僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

深山うどん(桶川)

2025年01月29日 | 麺をいただく

肉なす汁うどん大盛を頂く。
小麦よりも塩気の強い
ゴリゴリの武蔵野うどん。

乱切りにされた茄子がごろごろし
豚バラと豚油、
これまた濃い目のおつゆで頂く。

輪切りにされたネギもゴロゴロ。
具材がとんでもなくデカい!
うどんの500gなんてとんでもなくへっちゃら。
お値段も1000円未満で
このボリュームはお値打ちと思う。

とはいえこの物価高。
いつまでこのお値段で楽しめることやら。
おまけの一反木綿うどん笑。

鴨南ばん(矢向)

2025年01月28日 | 麺をいただく

鴨南せいろ大盛を頂く。

屋号もイチオシも鴨南蛮かいっ笑。
鴨肉たっぷりの鴨南蛮。
柚子が強くて
鴨脂と柚子の香りがとてつもない勢いで
備考をくすぐりにやってくる。

つい先日見てしまった
パラダイスロストこと失楽園にでてくる
失楽園鍋を思い出す。
内容はしょうもなかったが
この鍋を売り出すために書かれたのではないかと思うほど
強烈なインパクトを残す。
うーん、
失楽園の鴨とクレソンの鍋よりも
鴨がねぎしょってやってくる
鴨南蛮に三つ葉を添えた方が
はるかにうまいのではないかと思う。

お出汁もしっかりして鴨肉もたっぷり。
やや血抜きが弱めに感じたのは気のせいかしら。
元気のよい奥様の接客が素晴らしく
鴨と柚子の香りをまとい
背中を押されるようにして
すっかり暖まった体で
暖簾を後にする。


貝がら屋(町田)

2025年01月25日 | 麺をいただく

牡蠣らーめんと貝メシを頂く。

行列ができたりできなかったりしてる
ぼちぼな繁盛店。
このあたりは味噌ラーメンのおやじや
とら食堂出身のいちばんなど
人気店がしのぎを削る激戦区。
スープがむちゃくちゃ牡蠣!

モスグリーンな半固形スープは
沼にはるアオミドロを彷彿とさせるが
ずーっとのんでいられるレベル。
いろんなものにかけて牡蠣味に変えてしまう
牡蠣ソースとして使いたいくらい。
味変のレモン汁はせっかくな牡蠣が薄まってしまうので
回避した方が◎。
どうしてもという方は
レンゲの上でためすとよいでしょう。
スープの上のチャーシューと海苔も
貝メシを巻いて一緒に頂くと良いでしょう。
とにかくこのラーメンはスープが主役です!

牡蠣の出汁と醤油で炊いて
ベビーホタテをのせた貝メシは
ラーメンのスープにぶち込んでお茶漬けスタイルで頂くと

牡蠣の旨みが加わって
はるかにうまくなる。
惜しむらくは牡蠣トッピングがあれば
100点が120点になったのに。
肉はいらんから牡蠣を載せてくれ!
実に惜しい。

どんとこい家(和田町)

2025年01月18日 | 麺をいただく

昼めしセットを頂く。
朝4時オープンという
とんでもなく働き者のラーメン屋。

土曜の朝8時というのにしっかり行列もできている。
7名がけのL字カウンターのみの
こじんまりとした店舗。
並んでいる間にメニューを渡されるが
普通のメニューの他に
・朝めしセット
・昼めしセット
・満腹セット
とあるのがユニーク。

物は試しで昼飯セットにしたが
後の兄さんは
メニューを渡されもせず「いつもので?」と聞かれて
無言で頷くという圧巻の常連っぷり。
器ギリギリまでスープを並々注ぐ太っ腹。
家系とはちょっと目指すところが違ってそうなスープ。
薄くあっさりなのだけど
まずいわけでなく
ラーメンショップが家系つくってみました。
のような味。
叉焼はご飯を巻くのにちょうどよいサイズで
半熟卵・海苔・デカ叉焼と
まさに白米を頂くにはこれ以上にないほどのトッピング。
卓上には千切り生姜やニンニクの代わりにキクラゲがあったり

家系特有の丼底のザラザラがなかったり
やはり家系をめざしてはいないきがする。
※後ろに並んだ兄さんの「いつもの」は
全部のせ+ネギ叉焼丼+瓶ビールの
超満腹パンパンセットでした笑。

一番いちばん(町田)

2025年01月12日 | 麺をいただく

特中華そば手打ちを頂く。
11時半到着で20人のオープン待ち。

入店は12時半、
着丼は13時と
今年一番の寒気の中
なかなか厳しいコンディション。
あの福島白河とら食堂で修業した
都内白河ラーメンの草分けとのこと。
キッチンを中心に弧を描くように
9席のカウンターが配置される。
箸すらまともに持てないような寒さ。

まずは丼で両手をしっかり温めて
スープで体を温める。
獣臭強めで強烈に旨い
濃厚生醤油スープと
小麦味の強い手打ち麺が特徴。
鶏叉焼と直前に鉄板で炙った叉焼、
どでかい生ハムのような叉焼。
超半熟な味玉と雲吞が入る。
何といってもスープの個性が十分強いのに
このスープに負けない手打ちビロビロ麺がすごい。
満足度高し!