Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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グリルの製作Ver.3

2015-05-06 20:35:44 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も良い天気でしたが午後からは少し雲が多めでしたね。
天気が良いのは良いのですが畑の土がカラカラになっていまして、毎日の潅水は必須事項ですね。

青い空・・・緑の芝生・・・ときますと当店では羊とヤギの置物が中庭に出て来ます。
毎年冬の間は倉庫の中で保管して、だいたいこの時期に外に出しますが今年はGW には出していなかったのでご来店のお客様からだいぶ御問い合わせがあった様です。
そこで今日はこの子ヤギと子羊を化粧直し致しました。
だいたい毎年化粧直しをしているのですが少しづつ古くなって来ますと樹脂が劣化して来まして脆くなって来ます、昨年の秋には足の一部が欠損したりしていましたので春になってからファイバーパテを使いまして修正しておきました。
アトリエの中で行なっていましたのでお客様からはこんな物まで作るんですか?と感心されたりしていましたがその度に説明をしておりました。

この修正も毎年の私の仕事なので今日は5匹の子ヤギと子羊を塗り直しまして中庭に出しました、秋までの半年屋外で頑張ってくれるんじゃないかな~。


でも製作も進めております。
いくら何でもこのグリルでそう何日も製作記を書くわけにはいかないですからね~今日でグリルは終わりにしたい・・・。
残ったグリルは後3個ですね~取合えず1個作ります。

いつもの様に段になる部分の板を加工しています、センターがずれたりしないように1.0mmの真鍮線を差し込んでこの飛び出した部分をグリル本体の中央に空けた穴に差し込んで固定しておいて曲げてゆきます。

曲げてハンダを流します・・・この状態ではグリルの上側だけですね。
次に下側の左右を別々の真鍮板で作ります・・・これもハンダ付けですね。

削って仕上げればこんな感じで・・・取り付ける事が出来ますが・・・取り付けはいろいろ修正をする必要がありますよ
これでやっと2台分のグリルが完成致しました。

続いてもう2台分のグリルを頑張ってみましょうか・・・
上側に真鍮板を巻くと言うのは実際はなかなか大変な作業でしてグリルの先端には微妙なRが付いていますからそのままでは真鍮板とグリルの間に隙間が出来てしまいます。

そのまま真鍮板を叩いてもグリルに密着させる事が出来ないので糸鋸を使って切り込みを入れて寸法を縮める訳ですね。

叩いて切り込みの幅を小さくしておいてハンダを盛りました。

先程のと同様に下側の左右の真鍮板を曲げてハンダ付けします

余分な部分を切ってザックリとヤスリで削りました。

リューターにダイヤモンドのビットを取り付けまして削ります

全体をペーパーで仕上げてみましょう・・・これで大体の形状が出ましたね~。
やっとここまでと言った感じですよ。