Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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タメオは優秀ですね!

2013-06-01 21:53:15 | Ferrari312T2
本日2回目の更新です。

本日は夕方から雨が降っています、強くはないですがシトシトとまさに梅雨の雨と言った風情ですね。
今日は朝の雑用としてサツマイモの蔓を100本植えましたのでこの雨は大変有り難いですね、シトシトの雨なら畝の土も流されませんし長時間降っていますから芋の蔓にも雨が届いているでしょう。
また今日は午前中に同級生が来ました、以前から屋外の芝の上でライブをさせて欲しいと言っていたのでその音響のテストに来ました。
たまたま居合わせた数少ないお客さんは大喜びでして4曲ほど聞いて頂きました。
実現出来るかどうかはわかりませんが芝生の中庭で何かしたいのは以前からの希望としてありましたから何とかしたいですね。

昨日から引きずっていたセブンの構造についての問題点を解決出来たので順番通りフェラーリ312T2の製作をします。
フェラーリF-1にとっての最大の見せ場はやはりエンジンでしょうね、しかもタコ足はパワーの象徴とでも言いましょうか・・・しかしこのタコ足は曲がりくねっているのでなかなか取り付け位置が思った所にいかないのも事実です。
しかしタメオのキットは優秀ですね曲がりくねっていても微妙なサスペンションの隙間から見事に後方に向いています。タメオのキットを作り慣れている方ならそんなのは当たり前だと思われるかもしれませんが他メーカーのキットを作って見るとそうでないキットは多々有りますね。当たり前じゃないんですよ(笑)

続いてタコ足の後ろ側のパイプを取付けます。
キットではこの部分はアルミの引き物で準備されていますからタコ足の後端にインストの指定通りで0.6mmの穴を開けます・・・
しかしこのアルミの引き物は穴の中に入らず・・・一見見ただけでは分らないのですがNC旋盤で削り出されたらしい部品に僅かのカエリが残っているようですね。
少し差し込み部の角の部分を当たってやりましたがまだ少し硬いです・・・穴を0.7mmに変更したら丁度良い感じで取付けられました。
外側に付くエキゾーストパイプが異様に長いと感じで参考資料を調べてみました、実車もこの様になっています、恐らくエキゾーストの長さを各気筒同じ長さにしたいので後ろ側3気当分が長く見えるのでしょう。
今は仮組だから良いですがパイプのエンドが丸めてある様なので塗装前には金属リングを取付けてから塗装したいですね。

この部品はホイールロックナットの内側の部品ですね、本来なら4つの穴が有る部分はホイールを支える為のピンが出ていますがピンを付けてしまうとホイールが取付けられない状態になってしまいますから気持ちで穴だけの表現にして置きました。

取付けてみるとこんな感じになります、完成してしまえば全く見えなくなってしまうのですが有れば納得してしまう部品ですね。

リアスタビライザーを取付けました、同時にその動きをアップライトに伝えるロッドも付けましたがこれは余りにも細く貧弱なので塗装までに作り直し決定です、寸法はよかったので少し助かりますね。

次組み立てる部品をインストで見ていて少し違和感を感じました。
エンジンのクランクケースの上に付く黒いタンクの様な物は今まで見た事が無かったのです。
この部品はフラットブラックに黄色を入れて塗る様になっていますがこの色はFRP樹脂の色として使う事が多い色なんですがT2の場合ブレーキの冷却ダクトとインダクションボックスがFRP樹脂製であるという印象しか無かったのです。
T2だけに付いているのでしょうか・・・?
と思ってF-1モデリングを見てみるとやはり付いていません。

この部品はオミットしておこうと思います。
まあ後でも付けられるので大丈夫でしょう。

タメオのキットは必要かつ十分なディティールを持っていて実に作りやすいですねまあ多少部品過多の部分は有りますけどこれだけの内容ですが作る方の事を考えて作ってある様に思いますね。
明日は順番通りマイバッハの製作になります。

気になったら引きずってしまうのです(笑)

2013-06-01 19:52:11 | Lotus Seven S2
昨日の制作が気になって気になって寝られませんでしたよ(笑)
朝になるのが待ち遠しくて・・・自宅で制作している時なら徹夜で作り直してしまうかもしれませんが今はアトリエと自宅とを分けていますのでそんな訳にもいかず・・・。
と言うのは少々オーバーな表現かもしれませんが、朝の雑用が完了したら早速スーパーセブンの直しからですね。

問題になったのは床板が薄いエッチング一枚でその上の構造物を一切ネジ止めできない事、リアフェンダーの形状が今一歩でタイヤとホイールアーチのバランスが良くない事などですね。
床板のエッチングはその上の構造物となるエンジンやセンタートンネルやリアアクスルが薄板の上に取り付ける事を前提とした大きさなのでその部分を厚い板にすると全部の寸法が狂ってしまいます。
少し面倒な事になりますが床板の中央の部分だけ厚い板にしました。
と言ってもこの部分は部品が無いので1.0mmの真鍮板を切り抜いてネジ穴を開けた物をハンダ付けしました。
当然ですがフレームの至る所をハンダ組みしていますので熱をかけ過ぎるとバラバラになってしまいますので注意が必要ですね。

センタートンネルも1.0mm分下側を削りました、この加工は近道が無いのでヤスリとペーパーでひたすら削るだけですね元の面に平行に削る事は当然の事です。

厚くなった床板がわずかに見えてしまいますがこれは強度上仕方が無いですね。
キットベースでなかったらもっと違う方法が有ったかもしれませんね。

タイヤを付けてみるとこんな感じです、今度は車高を変更します。
今まではキットの寸法を尊重していましたので少し車高が高かったので1.0mm程下げてみます。
この車高ですと丁度良い感じになりますね、せっかく作ったショックアブソーバーは・・・後で調節しましょう(笑)
リアフェンダーは少し調整してみますが巧くいかなかったらバッサリと作り直しです、ア~アキットの部品率がまた下がってしまいますね。


セブンは目処がついたので途中からですが312T2に変更します。

312T2の更新は10時半過ぎになりますのでよろしくお願い致します。
暇が有る方はもう一度ご覧下さい(笑)