Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

明日は所用のためCafeとアトリエ両方ともお休み致します

2013-08-23 21:22:39 | Ferrari312T2
今日も午前中は大変蒸し暑く2~3時間屋外作業をするとヘトヘトになってしまいます。
シャーワーを浴びに一時帰宅してから新たな気持ちで製作に入ります。

昨日は本格的にデカールを貼る所まで行かずボディに付いたミストをクリーニングした所までで終わってしまいました。
本日はコンパウンドをかけて更に磨きをかけてデカール貼りに備えます。

コクピットサイドの白いラインのデカールは左右とも一体になっていますが一番後ろの部分の角度が若干合わない事をカーナンバー12の物でテストして学習していますので中央の部分をカットして左右別々に貼ってゆく事にします。
まずは右側を貼りました。

ボディサイドのメタルパーツのデカールにも問題が潜んでおりました。
このデカールはスポンサーマークと下側の白いラインの部分が一体で印刷されていますが、スポンサーマークの部分は奥の凹みに沿って貼りますが白いラインは下側の真っ直ぐな部分に貼りますから一体ではなかなか貼り難い物ですね。
よって白いラインは在庫していたモデラーズのカラーデカールのホワイトを使ってカットして貼りました。
今回のこのタメオのデカールですがロムさんからスペアデカールとして買った物なのですが硬くて貼り難い物ですね。
しかも部分的に割れていて水に浸けただけで割れてしまう始末です。

リアウイングもステーの部分を接着してクリアーを塗る場合の持ち手になるようにしておきます。
さすがにアルミですね良い光具合です(笑)

これでクリアーを塗らなければならないパーツの全てにデカールを貼りました、後は乾燥後にクリアーを塗らなければなりませんね。

お盆はお休みなしで営業していましたが明日はお盆の替わりにお休みを頂きます。
どこかにお出掛け・・・するなら良いのですが7年前に亡くなった祖母の法事をとり行うのです。
自営業なのでなかなかお休みを取って旅行なんて出来ないですね・・・。

結構降りましたが、今回は全く問題ないですね(笑)

2013-08-22 20:45:17 | Ferrari312T2
最近Yahooニュースで安来の文字をよく見る様な気がしますね。
今日も・・・

こんな記事が踊っていましたが・・・
安来はどうだったかと言うと・・・一瞬で空が暗くなりましてこんな様子です。


まるでTVの竜巻を追いかける番組の様ですね。
真っ暗になりましたよ・・・
その後はこんな調子で雨が降りました同じ窓から同じ様に写した所ですよ・・・


でも今回はガレージには今の所一滴の水も上がって来ませんでした、今回は120mm/hくらい降ったらしいですが、これでこの程度ですと前回は150mm以上降らないとあんな事にはならない様な気がします。
それとも今日は120mm/hも降らなかったのでしょうか??
でもこの暗さは異常でしたね。

さて本日よりデカールを貼りたいのですがこの分割でコクピット後部が巧く貼れるのでしょうか?

ヘッドレストの部分は分割したホワイトのデカールが準備されていますがロールバーの突き出てくる部分とかタッチアップは必須なので手を打っておく必要が有りそうですね・・・

どうも心配なのでコクピット後部をホワイトで塗っておく事にしました
マスキングしてホワイトを塗り始めたもののどうもボディ面にほんの僅かな凹みを発見しましたのでほんの僅かにパテを盛って埋めておきました。
勿論、一吹きしたホワイトはシンナーを含ませた綿棒で拭き取っておきましたこんな場合はウレタンカラーを使っていると下地まで影響が出てしまう様な事が無くて良いですね。

奇麗に面が出ましたので
早速ホワイトを塗っておきました。

ホワイトが乾くまで時間が有りますからアルミ製のウイング類を磨いておきましょう。
ピカピカというよりはほんの細かなヘアライン仕上げを目指します。

少しずつペーパーの番手を上げていって最終1000番までそして最後は3000番のスーパーバフレックスで仕上げますと奇麗なヘアライン仕上げになります。

デカールをどんどん貼ってゆきます先ほどのフロントウイングからですね。
アルミの上に貼る場合はデカールのニスの部分をなるべくカットして使います、クリアーのニスの部分をそのままで貼りますとクリアーが水分で白っぽくなりまして具合が良くないですね。

フロントノーズの部分にもゼッケンを貼っておきます、・・・当然ながら11番ラウダですね。
12番で作る方がいらっしゃるのでしょうか・・・
リアウイングの翼端板も張っておきます、フロントウイングと同様にニスの部分をなるべくカットして貼りました。

ボディカウルの方は白いミストが飛んでいますのでシンナーを含ませた綿棒で拭いてから乾燥させて一番細かな目のコンパウンドで磨いておきます。



今日は凄い物を見て来ました

2013-08-21 21:50:49 | Maybach Zeppelin
今日は休日なので・・・朝から比較的ゆっくりと過ごしておりました。
私の場合自動車模型を作る事くらいしか趣味・・・いやいや仕事です(笑)・・・が無いのですが親戚から随分前に聞いた事が有る安来市に二式大艇が不時着した事が気になっていまして少しずつ調査をしていました。
今日は中心になっていた友人のIさんが聞き取りにくるという事でその当時の話を伺いました。

本日お話を伺ったのは親戚のKさんと元安来市の市長をしていらっしゃったKさんのお二人です。
話を要約しますと
昭和20年8月21日に戦火をくぐり抜けた3機の二式大艇は終戦時に石川県に有ったのですが元々の基地が有った四国に回送される事になったそうです。
勿論終戦直後だったので日本軍の飛行機が空を飛ぶというのは特別な許可が無い限りアメリカ軍に撃墜されても不思議でない状況の中3機は石川県を飛び立った様です。
当時鳥取県米子市の中海際にには美保基地と言う海軍の基地が有りましたが3機の内1機が燃料不足で中国山脈を越えられない事がわかった為に中海に不時着水した様です。
不時着した1機は再び空を飛ぶ事は無く翌日8月22日に軽機関銃で射撃されて沈没廃棄されたのです。
そして当分の間は水面から垂直尾翌が出ていましたが翌年の台風で破損して完全に水没しました。

昭和25年に朝鮮戦争による特需が発生するとこの飛行機を引き上げて処分してしまったらしいです。
その部品の残りがこれです・・・

何かわからないかもしれませんがこれは飛行機の部品でしてそれも飛行艇でないと装備されていない物・・・
そうです、着水した時に飛行機が流れない様にする為の錨なのです。
細かく見てみるとこの錨は組み立て式でして恐らく飛行機の中で場所を取らない様にしてあったのでしょう・・・。
2式大艇の部品で現在残っているのはこれだけの様です。
一説によると両翼についていたフロートは地元の人が持って帰ったらしいのですがどこの誰なのかわかりません。

この飛行機は航続距離が長かったので終戦直前の特攻作戦で銀河という飛行機が特攻を掛ける為に出撃してゆきましたがそれを護衛して目的地近くまで行って帰って来た飛行機らしいのです。
当時水面から出ていた垂直尾翼には特攻機の印であった菊水のマークが有ったとの証言も有りました。
意外と身近な所に戦争の遺物が残っている事に驚きを隠せません。
奇しくも不時着した同じ日に証言を聞く事になったのも何かのご縁かも・・・

私にはこの錨が『そっとしておいて・・・』と言っている様見えましたね。


さて帰って来てからは早速制作に入ります。
お待ちのお客様がまた数人増えてしまいまして3年待ちも目前・・・と言うかもう3年待ちと言っても良い様な気がします。
もうこれ以上お約束が出来ないのではないかと心配する所では有ります。

さてマイバッハはツートンの塗装が完了しましたのでマスキングを剥がしました。
なかなか奇抜な塗り分けですね・・・

それでもマスキングが巧くいっていない部分も有りますのから少しタッチアップします。

あまり変わってないですかね~?

明日はウレタンクリアーを塗れますでしょうか??

塗装続行中です

2013-08-20 18:04:24 | Ferrari312T2
今日も暑い日でした、山陰でもあちこちのダムの貯水量が下がって来ていまして農業用の水は取水制限がかかりました。
畑はカラカラに乾いていますが、雑草だけは元気がよくて芽を出しています。
そろそろ耕耘機を掛けないといけないかもね~。
畑の様子はダイアリーにて先程公開致しました。

http://ameblo.jp/kphng827/

本日もフェラーリ312T2の塗装を続けております。
まずは昨日サフを塗ったボディ関係でパテの必要が有る部分にパテを盛っています。
と言ってもそう多くの量では無いですが・・・。

細かな部品も塗っています。
サスペンションアームはグロスブラックの指定ですがピカピカにしてしまうと雰囲気が違う気がしますのでセミグロスのブラックにしています。
エンジンブロックなどのマグネシュームを多用している部分はゴールドが指定なのですが実車画像を見ると完全なゴールドというよりもゴールドに少しシルバーを混ぜた感じなので調色して塗りました。
エキゾースト関係はフラットホワイトですね。
実車では耐熱塗料が焼けてグレーになっていますが模型映えを考えればフラットホワイトの方が良いのではないかという判断です。

ちなみにエンジンブロックはこんな感じです。
と言ってもPCのモニターの違いで見え方は違うでしょうから言葉で色を表現するのは難しいのですが・・・。

細かな部品たちは塗装を完了しましたが金属地を磨き出す物はまだ完成していないので組み立てながらになりますね。

朝盛ったパテを午後になって削ります。
しっかりと面が出る様に、また深い傷が付くと元も子もないので800番程度のペーパーで削っています。
最終1000番で完了します。

下地のピンクを塗りました。
この塗料もウレタン塗料です。
勿論ピンクを塗る前に下地が出た部分はミッチャクロンのプライマーを軽く塗っておきました、まあ保険の様な物ですね。

ボディカラーのレッドを塗りました。
このレッドもウレタンですがピッタリの色は無いのでこちらも調色します。
レッドとスカーレットを混ぜて少しオレンジの強いレッドを作ります。
某ショップの完成品を作る様になってから312T系のレッドは少しオレンジが強めのレッドで塗って下さいという注文を頂いた物です。
そのせいか312T系の車を作る時には反射的にオレンジ系の強めのレッドを塗っていますね。
オンタイムで実車をみてないですが雑誌やTVで見る限りこんな感じに見えますがこれもまた印刷や画面のカラー調整で感じが違って見えるんでしょうね~。
まあ絶対正しいというのは無いという事なのでしょう・・・。


312T2の塗装を開始しました

2013-08-19 22:34:40 | Ferrari312T2
今日も暑い日だったですね。
本日も昨日の続きで朝からブルーベリーの収穫をしておりました、昨日は6.6kgの収穫をしましたが本日は時間も短めだったので3.3kgと半分くらいでしたがまだ全ての木を回っていませんので明日も午前中は収穫をしなければならないかもしれませんね。
暑い中での作業なので水分補給にはかなり注意をしていますから今の所は熱中症も大丈夫の様です。

さて仮組を分解してからまだ追加をしなければならない部分が有ります。
まずはエキゾーストの先の丸めてある部分ですがこれはカミムラさんがこんな感じで作っていたのを思い出しました。
0.12程度のメッキ銅線でリングを作りましてエキゾーストの先に接着しております。
切りっぱなしではエキゾーストからの振動で簡単に割れてしまう事がある為にこの部分を巻いて補強してあるのです。

接着は瞬間接着剤ですので仮組時点では付けておく事が出来ない為にこのタイミングで取付けておきます。

そのまま塗装にまわせる物はこの様に持ち手に固定してクリップで挟んで立てておきます。

コクピットのカウルはやはり掘り返したインテークだけでは満足いかなかった為にインテークの穴の部分を真鍮板で置き換えておきます。
まずは掘っておきます、真鍮板を取付ける部分は真鍮板が乗って丁度良い様に段付き加工をしておきますとハンダ付けが楽ですね。

ハンダを流しますが余りしつこく流しますとトロッと溶けてしまいますので注意が必要ですね。
溶かしたら一巻の終わりです(笑)

反対側も同じ様に加工します。
くれぐれも溶かさない様に注意注意です・・・。

コチラもハンダを流しました。

余分なハンダを削って仕上げます、これだけで随分すっきりした様に感じるのは私だけでしょうか?

いよいよサフを塗っています、狭い乾燥機の中が一杯になってしまいました。

サフが要らない部分もあります、その中で一番大きな部品がモノコックですね。
金属仕上げにするのですがそのままでは酸化が進んで汚い事になりますからラッカークリアーで仕上げておきます。
もちろん塗装前には磨いて綺麗にしておきます。
またラッカークリアーを塗る前にはプライマーとしてミッチャクロンをブラシに出して塗っておきます、その後にラッカークリアーを塗ります。

透明レジンで作った部品はサフを塗らずにFRP色を以前に調色していましたのでこれを塗ります。
確かクリアーイエローをベースにクリアオレンジとブラックを混ぜて作ったと思います。
最後に艶消しクリアーを塗ってフラットな仕上げとします。
わずかに艶がある様に見えますがこれはまだ完全に乾いていないからです、乾燥が進むとマットな仕上がりになるはず・・・。