今日は安来刃ものまつりの2日目でしたが昨日の後半からの雨が残った若干不安定な天気でした。
まあそれでも午後からは天気も回復しましたので昭和の自動車の展示はよかったんじゃないかな~。
午前中の雨の天気のままではせっかく遠くからお越になっても居場所が無いですからね。
当店の方も午前中からご来店が多く昼前には洗い物が間に合わなくなってしまいまして呼び出しがかかりました。
カウンター裏も厨房も洗い物を片付けてアトリエに帰るとまた携帯に着信が・・・
何でも予約のお客様の来店時間が少し早まったらしくランチのヘルプです・・・アトリエにもどって腰を下ろす暇もなかったですね。
今日の製作はアトランティックですね。
さすがに3日連続でアルファを進めると、何をしているんだ?失敗したのか?と御心配になる向きも有るかもしれませんからね。
何で時間がかかっているのかと言いますと同じ作業が4回繰り返されるからなのですね。
まだフロントエプロンの長さを調整していたり・・・
フロントのホイールアーチの形状が気に入らなくてやり直していたりね・・・ちなみに真鍮線でガイドを作ってメタルを盛っています。
フェンダーのメタルを削っています・・・少し形状が変だったりしますと非常に気になりますね。
ここは心ゆくまで形状を直しておきましょう・・・こんな事をしていますので時間がいくら有っても足らないのですよ。
ボディの形状変更が終了した4台のアトランティックがそろい踏み・・・
ブガティの工場みたいですね・・・・(笑)
いよいよ難しいフロントグリルです。
某ショップのブガッティアトランティックが販売されなかったのはこのグリルとボンネットのせいか?
って言う位難しいですね。
この形状を作らなければならないのですが1/43ですと省略しないといけない部分も出て来ますからどこをどのように作るのか・・・考えるのに時間がかかるのです。
まずこのグリルですが・・・真鍮板で中を抜いて作るのはちょっと無理でしょうね。
と言うのも貫通で制作するのならグリルメッシュは内側から貼りたいのですがグリルメッシュを貼る為にはその貼付ける部分の厚みが出来るだけ薄い方が良いのですがこのグリルの厚みの部分にはボンネットの厚みの部分がかぶさって来ますから必然的に厚くなってしまうのです。
なかなか難問ですね~。
なのでグリルはメッキをかける為に真鍮製を基本として強度確保と製作の自由度を高める為に中は抜かない、ムクで作りましょう。
素材はミニカーのグリルの厚みを計ってみますと1/43換算で4.0mm程になりますので2.0mmの真鍮板を2枚重ねで使います。
2.0mmの真鍮板は切るのも一苦労ですね。
グリルの材料を5つ分(1個は予備ね)切って加工をスタート致します。
ウイングローブ氏の図面からグリルの角度を追ってみますとグリルの前側は130度程になりますのでフライスを25度傾けてこの真鍮板を削ります。
グリルの前側のメッシュの角度である130度に真鍮板を削りまして切り出しました。
書けばこれだけなんですが時間はしっかりとかかりますよ。
先は長いですね・・・。
次はグリルのメッシュ部分のガイドになる板を切り出しています。
素材はアルミ0.5mm程でしょうか?ケガキをしてみました
ザックリと切り出しまして削って仕上げましょう
このテンプレートが後々の作業の善し悪しを決めますからなかなか難しいですね。
先程削り出した真鍮板にテンプレートを当ててケガキ線を入れました
ケガキ線だけではわかり難いのでマジックで線を入れてみたり・・・意味が有るのかな?
下側を削ってみました
このグリルは何か変な形状でして後ろ側の両肩はボンネットの肩のRにも影響がありますから・・・結構角が出ていますよ。
目も前側は違ったRになっています・・・この削りはちょっと大変なんだな~。
裏側はこんな様子です
まだまだサンプルのほんの一部が完成しただけです。
次は縁取りもならなきゃダメだしね・・・
まあそれでも午後からは天気も回復しましたので昭和の自動車の展示はよかったんじゃないかな~。
午前中の雨の天気のままではせっかく遠くからお越になっても居場所が無いですからね。
当店の方も午前中からご来店が多く昼前には洗い物が間に合わなくなってしまいまして呼び出しがかかりました。
カウンター裏も厨房も洗い物を片付けてアトリエに帰るとまた携帯に着信が・・・
何でも予約のお客様の来店時間が少し早まったらしくランチのヘルプです・・・アトリエにもどって腰を下ろす暇もなかったですね。
今日の製作はアトランティックですね。
さすがに3日連続でアルファを進めると、何をしているんだ?失敗したのか?と御心配になる向きも有るかもしれませんからね。
何で時間がかかっているのかと言いますと同じ作業が4回繰り返されるからなのですね。
まだフロントエプロンの長さを調整していたり・・・
フロントのホイールアーチの形状が気に入らなくてやり直していたりね・・・ちなみに真鍮線でガイドを作ってメタルを盛っています。
フェンダーのメタルを削っています・・・少し形状が変だったりしますと非常に気になりますね。
ここは心ゆくまで形状を直しておきましょう・・・こんな事をしていますので時間がいくら有っても足らないのですよ。
ボディの形状変更が終了した4台のアトランティックがそろい踏み・・・
ブガティの工場みたいですね・・・・(笑)
いよいよ難しいフロントグリルです。
某ショップのブガッティアトランティックが販売されなかったのはこのグリルとボンネットのせいか?
って言う位難しいですね。
この形状を作らなければならないのですが1/43ですと省略しないといけない部分も出て来ますからどこをどのように作るのか・・・考えるのに時間がかかるのです。
まずこのグリルですが・・・真鍮板で中を抜いて作るのはちょっと無理でしょうね。
と言うのも貫通で制作するのならグリルメッシュは内側から貼りたいのですがグリルメッシュを貼る為にはその貼付ける部分の厚みが出来るだけ薄い方が良いのですがこのグリルの厚みの部分にはボンネットの厚みの部分がかぶさって来ますから必然的に厚くなってしまうのです。
なかなか難問ですね~。
なのでグリルはメッキをかける為に真鍮製を基本として強度確保と製作の自由度を高める為に中は抜かない、ムクで作りましょう。
素材はミニカーのグリルの厚みを計ってみますと1/43換算で4.0mm程になりますので2.0mmの真鍮板を2枚重ねで使います。
2.0mmの真鍮板は切るのも一苦労ですね。
グリルの材料を5つ分(1個は予備ね)切って加工をスタート致します。
ウイングローブ氏の図面からグリルの角度を追ってみますとグリルの前側は130度程になりますのでフライスを25度傾けてこの真鍮板を削ります。
グリルの前側のメッシュの角度である130度に真鍮板を削りまして切り出しました。
書けばこれだけなんですが時間はしっかりとかかりますよ。
先は長いですね・・・。
次はグリルのメッシュ部分のガイドになる板を切り出しています。
素材はアルミ0.5mm程でしょうか?ケガキをしてみました
ザックリと切り出しまして削って仕上げましょう
このテンプレートが後々の作業の善し悪しを決めますからなかなか難しいですね。
先程削り出した真鍮板にテンプレートを当ててケガキ線を入れました
ケガキ線だけではわかり難いのでマジックで線を入れてみたり・・・意味が有るのかな?
下側を削ってみました
このグリルは何か変な形状でして後ろ側の両肩はボンネットの肩のRにも影響がありますから・・・結構角が出ていますよ。
目も前側は違ったRになっています・・・この削りはちょっと大変なんだな~。
裏側はこんな様子です
まだまだサンプルのほんの一部が完成しただけです。
次は縁取りもならなきゃダメだしね・・・