手打ラーメンを頂く。
まぁ、
町場の何の変哲もないラーメン屋の類なのだが、
手打ラーメンは旨い。
通常のラーメンは頼んではならん。
静岡駅の北方にある古そうな神社でチビコの七五三。
地元でもないし、
なんだか大きい神社を選んでしまうあたりが
とても小市民。
拝殿がとてもでかいのだが、
直前に手水があるなんとも不思議な造りのため、
拝殿のみの写真をとるのは非常に困難。
まいっか、チビコも楽しそうだし。
飛行機が飛ぶんだか飛ばないんだかという荒天の中、
古巣九州を右往左往してまいりました。
スタートは鹿児島空港から車で30分ほどの
霧島温泉峡の硫黄谷温泉。
その名の通り硫黄臭がきついこちらの温泉、
与謝野夫妻や龍馬が滞在したのが売りらしい。
露天風呂も完備。
なお、
混浴スペースもあるが、
一般男子が想像するようなことは一切ないのも
混浴風呂のお約束。
晩飯は天文館の小銀太で
いかにもご当地な素麺ぽい麺の鹿児島ラーメンを
おいしく頂く。
翌日は薩摩半島の南端、
開聞岳へ。
えらい強風で鹿児島なのに寒い。
いつか登ってやろうと10年くらい思っているのだか、
今回も麓をうろちょろしただけでお預け。
けど年々近づいてはいるな笑。
晩飯は枕崎の愛助堂でかつおラーメンなるものを頂く。
何かを入れ忘れたような極限まで薄味のラーメン。
あ、
そもそもかつおがあまり好きじゃないんだった。
翌日も天気がよく、
錦江湾越しの桜島がきれい。
昼飯は鹿児島中央駅で黒豚ハンバーグを頂く。
店内を野球選手のサインが埋め尽くすが
ハンバーグがおそろしくちっちゃい!
味もう~ん。
やっぱしハンバーグは素材より腕がものをいう世界だな。
ここから念願の九州新幹線にのって
新鳥栖までビューン。
かっこいー。
座席は西側に陣取ったものの、
鹿児島~八代はトンネルだらけでまったく展望が得られず。
八代~熊本は島原湾越しに冠雪の雲仙がきれいだった。
さらに特急を乗り継ぎ、
有田駅で下車、
3セクの松浦鉄道に乗り換えて松浦へ。
別に古い車両ではないのだがシブいねぇ。
松浦ではコノワタとご当地の誇る旬サバを頂く。
右の黄色いのがコノワタなのだが、
これがびっくりするほど高級食材。
牛乳キャップの上にペトッとのせたくらいでなんと900円。
目を閉じると、
絶妙なエグ味が咥内にひろがって、
たまらん旨さ。
あまりに高級すぎてゆっくりゆっくり
チビチビと頂く。
左の銀色に輝くのが松浦の誇る旬サバなのだが、
醤油につけるとジュワッと脂が広がってこれまたたまらん。
柚子胡椒で頂くと脂がキリッとしまって抜群の旨さ。
翌日は3時起床でもろもろやってから佐世保へ。
ここまで長崎県北部をほぼ一周し、
2日がかりで松浦鉄道を走破したことになる。
さて、28年ぶりの佐世保ですが、
佐世保とくれば佐世保バーガー。
便利なもので駅前にテイクアウト専門という用意のよさ。
でログキットさんへ来店。
ほんとはデフォルトのUSバーガーを食べたかったのだが、
観光客のあしらいに小慣れた店員の押しに流されて
一番デラックスなスペシャルバーガーを頂く。
予想通りというかなんというか
スペシャルな具が入りすぎて
なんの味だかわかんなくなってる笑
ご当地ものってことで全然ありとしても、
東京の高級バーガー店の方が数倍うまいかな。
ま、
その割には何枚も写真撮っちゃったけど。
なお、
義従弟によると一押しは「ヒカリ」という店とのこと。
今度ごちそうしてもらわねば。
翌日は
西海パールシーの「九十九島かき食うカキ祭り」に電撃参戦。
焼く→食う→旨い!
をひたすら繰り返す。
時折現れる深さのある貝殻にはスープがしこたま溜まっており、
この偶然の出会いに心躍らせながら
しばし時間を忘れて牡蠣焼きに没頭する。
義従弟くんごちそうさま!
お土産はなんといっても一○香の茂木びわゼリー。
今なお日本一の土産品だと思うなぁ。
肉そばを頂く
とにもかくにも
「是れはうまい!関東風 肉そば」
という非常に目を引き付ける看板につきる。
普通の立ち食いそばにテロ~ンとした豚バラ1枚をのっけて
天かすをぶっかけたものなのだが
けっこう値が張る。
肉そばの内容以前にこの看板一枚で「勝負あった」
な一軒
うな重特上を頂く。
なにを隠そう、
一年前東京を離れる際
唯一心残りだったのが
ここ、神楽坂石ばしでうなぎを食すことだった。
久しぶりの神楽坂にビクビクしながら暖簾をくぐる。
民家そのままな造りが心温かくもあるが
財布の中身を確かめたくもなる。
注文してから悠に40~50分は待つことになるので
山本一力の江戸ぶらり本や
石ばしの鰻へのこだわりなんぞを読みながら時間をつぶす。
この待ち時間を楽しむのが鰻屋なのだなぁ。
ふんわりねっとりで
こりゃ旨い。