僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

角平(平沼橋)

2020年05月31日 | 揚げものをいただく

カツ丼を頂く。

すげえすげえと聞いてはいたが
これは確かに凄すぎる。
誤解を招いたら申し訳ないが
蕎麦屋がついでにやっている
「セットのカツ丼」ではない。
尋常でなく肉の塊なカツ
コメより肉の方が多いくらいだ。
つゆはさすがに蕎麦っぽく
出汁のきいた純和風。

自分でカツ丼頼んどいて何だが
あまりの厚さに
カツを摘んだ箸を止めて
ため息ひとつ付いてしまうレベル。
おしむらくは米がぺっちゃり。
とにかく肉で腹いっぱいになりたかったらここ!

パンチョ(秋葉原)

2020年05月29日 | 麺をいただく

ナポバーグを頂く。
ほほう。
しあがりで
並が400g
大が500g
とな。
模型で量を示してくれて
実に親切極まりない。

シニア狙いの絶妙に
昭和ショッキングな内装。
やたら油濃くて
腹ぺこ向きなナポリタン。
名古屋仕様とまでいかないまでも
なかなか太めで
マッチョな武骨麺。
具沢山なので
トッピングはなくても
なんら問題ない。
旨味も強いので
チーズもタバスコも
ケチャップさえなくたって
なんら問題ない。
牛乳ではなさそうだけど
酸味がおさえられた
マイルド仕上げの
なんら問題ない
男子のナポリタン。

並木藪蕎麦(浅草)

2020年05月26日 | 麺をいただく
ざるを2枚頂く。
神田・池之端と並び
藪蕎麦御三家といわれるが
誰が呼び始めたのだろう笑。
聞くところによると
神田藪の3男が1913年に開いたのが並木藪、
並木藪の次男が1954年に開いたのが池之端らしい。
それで親子三代で御三家を名乗るというのは
ちょとずるい笑。
こちらの名物は麺そのものよりも
むしろ
美味しんぼで
「日本一辛い蕎麦つゆ」
と評されたそのつゆにある。
ちゃちゃっ蕎麦を片付けて
木で覆われた特製きゅうすに入った蕎麦湯で
残りのつゆを割って
思う存分
気の済むまでしょっぱいつゆを堪能する。
うまし。
普段は人の頭しか見えない
浅草雷門も
今はこの通り。
本気で人がいない。
外国人も日本人もいない。
混んでるころは
人出が減ってほしいと願ったものだが
こうも減ってしまうと
経済的に不安になってくる・・・。
人出のないこの隙に
せめて有名店を堪能して
豆鉄砲ながら
援護射撃しよう。

にし邑(東銀座)

2020年05月22日 | 揚げものをいただく

上ロースかつを頂く。
カウンターのみの古い作り。
爺ちゃんがあげて婆ちゃんが運ぶ。

ほんとはヒレ派なんだけど
一見で特にお勧めのない場合は
ロースでいくことにしている。
こんなご時世なのに
来店はひっきりなし。
低音であげてるのか
パチパチジュワーという音は皆無。
の割に上げ色はしっかりしている。

ブリンブリンで脂身たっぷり
ピンクにあげられた肉。
ソースもいいけど
付け合わせの塩で頂くと
なお旨し。
特筆すべきはその豚汁。
表層が酒粕でうめつくされ
弁慶の背脂ラーメンのよう笑。

恵み屋(京橋)

2020年05月21日 | 麺をいただく

恵み蕎麦並を頂く。
10割だそうだ。

このクオリティの
この量を
この価格で頂けるなら
そりゃあ繁盛するわ!
立ち食いだけど、風味高い蕎麦がいただける。
10割蕎麦、ダッタン、更科、田舎と
麺が選べるのがすばらしい。
女将さんが客を覚えており、
入るなり
いつものあれね!
って感じで
細かいアレンジの発注が通ってしまうのは
さらにすんばらしい。
昼飯どうしようで迷ったときに
ついついたどり着いてしまう。
そんなお店。