ナポリタンを頂く。
看板メニュー、オムライスの名脇役として
ここむさしやで不動の地位を築くナポリタン。
それをメインで頂いちゃうという
まことに贅沢な試み。
スタンダードなナポリタンではあるが
苦手な酸味が抑えられ
ややマイルドな仕上がりになっているのが好み。
マイルドを通り越して
もはやあま～い！
付け合わせはスープじゃなくて
お味噌汁というのも気が利いていて
実によろしい。
レギュラーの細麺と焼きすきごはん大盛を頂く。
カレーのようなラーメン。
辛いわけでなく得体の知れない
未知なるスパイス。
太麺がおすすめらしいが
細麺でも十分美味しく頂ける。
特筆すべきは卓上の無料トッピング制度。
これが革新的なほどに魅力的。
生卵、山本屋ののり、ニラ、ニンベンのかつお粉。
初見の来店が多いようで
店員に言われるがまま
シュープリーム（いわば全部入り）ラーメンと
焼きすきごはんを発注する声が飛び交う。
全員なにがしかで1000円を超える発注となり
店としてはトッピングを無料化したところで
痛くも痒くもないはずだ。
食券ではぜったいこうはならなかったはず。
手売りと得体の知れない期待感があってこそのなせる技だ。
ラーメン半チャーハンセットを頂く。
煮干しの香りが強い。
というか燕三条系で中太麺は初めてだな。
今までビロビロ麺だったもの。
岩海苔入りも初めてだ。
薄いバラチャーシューが
辛めのスープとよく合う。
関東に初めて燕三条系を持ち込んだ店なんだそうな。
１０年以上前にいったことあるかな。
油が厚くひいてあり
ずっと熱々。
後半器の底に沈む柚子皮と遭遇。
味変にびっくり。
ぴかぴかのサジはご当地産だろうか。
こちらも油たっぷり
卵たっぷりなチャーハン。
うまい中華屋のチャーハンと比肩する。