Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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さて次の制作ですね

2012-05-25 19:44:04 | Heinkelキャビンクルーザー
先日新しいカテゴリーを追加した事にお気づきの方は少ないかもしれませんね。
そのカテゴリーは1933年のBiuebirdですが他にも制作途中になっていたにもかかわらずまだカテゴリーを追加していなかった物が有りましたね。
本日追加したカテゴリーはその作品でしてHeinkelキャビンクルーザーと言います。
キャビンクルーザーの部分がカタカナなのは文字数が20文字以内でしてどうしても途中で切れてしまうからです、ちょっと格好が良くないですが悪しからずご了承下さい。
ブルーバードの方はご依頼者の方に本日最終確認をさせて頂きました続行という事ですので少し調査をしてから制作開始という事になります。
まずは先行してHeinkelの方を進めさせて頂きます。
さて途中になっていましたので今までの制作を思い出さなければなりません、いくらプロでもずっと覚えている訳では有りません(笑)
覚えるという事は何か必要ない物を忘れるという事ですからね・・・(爆笑)

一番最初に行なった事はボディの内側に四角な妙な出っ張りが有りましたのでそれを削ります。
実車画像を見ても無いので多分要らないかな~!?


ソウコウしているうちに序々に思い出して来ましたよ。
この車は前2輪後1輪の3輪車なので前は普通の様にタイヤを決めれば良いのですがリアは少し考えなければなりません。
キットの後輪は半分しか無いのです。
またこのキッットはタイヤがメタル製でして後のタイヤが半分しか表現されていないのもメタルのタイヤだからこそなせる技なのです。
しかしそれでは得意のゴムタイヤでの表現が出来なくなります。
構造的に難しいのはこのリアタイヤの部品の陰にシャーシとボディを結合するビス穴が付けてあるのです。
どうやら固定方法を変えないと後輪の部分を再現出来ないですね。
またこの車はキャビンの中の大部分が見えてしまう構造なので(しかもドアを開閉すればもっと良く見えます)ビス穴を隠す部分が余り有りません。
仕方ないので1mmの真鍮板を使って固定用のステーをボディ側に取り付けます。
そのステーを切り出してねじ切りをしております。
簡単にするならナットをハンダ付けするのですがナットも結構見えてしまいますので厚めの真鍮板を使いボディ剛性を確保しながら直接タップを立ててナットを使わずにネジ止めが出来る様に致します。


ハンダ付けを致しました。
取り付け位置はベンチシートの下の部分です。


シャーシをボディに合わせると1mm程の隙間がシャーシの全周に渡って空いてしまいますので0.8mmの真鍮角線をハンダ付けして隙間を埋めてゆきます。


リアのタイヤをゴム製にする為にはキットの様に半月上ではなく正円にしなければなりません、そうするとタイヤの入る部分のシャーシをかっとして空けておかなければなりません・・・シャーシをカットしました。


あ~、もう元には戻れません・・・(笑)