KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

海外のレリーフキットを作る

2024-12-31 21:39:18 | Railway&RailwayModels

2024年最後のはなしは、前回の予告通り、

こちらの製作記を少し書きます。製品を改めてご紹介しますと、METCURFEの「Low Relief Timber Framed Shop Fronts」というもので、もちろんNゲージのサイズです。「Relief」と言う言葉のとおり、建物の背面に板屋写真などを貼り付け、背景の一部のように表現できるようになっていた。そのため建物全体ではなく、前面の一部分を作る仕様になっている。日本のキットではなかなかお目にかかれないかなと思う。

さて、封筒状の製品を開けると、中身はこんな感じ。

A4に近いサイズのカードキットと、ベースとなる厚紙、窓が印刷されたプラシートなどが入っていた。


説明書は、当然ながら全部英語。英和辞典(!)やPCで分からない単語を調べれば読めるレベルですけど、写真が分かりやすかったので、これにおおよそ従って組立を一つずつ進めていく。メーカからも組立に関する動画がY○utub○でアップされていたのを事前に見たので、それも参考になるかと思う。

で、前回「楽しくて仕方ない」と言ったところについて。
カードからパーツを切り離して組立を進めると、部品を折り曲げたときにできる紙の白い部分が目立ってしまうので、これを周囲の色(茶色、グレー他)に合わせるように絵の具で調色、着色していく。

最初は壁面のエッジ部分が目立つので、そこだけ着色していったのだが、作っていくうちに、ここも白い部分が、ここも白が・・・と目についたところをモグラたたきの様に対処していくのが、だんだん楽しくなってきた。

この辺り、説明書や先の動画では、パーツを最初から全部切り離し、別の場所のどこか1カ所に纏めておくことと、先のエッジ部分の塗装も組立て前にするようにとの指示になっていた(他のキットはどうなのだろうか?)が、そんなことすると、自分は確実にパーツを無くしてしまうので
1手順ずつパーツを切り離し、エッジを処理して、ボンドで接着・・・という作業にならざるを得なかった。この辺は人それぞれであろうが。

あとは、パーツを切り離す時も、日本のペーパーキットのように手で押せば分離(?)できる、というわけではなく、一部のパーツは必ず1カ所以上、カッターで刃を入れないと分離出来ないようにもなっており、

その箇所には「Cut」の文字と矢印が印刷されていた。

・・・と、こんな風に、これまで作ってきたペーパー建物キットとの違いを意識しつつ、1日で完成までこぎ着けた。とりあえず、製作中のジオラマに置いてみて終了。

ということで、今年のブログは以上です。皆様、よいお年を。

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年末年始はコツコツと

2024-12-30 23:44:59 | Railway&RailwayModels

ここ1~2ヶ月の間、模型関係の出費が過去半端ないことに気付き、昨日まで反省モード(!?)だったKouChanです。

何を買ったかというと、まず車両はGMの完成品や、マイクロエースの中古品。

それと、海外(おもに英国)のストラクチャーや車両。

いずれも3ヶ月~半月前までに予約をしていたものだが、なぜかここ1週間の間に全部入荷、発売したとかで、引き取らないとヤバい状況だったので、この短期間での大量出費となってしまったわけで。
まぁ、これだけあれば年末年始どころか当分の間は、これらで遊んでも遊びきれないので、もう後悔なんてしない(つもりだ)ぜ。
今年はいつもくる姪っ子一家の、上の子がいよいよ高校受験だというので遊びには来ないので、初詣や既に決まっている予定を除いて、静かにコツコツと作業できそう・・・かな?

そもそものきっかけは、こちらBachmann製の「機関車トーマス」とその仲間たちを買ったことが、すべての始まり。

ちなみに、昔発売していたトミックスのトーマス(左)と比較すると、こんなに小さいし、顔がCGアニメタイプにより近くなっている。

これに似合う風景(ジオラマ)を作りたいなと思い始めたことが、数年ぶりに海外(英国)の鉄道模型への興味が復活したことにつながり、そうと決まればと、都内の英国鉄道模型専門店で注文をして、その結果が冒頭の模型大量購入となった。

PECOのストラクチャーやGRAHAM FARISHの客車等、いろいろと買ったのだが、今回はこの中から、これを作ってみようと思う。


イギリスのMETCALFE(メトカーフ)製の「Low Relief Timber Framed Shop Fronts」という建物のカードキットというが、日本でいうペーパークラフトキットのようなもので、平たくいえば山小屋風の店舗が大小併せて2棟入っている。

今日、早速作って完成させたのだが、


これを作るのがあまりに楽しかったので、次回以降、この製作記を書こうかなと。

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流行り病にくれぐれもご注意を・・・

2024-12-21 22:40:54 | 健康・病気

今年、新型コロナとインフルエンザに両方罹ってしまったKouChanです。今回はちょっとだけその経緯を書きます。

新型コロナは当然人生初のことで、今から3ヶ月くらい前に発症したのだが、いきなりの高熱と、投薬後、熱が下がった後も、味覚、嗅覚の違和感がしばらく拭えなかったな。

そして、先日仕事中に寒気が止まらず、たまらず仕事を切り上げて病院で診察して貰ったところ、今はやりのインフルエンザに感染していたことが判明。その後2日間仕事を休むことに。

今、ニュースでは感染者が急増し薬の不足が報じられているようだが、ぼくの場合は無事に貰うことが出来た。おかげで今は熱も下がり、喉の違和感はまだ残っているが、それ以外は以前の状態に戻った感じ。

ただし、初動での病院への診察予約は、夕方近かったこともあるが、行きつけの病院2軒がすでに外来予約を締め切ってしまい、3軒目でようやく空いている病院を見つけ出したので、もしここで診察を受けられず、そのまま帰宅していたら、もっと重くなっていた可能性もあるわけで、間一髪だったのかもしれない。

いずれも場合も、本当に大事な時期の直前での発症だったので、周りの方々に迷惑をかけてしまったこともあり、今までなかなか書けずにいました。

そしてこれからさらに忙しくなる年末年始を控え、自戒も込めて、皆様も体調にはくれぐれも気を付けて、無理はせず、手洗いうがい、手指の消毒を忘れず、暖かくして早く寝るようにしましょう。

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川崎のトロリーバスのはなし

2024-12-14 21:16:49 | Railway&RailwayModels

前回の更新以降、忙しくなったのでなかなか記事が書けていませんでした(_ _;

数日前、とある乗り物系ニュースで、川崎に保存されているトロリーバスのことが紹介されていて、さよなら、らしいとのことなので、


今日、見に行ってきました。


バスの周囲には、工事用のフェンスがされていました。


正面に、川崎市の市章と、「ありがとうトロリーバス 1968-2024」のヘッドマーク。冒頭のニュース記事によると、地元町内会の人が作ったものらしい。窓ガラスは、保護のためなのか割れてしまったのか、板が張られている。

 実はこの場所すぐ近くに、今はもうその面影はないですが、両親が勤めていた会社があり、幼い頃、両親に連れられてこのバスを見た記憶がある。当然そのときは、これがかつて川崎市内を走っていたトロリーバスだということも、非常に珍しい存在だということも知らなかった(それらを知ったのは、当然大人になって何年も経ってから)。
小さな公園の砂場にバスが留め置かれ、屋根が取り付けられていたので、全貌がなかなか見えない状況だったが、今回その屋根が取り払われ、ようやく初めて、このバスの全体像が明らかになったようだ。

バスの後部に、ポールを収納した台らしきものが見える。


バスの窓には、当時の写真が飾られていた。

帰宅後、これらの写真を母に見せたところ、面白い話を聞けたので、簡単に紹介する。

 今から50数年前の母は、先に書いた会社の内定を貰って就職し、近くの社員寮に入っていたそうだが、その頃、このバスの中で、寮生によるお茶会や生け花教室をやっていたというのだ。そうするとこのバスは、公園での保存の傍ら、公民館の施設として使われていたのかもしれない。その数年後に父と結婚し、ぼくや弟が生まれたわけだから、人生何が起きるか、そして何が聞けるか分からない。


ニュースを見てか、駅からも離れた静かな住宅街に、自分を含めた、これだけの訪問者が来れば、地元の人もなんだこれはと思っていたに違いない(うるさくしててごめんなさい・・・)。

その後、高津駅まで歩いてきた。
かつてこの高架駅の下に、

玉電(ペコちゃん)がいたことを。


最後に今回、最近出てきた、昔の写真がを小さく載せた。当時のぼく(小学校2~3年生頃)と弟(未就学児)。

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