僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

石橋(静岡)

2016年08月30日 | うなぎをいただく

何年かに一度

必ず食べたくなる

静岡石橋のうなぎ。

なんでやねんと思うが

暖簾が内向き。

こちらのうなぎメニューは一品しかない。

「一本焼うなぎ定食」

 はいそれがこちら。

頭がテーブルにお辞儀してたりして

扱いは正直ざつ。

外側パリッと

なかふんわりジューシーに。

うなぎ界の銀だこと呼んでやろう。

静岡県民好みのこってり甘辛タレと

蒸さない鰻のこってり脂が

ツヤッツヤに混ざり合い

白米を食らう箸がどうにもとまらない。

何はなくとも

まるっと一本の素焼きで出てくるさまは

何はなくとも強烈インパクトで

一見の価値ありであろう。

なお、頭も美味しく頂けそうなくらいこんがり焼けて出てくるが

ぜひお試しあれ。

決してお勧めしないけれど。


山彦(浜松)

2016年08月25日 | 麺をいただく

浜松のつけ麺屋さん。

つけ麺しょうゆを頂く。

麺は開花楼とのこと。

ちぢれ太麺に

Wスープ。

これぞというべきかなんというべきか。

まさに

ザつけ麺といった

スタンダードっぷり。

チャーシューへのおこだわりはなかなかのもので

一枚一枚きっちりカリッと

フライパンで焼き上げてくれる。

つけ麺への愛情が感じられる丁寧な仕事ぶりで

割スープならぬ

つけあと雑炊、肉雑炊など

興味は尽きない。

 


池めん(藤枝)

2016年08月24日 | 麺をいただく

台湾まぜそばを頂く。

名古屋はなびで本場のまぜそばを修行してきたとのこと。

いいじゃないいいじゃない!

まずはライス食べ放題!

漬物もキムチも食べ放題!

いいじゃない!

テーブルのにぼし酢&昆布酢をかけても!

いいなじゃない!

キッチンの上の大量の卵の黄身!

いいじゃない笑!

だただたひたっすらにジャンクだわ。

混ぜて混ぜて混ぜて

熱いうちにワシワシとかき込めば・・・

余は満足じゃ!

まさに旨みの塊。

思い出すだけで唾液腺崩壊の一杯。


ガヴィアル(神保町)

2016年08月21日 | カレーをいただく

神田からの移転後に来るのは

2回目だなぁ。

ビーフカレーを頂く。

ソースポッドに注がれたルー。

添えつけのボイルポテト&バター。

ゴーダチーズをふりかけたバターライス。

初めて頂いた時と同じく

衝撃的な

甘さと辛さの波状攻撃。

それでいて完全に上品なのは

創業以来足し続けられたソースの深みのなせる業。

贅沢というより他がない。

今なお欧州カレーの最高峰だなぁ。

まさに至福の一時。


約束の海(山崎豊子)

2016年08月14日 | よむ

2013年夏に他界した作家

山崎豊子の絶筆作品。

みた瞬間に購入を決断。

というより母親が買ってくれました。

ありがとう。

「なだしお事件」「真珠湾特殊潜水艇攻撃」

をベースとしながら

現代とWWⅡを行き来しつつ物語は進む。

ここからの展開については

残されたプロットから推察するより他はないが

読みたかったなぁ、続編。

手塚治虫のネオファウストもそうだけど

ずるいよ。

絶筆って。

余談ながら帯に

「山崎豊子版戦争と平和」とあるが

それはちょと違うのでは笑。