歯のクリーニングとメンテについて思う事

寒いですね。

本当に寒いです。

去年もこんなに寒かったかなぁ。

歳を重ねて
寒さが堪えるようになっただけかもしれません。

さて、毎年年末になりますと
歯のクリーニングを希望される方の割合が多くなります。

山の手デンタルでは
歯の治療も
歯のクリーニングも
歯のメンテナンスも
全て私が行います。

ですから
自分で治療した歯が、半年経って
どのように変化して行ったのか
超音波スケーラーで歯石やニコチンを
取りながら観察出来ます。

コレが結構、楽しいんです。

自分が治療した歯で
何を食べていたんだろう？
どんな時間帯に食べていたんだろう？
お酒とかお菓子とか
この口腔内にどれだけの物が
咀嚼され
そして食道へ流れて行ったんだろう？

いろいろと想像しながら
歯についた汚れを落としていきます。



さて、クリーニングと、メンテナンス。
何が違うんでしょう？

同じ事をしているようでいて
目的は異なります。

クリーニングとは
「茶渋やヤニを取り除くこと。」
ただそれだけ。
汚れが落ちてお仕舞いです。

メンテナンスとは
「治療の終わった歯が時間の経過と共に
劣化していないかを確認すること。」
メンテナンスするためには
歯の表に付着した汚れを取りますから
結局クリーニングもします。

ですから
クリーニングが20分で終わっても
メンテナンスは、もう少し時間が掛かります。

PMTCという言葉をご存知ですか？
メンテナンスの最終段階ですが
ここにたどり着く方は
とても少ないんです。

次回はこの辺りの話を書きます。