺身。
いままで刺身と思っていただいてホヤは
実はほや酢だったことが判明。
ホヤの実態を知る上でもマストで外せない一品。
まだまだあるぜ!
ホヤのから揚げに
ホヤのアヒージョ。
ほや味噌漬け炙り。
どれもホヤ独特の甘みが食後に残り
好きな人にはたまらない余韻となる。
あのグロテスクな外見のホヤが
ここまでいろんな調理方法に耐えうる
万能食材であることを発見したやつ
まじですげえな。
ただし結論として分かったことは
ほやは水分プルプルの状態が一番うまい!
ということだ。
締めはホヤのペペロンチーノか
ホヤのアイスか
悩んだ結果
そちらは次回に取っておくことにして
三越裏のだし廊ニボへ遠征することに。
平子いわし濃醤油を頂く。
大中小どれも同じお値段。
麺は細麺・太麺選べるということで
細めんを選択。
こういうのが一見さん泣かせというやつで
うちのデフォルトはこちらですが
無料オプションでこちらにも変えられます。
どうしますか?
としてほしい。
「新進気鋭のだし廊さんの新業態」
とのネット記事でも高評価なので
てっきり流行りのセメントスタイルかと思ったら
クリアーなほうの煮干しだしだった。
あっさりながら
だしは深い。
奇麗なスープでいうことなしの反面
個性はなかなか出しにくいカテゴリーになっちゃってるかな。

からしや(葛西)

2022年07月27日 | 麺をいただく

からし麺を頂く。

脂じゃぶじゃぶな脂チャーシューと
香味の焦がしネギのおかげで
なんだかすき焼きを頂いているみたい。
おすすめにある
ラー油、酢、一味を加えると
ガラリと表情をかえる。
優しい顔していられるのもここまでだ。

とばかりにジャンクな姿に変貌し
ニンニクチップと唐辛子で
ゴリゴリな猛プッシュを開始してくる。
これは並盛りでほどよくではなく
満腹中枢をいかれさせながら
大盛の限界値に挑戦し頂くべきものかもしれない。

虎ノ門ジーエス(新宿三丁目)

2022年07月24日 | カレーをいただく

カツとカレー大を頂く。
虎ノ門とあるが
昔の場所を屋号に取り入れているだけで
完全に新橋三丁目にある。
やや緑がかったカレーに
キャベツとカツとがのる。
ピクルスにガリ、キムチ。
さらにはキャベツ用のドレッシングに太陽ソース。

カツ用にはとんかつソース
ヒマラヤピンク岩塩
フランスロレーヌ岩塩
柚子胡椒と
充実の調味料。
カレーは辛味が少なく
いつまでも食べていられそう。

とはいえこちらのお店では
ゆっくり低温で揚げた
甘味のあるカツが主役な気がする。

なお、
メニューが「上」「特上」しかないことから
神田ポンチ軒さんとのつながりが気になるところだが

資本関係はないものの
プロデューサーが同じとのことで
似たようなお品書きで
似たようなものが卓上に並んでいるらしい。