Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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サフ研ぎ

2015-05-30 19:51:29 | Ferrari308GT Rainbow
随分ご無沙汰でしたがアトランティックが一段落しましたのでRainbowの製作を再開致します。
前回の製作のご紹介ではボディを含む部品関係にサフを塗った所まで進んでいましたね。
サフを塗りますとボディの表面の凹凸が見えてきますね~。
自分でキャストしたボディですが真空注型装置を使っていますので気泡の入り方はかなり少ないと思われます。
ボディ全体を320~400番のペーパーを使いまして研磨してゆきます。
結構パテが見えたり致しますのでボディ表面は凹凸が有りますね。

全体を研磨出来ましたら凹んだ部分やラインが乱れた部分にパテを盛っておきます。
もちろんですが筋彫りの部分にパテを盛った場合は0.2mmのタガネで掘っておきます。
右側のヘッドライトの高さが少々低く左右が揃わないのでこの部分に再びパテを盛っておきました。


ルーフのパーツですが上側は大丈夫なんですが両サイドのパネルに少し凹みが見えますからここにもパテを盛っておきます。


他はシートの片側とかに少し凹みが見えますから同様な処理をしておきます。














3号車ボンネット先端を修正

2015-05-30 19:34:47 | Bugatti Type57SC Atlantic
昨日のブログの中で3号車のボンネットを取付けた時にラジエターの凹みとのフィッティングが合っていなかったのを発見しました。
忘れないうちに直しておかないといけませんね。
グリルの止めネジを緩めてグリルを外し、ボンネットを取り外します。
フードの前側の見難い部分なので外しての作業ですが真鍮板が不足した部分に真鍮線を当てておいてハンダ付けをしました。

余分なハンダを削り落としまして次はラジエターとのフィッティングを確認します。
これで最終の合わせ何て言う事は有りません。
まだ完成までに何度も何度もすり合せが必要になってきますね。


T33/2が完了しましたら次はいよいよドアパネルを作ろうかと思います・・・。

クリアー塗装

2015-05-30 19:25:48 | Alfa Romeo T33/2
今日は午前中曇りの天気でしたが午後からは雨が降り出しました。
明日は当店のオープンガーデンですので今日中に雨が降ってくれれば明日は天気が良くなる様な気がしますが・・・(笑)
今回家内はかなり天気を気にしていました、それもそのはず5月31日はネットの天気予報でもTVでもず~っと雨マークだったからなんですね。
明日の天気は明日にならないとわかりませんが、今回私は余り心配をしていなかったのです。
花苗や生ビール/ノンアルビールなどの飲み物や売り出し用の地元産の野菜、Cafeのメニューの食材など全て仕入れる事になりますから雨が降って中止になれば全て無駄になってしまいます。
こんな時に私はいつも思う事が有るのです。
翌日の天気が今一つはっきりしない場合でも、仮に翌日雨の予報が出ていても万が一晴れたらお客様がお越しになりますから準備は完璧に行なっておかなければならないのです。
今自分が考えなければならないのは雨が降って中止になった時に如何に仕入れた材料を無駄無く有効に使うのか・・・と言う事ですね。
例えば雨が降ってもCafeのお客様はお越しになりますから花苗はプレゼントするとか・・・生ビールはせっかくだからスタッフ全員で残念会をして懇親を深めるとか・・・
野菜はCafeの食材に回すとか・・・色々方法は有るのですから・・・。
そう考えれば気持ちはずっと楽になります(笑)
午前中はいつもの潅水はしておかなければなりませんし、中庭にガーデンチェア/テーブルを出して並べたり、物販用のテントを準備したりしてバタバタしていたらあっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
そんな中多分隣りの県の方だと思うのですがCafeにお越し下さいましてCafeの窓越しに私が一人で準備している姿をご覧になっていたお客様が帰り際に中庭に出てこられまして一言・・・
「よく働かれますね~」・・・と
少しお話をしましたが銅もCafeが本業と思っていらっしゃった様でしたので本業の説明をして(理解して頂いたかどうかは??)
おきました、どうもここに住んで居ると思われていた様でそれもお話をしておきました。
そして最後の質問はいつも同じなんですが・・・
何でこんな所でCafeを始めたのか・・・模型を作る仕事は何でこの様な仕事をしているのか・・・と言う事なんですね。
お客様からご覧になると実に不思議な人に見えるのかもしれませんね~。
私としては大真面目でやっているのですが・・・
そうそう、そう言えば数日前に芝刈りをした時に余りにも暑かったので少し高くなっているバラのパーゴラの所に坐って缶ビールを飲んでいたらCafeのお客様(男性の方で60歳前後の方かな?)に優雅な生活をしていますね~と言われてしまいました。
本人は結構ヒイヒイ言いながら芝を刈っているんですが・・・(笑)

午後からは雨も降ってきましたからアトリエで制作に移ります。
本日の作業は昨日書いていました様にまずはアルファロメオT33/2の製作からです。
前回はデカールを貼る部分まで終わっていましたから本日はウレタンクリアーを塗ります。
ラッカー仕上げをご希望ならばラッカーでも仕上げますが経年変化などの事を考えると決して勧められないですが、「経年変化までも楽しみますから・・・」と考えられる方もいらっしゃいますからそれならそれで全く問題有りませんね。
まあこの辺りは好みの問題なので・・・どっちでもよろしいかと・・・。
私の方はウレタンクリアーをラッカー並みに薄く塗る方法を検討するだけですね、それならクリアーがウレタンだろうとラッカーだろうと余り関係無いですね、耐久性はやっぱりウレタンの方が良いのですから・・・。
少し多めにシンナーを入れまして少し遠目からクリアーを塗っています。
一度にウレタンクリアーを塗りますと筋彫りの脇にクリアーが寄ってきまして表面張力から盛り上がってくるのです。
そのままクリアーが硬化しますと大きな段が出来てしまいますから塗る時にも気をつけなければなりません。
遠目から薄く溶いたクリアーを塗りますが、一度に塗る事はせず薄らと塗っては半硬化させてまた塗るを繰り返しますとボディ表面のクリアーの粘度が上がってきますから表面張力が効き難くなります。
下の画像は一度目のウレタンクリアーですが左フロントフェンダー部分にほんの僅かユズ肌が見えますが他の部分は良い艶が出ていますね。
筋彫りの際にもクリアーが溜まっていないのもわかりますね。

10分のインターバルを置いて(気温23度加温無し)から再び同じ塗り方で塗っていますライト枠の部分にも塗料は溜まりませんね。


明日は研ぎ出しが出来ますね。