Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

右スッテップのカーボンデカールを仕上げます

2019-01-22 22:01:47 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は晴れて大変良い天気でしたね〜
数日前の天気予報では雪が降ると言っていましたので除雪機が活躍するかも・・・と思って心待ちにしていましたが、雪は全く降らず・・・でしたね。
一日中良い天気で比較的暖かでしたよ。
こんな天気だったので昨日引き取って来た玄関先のバラのアーチを塗装していました。
鉄工所に頼んで作ってもらいましたが塗装は自分ですると言う事で安くして頂きましたので・・・塗装は自分で行ないます。
手をベタベタにしながらも塗装完成!
塗膜が厚くなる様に濃いめの塗料を刷毛で塗りました。
そして今夜は安来市文化協会の30周年実行委員会を頼まれていますので夕方からはそちらの準備で大忙しですね。
友人のN白君にちょっとプレッシャーをかけてしまいましたが・・・無事に終了です(笑)

そして制作の更新をしましょう。
昨日は左側のステップ部分のカーボンデカールを貼りましたが今日は右側ですね
左側を貼ったのでもう要領は得ていますのでそう難しい事では有りません
一度学習をしますと反対側は同じ様にすれば良いのですから何ら難しい事は有りません。
と言いつつも途中経過です・・・。

ダクトの前側部分を残してほぼ終了しました。
デカカールの継ぎ目を見てもスムーズに貼れていますから慣れているのがわかりますよね(笑)

そしてカーボンデカール完成です
したに置きますと接地する部分のデカールがいたんでしまうので・・・シャーシの上に置いています
決して仮組をしている訳では無いですよ(笑)

この後ドアをボディに合わせてみたら・・・
ボディカラーの赤のカラーがドアとボディの部分で若干違っているのを発見してしまいました
このままでクリアーを塗ってしまうと一層違いがよくわかるのは経験上わかりますから・・・やり直します
デカールはセロテープを貼って剥がしますと簡単にはげます・・・
そしてボディカラーの表面をざっくりと中研ぎしておきまして・・・と言うか足付け程度ですかね。

そして色の深みを出す為にもう一回ボディカラーを塗りました
これでほぼボディカラーと変わらない色になりました。
ボディカラーを塗る回数を間違えたのかもしれませんね〜

そして昨日下地にホワイトが入っていなかったレイバンのデカールですが・・・
データを作り直してPCプリンターで印刷し直しました
したにホワイトを一層加える事で発色が全く変わってきますからね〜大事な事なんですよ。

印刷をし直しました・・・このままではわからないかもしれませんが、デカールを貼ってみますとよくわかりますよ(笑)

リキッドデカールフィルムを塗って印刷面を保護しておきます。
ここの部分は基本に忠実です・・・

デカールを貼ってみました
白と赤の印刷に若干ズレが出てしまうのはPCデカールの限界かな
重ね印刷をしますから多少はズレがでてしまうんですよね〜。
それでも発色しないよりは良いから仕方が無いですね。

明日はレジンパーツのキャストをしましょう。

デカール貼り

2019-01-21 21:55:51 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は朝から天気が良くて暖かい1日でしたね〜。
朝から集中して仕事ができる!・・・
と思っていましたが
隣町の松江市の知り合いの鉄工所に少し前にツルバラ用のアーチを頼んでいたのですが完成したとの連絡をいただきまして早速取りに行くことにしました。
明日は休日なので塗装をしなければなりませんから今日引き取りに行った方が段取りが良いわけですよね。
ついでに模型屋さんに寄ってフラットベースやフラットブラックを買ってきました。

帰ってから仕事を・・・と思ったのですがショップカードが無くなっていた事を思い出しまして最新の作品の写真を使って作っておきました。

デカールが届きましたのでF12TDFにデカールを貼ってみました
フロントフェンダーの部品に貼りましたが・・・ちょっと違和感が・・・

う〜ん・・・・。
どこが問題なのか・・・上下の黄色なラインがちょっと印象が弱いんですね〜
細いとかって問題もありますが・・・印象が弱いですね。
ひょっとして・・・黄色な線の下にホワイトが入っていないんじゃないかな!?
データが違っていた??

実車はこれくらい印象が強いのです!
やっぱり違うでしょ??

中央のマークの部分だけ使って他の細い黄色なラインは自作のイエローデカールで作り直しましょう
以前に作ったカラーデカールを残しておいて本当に良かったですね
細くカットして使います

まずは細くて使い物にならなかった黄色なラインをデザインナイフでカットして取り除きます
気をつけないとしたの塗装に影響が出ますと困りますからね・・・
今からやり直しはいくらプロの私でもしんどいですよね〜。

実車のラインよりは太いですけど・・・
印象はこちらの方が良いとおもいますね。
模型はバランスなので・・・

ボディの後部にもこんなデカールが貼られます
フェラーリ70周年の記念でしょうかね〜!?
このデカールもシルバーのボディカラーの上に一度ウレタンクリアーを塗った部分に貼る事で密着がいいですね。

599GTOにもF12TDFにも貼られているのですが・・・
ボンネットの裏にはボディカラーを示すステッカーですね。
本来はメタリック調のベースの上に印刷されているようですがそれは無理なのでピカピカに磨いた薄いアルミ板の上に貼ってみました
雰囲気はなかなかいいじゃないかと・・・
模型は少しずつのアイディアの積み重ねですからね〜。

ついでにF12TDFのフロントグリルについているバッチも作っておきます
デカールは作ってありますからこれもまたアルミ板の上に貼ってクリアーをコートしておきましょう

599GTOのフロントフェンダーには跳ね馬の盾のマークが付いていますが少し変わったものでして黄色な部分がカーボン調になっているのです。
その部分ももちろん落ち度なくエッチングでベースを準備しております
このエッチングの縁をバフをかけてピカピカにして・・・

ボディラインに沿ってエッチング板を曲げておきます
これをしておかないといくら綺麗に作っても最終的にボディに取り付けるときに泣きを見ることは請け合いですね(笑)

先ほどのエッチングにカーボン調のデカールを貼っておきます
もともとこれ用に作られたデカールですからぴったりですね。

デカールを貼ったエンブレムにラッカークリアーをパラ吹きしましてデカールを落ち着かせます

リアの荷物スペースのベルトに爪の金具を追加してみました
写真では少し不鮮明ですけど雰囲気は格段に良くなったんじゃないかな〜。

599GTOはサイドステップの部分がカーボンになっていますのでカーボンデカールを貼っています
複雑な形状なのですがいくつかに分けて貼ってゆきますと確実に貼ることができますから諦めないで頑張ることが必要かな(笑)

そのステップの部分にレイバンのステッカーが貼られていますので
デカールを作りましたが・・・やっぱり様子が変ですね(笑)
データを作ってくれた先生がチョンボしたのかな?
これもまた下地にホワイトが入っていなかったみたいですね〜
レイバンのデカールはホワイトの同じデカールを作って2枚重ねて貼ろうか・・・それともPCデカールで作り直しにしようか迷うところですね
厚くなりますとクリアーで抑え込めない可能性がありますのでデカール作り直しにしました。

本日最後は塗装です
塗装をしますと当分触れませんから1日の最後の仕事が塗装になることが多いですね
フェンダーのパーツにクリアーを塗っておきました

エンブレムもクリアーを塗っておきましょう
跳ね馬のマークはクリアーコートを必要としないので最後に貼り付けることになりますね。

アクセルペダルの横のプレートもクリアーで仕上げておきましょう
しかしながらあまり綺麗に仕上げますと足が当たって傷が付くのが惜しくなりますよね(笑)

足下マットの下地でサフを塗っておきました
・・・仕上げは考え中です


明日は599GTOの右側ステップのカーボンデカールをから始めましょうかね、どこまで出来るかな?
まあとりあえず頑張りますよ。

F12フロアー関係、パーツの複製準備、デカール貼り

2019-01-20 21:44:39 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は朝から雨が降っていました
どうやら朝方には結構強く降っていたらしい(眠っていたので気が付かなかった)ですねYahooから大雨に関する気象情報のメールが来ていました。
午前中は雨が降っていましたが午後からは曇りでしたね・・・いつ降って来るかよくわからない位暗い空でした。
そう言えば今日は雨雲が厚かったらしく特別早朝に出勤した訳ではないのに出勤時にライトの点いた車が多かったですね。
最近はオートライトなので少しでも暗いと自動で点灯するからでしょうね。
私の車にはそんな便利な物は点いていませんので手動でスモールを点灯して出勤しました。
記憶に有る限り朝ライトを点灯して出勤した前例は余り無いですね。

今日は一昨日と昨日の重労働!?が応えたのか口の中には口内炎が出来るし肩が痛いし肩こりから首が回らない・・・
ア〜歳を感じますね。
そりゃあそうですよ僕の同級生は今年定年を迎える人が多いですからね。
昨晩も友人とFBのメッセンジャーで定年で盛り上がったのは内緒です。
まあ私の場合は43歳の時に定年をした様な物(退職金は微々たる物だったし・・・翌年の住民税や健康保険税でガッポリ支払う事に)だったので退職金が満額もらえる皆さんは羨ましいですね。
まあその後の人生はブログをご覧になっている皆さんの方が良くご存知だと思います・・・これで良かったのやら、悪かったのやら・・・ね。

さて肩が痛くても首が痛くても仕事を進めなければなりません(笑)
まずは昨日のエッチング板と一緒に届いたパーツを等をご紹介してみましょうかね。
今回製作中の599GTOはそのレース用モデルの599XXのパーツがあちこちにちりばめてありましてCピラーに取付けられるウイングもまたレース専用品なのです。
どうやって作ろうかなかなか迷う所では有りますが今流行の3Dプリントを試してみようと言う事になりました。
勿論データは私が作っていません、外注ですよ。
と言うのもミニカーの部品を外してスキャンしてデータを作りウイングの部分を追加すると言うのが作業の大まかな内容です。
1台分左右を作るくらいなら手で作った方が早いと思っている私ですが・・・
思った以上に出来が良いのには感心しますね。
但しこの部品には熱がかけられない(塗装の後等に過熱乾燥が出来ないという意味)ので一度レジンに置き換えてから使う必要が有りますね。

そしてシートです
599GTOの純正のシートを見た事は有りませんが、ミニカーの599GTOでは普通の599ベルリネッタの物が取付けられていまして、これではGTOを名乗れない程に役不足感が有ります。
お客様の車にもF12に近い形状のバケットシートが取付けられていますのでここはやっぱり作り直しが必要になってきますね。
F12の物をコピーしようかとも思ったのですがシートがいくつかの部品に分割されていますのでこのコピーは手間がかかる割には良くならないと判断して3Dプリンターで作ったパーツに致しました。
一応1台分2座有りますがこれを原型にしてレジンで置き換えて使用する予定です。

次はF12の内装を進めます
ドライバーズシートの足元にはセンタートンネル部分にカーペットのすり切れを防止する為のプレートが取付けられています、それはミニカーでもモールドされています。
ただ一体のモールドでは見栄えが悪いのでここも別部品にしましょう
アルミ板をカットして作りますが困った事にこの材質がよくわかりません
色はカーボンっぽいのですが・・・
よくわからない時にはどちらが見栄えがいいかで決めましょう(笑)
ここはカーボンにする事にあっさりと決定しました。

そしてフロアマットの型取りをします
フロアーには何やら金属パネルが取付けられていますが、実車はこの上にマットを敷いてあるみたいですのでマットを作ります。
マスキングテープを貼っておきまして型取りですね。

アルミ板を切り出しましてマットに加工します。
問題はこの上側をどうするのか・・・ですね。

アシスタントシート側も型取りをしました
こちら側はフロントのバルクヘッドにフットレストが取付けられていますがそれもフロアーマットでカバーされているみたいですね。
せっかくのフットレストが勿体無いけどまあ実車がその様にしてありますから・・・それに沿っておきましょう。

シートの型取りを進めましょう
この3Dプリンターのパーツは瞬間接着剤では付かないらしいので湯口はエポキシ形の接着剤で接着しています

リアのスポイラー部分とCピラーのウイングも型取りしておきましょう。
本来はこの原型にサフを塗って綺麗に整形してから複製作業に入りますが・・・今回はこのプリンターで出したままの姿を隣町のS木さんに見せてあげたいのでこのまま複製致します。

お次ぎはデカールですね
こちらはF12の物です
追加しなければならないデカールが全てこの中に入っています。

続いて599GTOの物をボディパーツに貼ってみました
デカールは貼ってみるまでわかりませんからね〜
柔軟性も全く問題なく貼れました、印刷してから時間が経っていませんので柔らか過ぎる感じは有りますが貼りやすいですね。

ボンネットにも貼ってみました。
他の部分も良い感じですよ。


明日はF12の方のボディデカールなどを貼ってゆきたいですね。

F12TDF 特注エッチング板到着!

2019-01-19 20:41:58 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は天気が良くて晴れて良い天気になりました。
昨日の続きで雲南市木次町まで朝一番で薪をもらいに行って来ましたが・・・
この天気のせいで放射冷却の為に道路の凍結が大変心配でした。
山陰の様に中途半端な寒さの場合は道路が凍結した部分をタイヤが踏みますと氷が溶けて車が大変滑りやすいのです。
例えば北海道の様にもっと寒いとタイヤで氷を踏んでも溶ける事が無くて意外と滑り難いのです、この辺りはデモドリさんの方が詳しいかな(笑)
また山の陰などは日光が当たらずに氷が溶けていないなどと言う事も有りますので寒い朝の峠道のドライブは気を抜く事が出来ません。
まあ何とか無事に帰って来たのがお昼頃でしたね。
気温はこの時期としては高めの13度くらい有ったでしょうか・・・外でも比較的過ごしやすかったです。

帰って来てからは一休みする間もなく・・・
制作を開始致します。
本日はまずここからです・・・
F12TDFのシートのクッション部分が軟質のビニールを使っていた事はどこかに書いたと思いますが・・・
先々の樹脂の劣化やシート表皮のステッチのやり直しを考えますとここの部分の材質の変更は当然の事ですね
レジンで複製する為にいつもの型取りの準備を始めます・・・

シリコンを流しておきました・・・
丁度レジンの樹脂が無くなっていましたので新しい物を注文しました。
今日には届く・・・筈です(笑)
もっと早く準備をするべきかもしれませんがレジンやシリコンは新しい物の方が絶対的に良い訳でしてねギリギリでの手配となりました。

そして外注でお願いしておりましたエッチング板や3Dプリント品そしてデカールが届きました。
取り敢えずエッチングからご紹介しておきましょう。
右側が599GTOとF12TDF用のエンブレム関係ですね
こちらは0.2mmのステンレス製です
左側は0.3mmだったかな?
1/18用のシートベルトセットです。
と言うのもF12TDFはノーマルシートベルトなのでベルトの色だけ替えれば金具は使えますが・・・
何故か金具が片側だけ入っていませんでした・・・・_!?
そのまま片側無しという訳にもゆきませんのでこれを使って両側共にシートベルトを付けておきます。
外注先にお願いして急遽入れてもらいました・・・。

ダッシュボードのF12TDFのエンブレムですがTDFの部分だけが赤い文字になっていますのでここを塗っておきました
本来は中央の部分だけ赤いのですが余りにも細か過ぎて中央だけでは赤く見えなかったので全体を塗っておきます。
この様に全体のバランスを見ながら適時変更してゆきます。
絶対に実物通りでは無く多少はバランスを取っておかないと作っても見えないのでは意味が無いですからね。

F12TDFのエンブレムを取付けてみました・・・
余りにも小さくて良く見ないかな〜
ベースの色がブラックなので赤が目立たないですね・・・。
エアの吹き出し口の下側に有る白い点々は吹き出し口のエアの量を調整するダイヤルなんですが・・・この部分は最初から付いていたので仕方が無いですが・・・僕ならデカールで再現するなら逆に省略するでしょうね。
何となくデカールが剥げた様にしか見えないからね。
なぜこんなことが起きるのかと言いますと、元々立体的なダイヤルの部品をデカールの様な平面の物で再現しようとするから無理が有るのです。私が再現するなら立体物として再現すると思いますね。
BBRさん少し考え過ぎなんだよね!

同様にセンター部分の吹き出し口の下側にFerrariのエンブレムです
実はここにもダイヤルの表現が有ったのですが・・・デカールが少し下側にズレていましたのでブラックで塗ってしまいました。
ダイヤルの表現を消してその上の部分にFerrariのエンブレムを接着しています。
こっちの方がスッキリしていてエンブレムも引き立つ様に思いますが・・・如何でしょう?

ホイールのセンターキャップにもエッチング製の跳ね馬を取付けました
普通は黄色の地に黒い跳ね馬が描かれたセンターキャップですがこの車はシルバーの地にクロームの跳ね馬なので少し目立たないですが・・・実車がこれなんでね、その通りの再現となります。

昨日作ったリアの荷物スペースの滑り止めの金具を取付けました
一体のモールド表現と比べますと部品自体は薄い物ですが立体感が出て来るので不思議ですね。

次はこの滑り止めの金具の中心の部分に黒い滑り止めのゴムのパーツを接着します
と言っても本当のゴムでは無くビニールテープの自己融着テープをカットして貼っています。
小さい物ですがそこそこゴムの質感が有れば・・・と思いましてね
普通ならプラ板を塗装した物を貼るのですが・・・今回はこちらにしてみました。

そして荷物スペースの荷物が動かない様にする為のベルトを取付けました・・・
やはり自作の部品は立体感が有って良いですね・・・
一体のモールドではこうはいかないですからね〜。

次はベルトの留め金具を作ってみます
1/43スケールでは何度も作っていますが1/18ですとより細かな部分までの表現となります・・・どこまで表現するのかはいつも悩む所ですね。

金具を取付けてみました・・・
やはりベルトを貫通する部品も必要ですね・・・


明日はベルトを貫通する部品から制作を開始する事になりそうですね。

少しずつ内装の組立てを始めました

2019-01-18 20:15:58 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は午前中は雨が降っていました
まだ雪でない所が救われますが・・・昨日の天気予報では雨は無く曇りって言う天気予報だったのに・・・

この後は急激に空模様が回復しまして晴れてました・・・という事で移り変わりの激しい天気でしたね。

そんな天気が不安定な中でしたが島根県雲南市木次町まで薪を取りに行ってきました。
当方からは山道を1時間ほど走らなければなりません。
こんな狭い道もあります、上はJR木次線の鉄橋ですね〜

なにか鉄道模型のレイアウトの中を走っているような・・・かつてはC56型やC11型蒸気機関車がこの上を走行していたみたいですね。
知人が裏山の木を切って準備してくれていたものでして・・・ありがたく頂戴してきました。
軽トラック1台では載らないほど準備してくれていましたので明日は午前中にもう一度取りに行くことになりました。


さて本日も時間を惜しんでの仕事ですね。
本当に時間が勿体無いな〜と感じるようになりました。
サラリーマン時代はここまで時間が惜しいと感じた事が無かったのですが仕事のせいか!?歳をとったせいか(残りの時間が無くなったとも言いますね)!?どちらかわかりませんが・・・確実にそう感じる様になりましたね。

さて本日はここからです。
先日自作デカールを貼って作ったコンソールですが・・・今一つわからなかったのが中央の凹みの部分ですがここには小物が入れられる様に凹みが有るのですがここまで果たしてキルティングで作られているのかどうかなのです。
普通小物入れをキルティングにするのは有りません・・・ゴミがたまりやすく汚れやすい割には掃除が出来ないからですね。
そう思って色々な写真を見ていきますと・・・角の方に少しだけ不鮮明では有りますが写っておりました
ここにはプラスチックの別部品が填められている様なのです・・・と言う事でやり直しです。

プラスチックのパーツの部分以外の部分をマスキングしてゆきます
(つまりキルティングのままの部分ですね)

セミグロスブラックで塗ってやります
そしてコンソールを付けますとこんな感じになります
これなら理屈に合いますので・・・少しホッとしました。
本来ならこのの際の部分にスジ彫りとかしておきますと模型的には良いのですが実物はキルティングが膨らんでいてスジ彫り(凹み)は無い印象なのでこれで良いかと思います。

次はコンソールの後側のバルクヘッドに付くLIMITED EDITHONのプレートです
本来のミニカーではメタル風のデカールが貼られていましたがマスキングして周りをインテリアブラックに塗ったらそのデカール部分が凹んで感じで気に入らなかった。
元々インテリアブラックは毛羽が立った様な塗装面になりますから仕方が無いのですが・・・・
ここはやはり上側にプレートが出っ張っていないと見た感じが変だという事でやり直します。
まずはプレートの文字を作る為にデカールのデータを作ります
トレースしますとこんな文字なんですが・・・

データの時点であれだけ細いと・・・この様に印刷しても文字が出てきません・・・プリンターが良くない訳では無く限界なんですね。
なにせこの文字のデータは横が4.5mm縦が1.8mm程しか有りませんからね〜
PCの画像では大きく見えますけど・・・

こんな場合は文字の枠を少し量増ししてやります(フォントを変更しても良いけどせっかくデータを作ったのですから・・・笑)
データ的には少しオーバーな位ですけど・・・(笑)

実際に印刷しますとまあまあこんな物かな・・・と言う感じになります。
実際には何とか読める感じがします・・・しかしながらこのプレートが貼られるのはシートのバックレストの間のバルクヘッドなので正面のウインドウから覗き込まないと見えないかもしれません。

カットして薄いアルミ板を磨いた物に貼ってみました・・・
実物はクロームメッキした物なのでアルミ板を磨いてピカピカした部分に貼っておかないと雰囲気が違ってきますからね。

塗装の為に持ち手にした爪楊枝と比べますとこんなに小さいです
しかも取り付け後には手が当たって剥げてしまう事も無い位置に取り付けますが・・・経年変化で剥がれてしまうと申し訳ないのでこのパーツもクリアーコートをしておきます。

先ほどのプレートを貼付ける位置には元々のメタル調のデカールが有りますのでこの部分をペーパーで少し均しておきまして補修の塗装をしておきました
上に貼ればどうせ見えなくなるのでそのままでも・・・などと言う妥協はプロには有りません。

プレートを貼って元通りになりました
立体感では元よりも良くなったと自負しています(笑)

そしてリアの荷物スペースの部分の金具を作らなければなりませんね〜
ここは元々モールドだったのはご紹介していますが・・・やっぱり別部品でやり直したいですよね。
洋白板の帯金(幅1.5mm)を4枚重ねてハンダ付けします。
その両端を削っています・・・
ここは4つとも同じ形状の物が欲しいので・・・エッチングなら簡単だけど、これは4つしか要らないからこの方が経費的にも良いかな〜お客様に余分に代金を頂く訳にもゆきませんしね。

ステンレス板に瞬間接着剤で貼付けまして・・・
ハンダはきちんと削っておかないと黒ずんでしまいます(笑)

バフがけしてピカピカに仕上げておきましょう
実車では少し曇った感じなのですが・・・模型的にリアウインドウから見えた場合ピカピカの方が良いのではないかと言う判断ですね。
実車ではリアウインドウから覗き込むという事は何か台の上に上がって見ないと見れないと思いますからね。

そして荷物の固定用のベルトです
リアの荷物スペースはこんな感じで荷物を固定する為のベルトが付いています
これも一緒に削り取ってしまいましたので再現しておかなければなりません

1/43の場合は真鍮板で作る事が多いのですが・・・スケール的に少し大きいので・・・考えましたが、なかなか耐久性を考えますと他の良い素材が見つからないのです。
やっぱり真鍮板で作る事にしてみました、柔らかなベルトの感じが出ていますでしょうか?

塗装をしました
色はホワイトに少しグレーを混ぜたものにしています。
写真を見ますと完全にホワイトに見えますが、他の部分(ドアの内装のグリップ部分とか)を見ますとイエローとライトグレーがイメージの様なので多分ホワイトに見えていてもライトグレーだろうと言う読みです。
実車通りにベルトを束ねる部分はイエローにして有ります。

ベースになったBBRのミニカーには大変驚いた事にシートのスライドレールまでモールドが再現されています。
今まで見た1/18スケールのミニカーでは初めてじゃないかと思います。
が、大変惜しい事にこのプラスチックの部品がパーティングラインの処理がしてなくてかなり歪な感じなのです
勿体無いのでパーティングラインンの処理をしてからサフを塗っておきました。
この後はセミグロスブラックで仕上げておきます。
ほとんど見えなくなる部分も手直しをしてゆきます。

そして部品を少し取付けてみました
雰囲気はまずまずじゃないかと・・・ひと安心ですね〜。


明日は何をしようか・・・。