12月 22日

2021-12-22 05:58:23 | Weblog
                     冬至・冬至湯・柚子湯・冬至南瓜・一陽来復


          一陽来復とは中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が
          甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」と
          いって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日です
           ( 知識はネットからお借りしました )



     猪肉を煮る味噌焦げて冬至なり       細見綾子 


     子は遠し妻と二人の冬至粥         栗田やすし


     職退くと決めて柚子湯に身を沈む      国枝隆生


     みどり子に冬至南瓜をつぶしやる      小島千鶴


     病む膝に柚子を寄せたり冬至風呂      石原進子


     天も地も染めて冬至の夕日落つ       武田稜子


     大南瓜かかへて来たり冬至寺        都筑恭子


     柚子風呂の柚子見つめをり片思ひ      荒川秀之


     影つれて信号待てり冬至の日        牧 啓子


     吹き吹きてひと日遅れの冬至粥       山たけし


     柚子風呂の柚子手で掬ひ匂ひかぐ      太田滋子


     仏間まで日射し届けり冬至晴        田畑 龍



          



     風雲の少しく遊ぶ冬至かな         石田波郷


     冬至粥ふつふつ煮えて帰り待つ       渡辺 竹子


     柚子湯出て慈母観音のごとく立つ      上田五千石


     夕月の欅をのぼる冬至かな         角川春樹


     年長者の額に日当たる冬至句座       寺井谷子


     本送る底荷の冬至南瓜かな         黒田杏子


     どうらんの堅さ冬至の楽屋かな       小沢昭一



          

          



     一陽来復長湯を妻にのぞかるる       山口いさを


     一陽来復キューピー人形手をひろげ     村山古郷


     縁談をかさね一陽来復の柱かな       田中花楠




          

           ☆  すべての規制が緩和されつつあります、ひきつつづき油断せず手洗い、うがい、
             マスクの着用を。
 
コメント (2)
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