Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイールのセンターキャップの制作

2019-01-12 21:37:13 | Wさんの1/18Ferrari
本日お山陰は曇り時々雨の天気でした
さすがに本日は休日の方が多いのでアトリエにも何人かの方がいらっしゃいまして対応がなかなか忙しい・・・
お話をするくらいなら仕事をしながらでも対応が可能ですが・・・
なかなかそれだけでは対応が不可能なこともありますから・・・
まあでも1日中誰も来ない様な事ではダメなんですけどね(笑)

それにお客さんが来られて色々な話をできる様なら気分転換にもなります。

そして業販のお客様からご注文をいただきましたのでシートベルトの準備をします。
いくつかのカラーの1/43シートベルトは売り切れ状態でしたが何とかパッキングして在庫を作りました。
今なら3色とも在庫があります、もしご入用の方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。
もちろん在庫が少なくなられたショップの皆様もよろしくお願いいたします(笑)

さて製作を開始いたしましょう
まずは困った部分からですね〜
数日前にシートを分解しましたがこのシートにちょっと困ったことが起きています
このシートですがクッションの部分は下の写真の様に軟質のビニール素材!?で作られています
ですからこの様にグニャッと曲がってしまうのですが・・・

今回製作中の実車は250GTOのツールドフランスをオマージュして作られています
それはシートの形状はF12そのままにステッチまでも変更してあるのです
ですから余分なステッチを消したいのですがこの軟質の樹脂ではパテも使えません・・・
この件に関しては少し考えましょう・・・。

次は599GTOのシャーシを塗りましょう
この部分は部分的にカーボンデカールを貼っていますのでそれ以外の部分はフラットブラックで塗ります
その為にはまずマスキングですね。

次はF12の内装のカーペットの部分は旧モデラーズのインテリアブラックでぬりました
少しケバのたった様なカーペットの様なので普通のフラットブラックよりもこちらの方が良さそうだったのです。
この塗料は缶スプレーから抜いたものだったのですが・・・まだ完全にガスが抜けていなかった様で・・・ビンから吹き出してトレーナーを汚してしまったのは家内には内緒です(笑)

赤く塗られていたフロントホイールハウスの内側も通常のフラットブラックで塗っておきます。
こちらはインテリアと同じでは具合が良くないからですね・・・ホイールハウスの中にはカーペットはないですからね(笑)

F12は2人乗りなのですがシートの後ろ側には若干荷物のスペースがあります
その一部がカーボンになっているのですがその表現が十分ではありませんでしたのでここにもカーボンデカールを貼っておきます
このあとラッカークリアーからウレタンクリアーを塗る処理は他と同じですね

バケットシートの材質の件ですが・・・
レジンに一旦置き換えることにいたしました
レジンならパテが効きますし・・・でも置き換えは大変手間がかかります
また座面と背もたれの部分が一体になっていますとシートの背面の部品にはめ込むことができませんので座面と背もたれの部分を切って分解しておきました
この構造なら座面から取り付ければ組み込みは難しくないと思います

旋盤で部品を削っています
直径は3.5mmですね・・・何を作っているのでしょうか??

正解はこれです
直径が3.5mm厚みが0.4mmの円盤です
何に使うかって?

これです・・・
ホイールのセンターキャップですね
この部分は普通は黄色な円盤に黒い跳ね馬なんですがこの方の車は特別なものがついていましてF12の方はシルバーの地にクロームの跳ね馬
599GTOの方はカーボンの地にクロームの跳ね馬ですね・・・
その為にこの部分は全て作り直しになるのです・・・汗!

作った円盤にサフを塗ります
もちろんですが普通に塗装しますのでウレタンサフですね・・・缶スプレーで手抜きなんてしません(笑)

599GTOのものはグロスブラックに塗っています
これもまたウレタンブラックです
少量なのですが計量してきっちり作ります

此方はF12用ですね。
ホワイトサフを塗っています

そしてシルバーに塗ります
反射してホワイトなのかシルバーなのかよくわかりませんが・・・一応シルバーですね。

カーボンデカールを丸い3.5mmのポンチで打ち抜きまして・・・使います。
ナイフじゃあ丸くきれませんからね〜

そしてセンターキャップに貼りました
丁度良い大きさなのでピッたる貼ることができますね。
それでも一応ソフターで押さえておきましょう。


明日はセンターキャップを完成(跳ね馬のマーク以外)してホイールナットを作りましょう・・・

カーボン部分のクリアー塗装と内装加工を開始しました

2019-01-11 20:46:47 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は曇り時々(ほんの少し)晴れの天気でした
今日は忙しいのです・・・雑用でね。
まずは朝一番で倉庫のトイレの解体見積もりに立ち会いました。
この倉庫ですが山の中にありましてね、裏が昨年の夏の大雨で少々崩れたのでその修復のためですね〜。

そして帰ってからは軽トラックの車検に行きます
軽トラックが車検が来ましたのでまあ良いかな〜と思ったのですが、やっぱり無いとすこぶる不便です(笑)
と言う事で昨日自賠責をかけて臨時ナンバーを準備しておきましたので本日車検決行です。

午前中にインターネットで予約状況を見ましたら午前中でも予約が取れそうだったので・・・即実行でした。


本当は車検は午後からの予定でしたができるなら午前中に済ませてしまいたいものですよね。
と言う事で午後からはまとまって制作時間が取れました。
カーボンデカールを貼ったドアミラーには定着のためにラッカークリアーを塗っておきました。
最初はパラパラとミストで塗る感じで塗り重ねています
最後は少し多めに塗って完了ですね

加工して作ったリップはウレタンサフを塗ってから中研ぎをして再びサフを重ねます。
解きパテ風に少し粘度の高いものを塗って凹凸を埋めました

次はウレタンブラックを塗ってからウレタンクリアーを塗っておきますとこの後のカーボンデカールを貼る場合に定着がよくて綺麗に貼ることができます

カーボンデカールを貼ってからラッカークリアーをパラ吹きしてウレタンクリアーを塗るのは他の部分と同じ処理ですね
綺麗に仕上がるかどうか・・・なかなか難しいですね(笑)

少しだけ組み立てを始めましょう
まずは簡単なところからですね
タイヤをホイールに嵌めます
と言ってもそのまま嵌められるわけではなく・・・こんな場合はファンヒーターで温めてからタイヤをホイールに嵌めます
この方が樹脂が柔らかくなりましてタイヤが嵌めやすくなります。

次はボンネットですね
昨日ウレタンクリアーをを塗っておきましたのでボンネットの黄色なデカールの段がなくなるように中研ぎをしましょう
これもまたあまり追い込み過ぎますと下地が出てしまいますからね・・・気をつけて研ぎましょう。

今日は思ったよりも仕事が進みますね
シャーシ側のカーボンデカールを貼った部分にラッカークリアーをパラ吹きしてからウレタンクリアーを塗っておきます

ついでに・・・中研ぎをしたボンネットにクリアーを再び塗りました
スタンドの電球が写り込んでいますがデカールの段は既にあまり見えませんね〜。
これくらい綺麗なら十分ですね

次はF12の内装を分解しています
内装は見えない部分で焼き留めという方法で接着されています
この方法の部分は分解が簡単なので助かりますね
取り外し方法は裏の焼き留めされた部分をリューターで削ってやりますと綺麗に外すことができます

内装の部品でもそのままのカラーで済む部分はマスキングをしています
あとで塗り直したほうが楽かもしれませんが・・・一応ね(笑)

ベルトの部分はホワイトでそのベルトを束ねているリングは黄色なので・・・こんな大げさなマスキングになってしまいました

完成しますとこんな感じ・・・と言っても途中なのでイメージが湧かないかもしれません。
この後のマスキングはちょっと大変なんですけどね・・・

カーボンデカールの部分は中研ぎを入れておきます
削り過ぎないように・・・注意が必要ですね

2度目のウレタンクリアーを塗りました
ちょっとピンボケですが、なんとなくツルツルピカピカで綺麗になったように見えませんか?(笑)


フロントリップの加工

2019-01-10 21:25:51 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は曇りで寒い一日でしたね。
最低気温は−2°になったらしいので・・・昨夜帰宅する時に途中に道路の温度計が付いているのですがその時点で既に-1°でしたからね〜。
Cafeの外に有るグリーンカーテンのパッションフルーツもさすがに越冬出来ないみたいで葉っぱが落ちてきましたので朝一番に片付けました。
パッションフルーツはアトリエの中と外の温室に挿し木してありますのでこれらは越冬してこの春にはまた楽しませてくれると思いますが・・・

さて本日の制作です
昨日問題になっていたフロントのリップスポイラーですね・・・
どうやら599XXのでは無くオリジナルで制作された物かもしれないのでこちらもオリジナルで作るしか方法が無くなってしまいました(笑)
と言ってもミニカーのシャーシに付いているリップは邪魔になってしまいますのでカットします・・・
カットしながら考えたのですが・・・この切り出した物って使えないかな?

もう少し前に出してやればいい訳ですし・・・ボディへの取り付けも考えなければなりませんのでカットしたリップの部分にボディへの取り付けの為にプラ板を接着しました。
少し後まで伸ばしておかないとリップ全体を前に出した分後が短いので付け足しをしないといけないのです。
その時にこの接着用のステーが伸びていますと強度が高められますよね。

そして前に出した分だけ中央の部分は奥行きが不足しますからここもプラ板を付け足しておきましょう。
中央の凹みは無さそう・・・写真で見えないので「見える部分には無い」と言う判断で後で埋めてしまおうと思っています。

この加工でこれだけリップを前に出す事が出来ます。
ナンバープレートから6.5cm出ていましたので1/18ですと3.6mmほど出っ張る様にしておきましょう
あくまでもナンバープレートからですから少し余分を考えてバンパーの下側から4.0mm出っ張る様にしています。
差の0.4mmの中でナンバープレートが付けば寸法通りになりますね。

次はボディカラーを塗り直しました
と言うのも・・・お客様からの資料画像の中でボディカラーの赤が少し朱色に近い物や真っ赤の物が色々有るのですが・・・まあこれはデジタルカメラでもフィルムのカメラでも色々になってしまうのですが・・・ちょっとイメージから行きますと黄色みが強く感じる様になりました。
なので赤をもう一度作って塗り直しました。
リップの作業で傷が付くかもしれないと思いましたのでリップが出来たこのタイミングでの塗り直しですね。
今度は真っ赤になっています・・・実車は見た事が有りませんがこの方がそれらしい様な気がします。

ついでに・・・・
塗装ブースに入りましたのでついでにF12のボンネットにもクリアーを塗っておきました。
シルバーのままにしておきますと汚れが付いたり傷が付きやすかったりしますのでここで一度ウレタンクリアーを塗っておきました
これはデカールの段を取る為に中研ぎを入れたいと言うのも有りますが・・・シルバー地のままとクリアーをかけた後では汚れの付き具合も変わります。
出来るだけ手を尽くしておく方が良いという判断をしました。

次はリップの整形ですね
ミニカーから切り出したリップとプラ板の寄せ集めですから当然ながら酷く段が付いている部分も有りますのでその段を修正して綺麗な面にする為にポリパテを盛っています・・・
手で持つ所が無い位あちこちに盛りましたが厚みは0.7mmくらいですかね〜
研磨すれば0.5mmくらいで収まる筈ですので後で問題が起きる様な事は無いと思います。

そして乾燥機の中で硬化促進しまして研磨しました・・・
非常にざっくりですが研磨しますとこんな感じになります。
パテは結構付けていますが削りますともう余り残っていませんね〜中央の凹みの部分が一番厚い感じですね。

そしてウレタンサフを入れました
プラスチック製だからラッカーサフじゃないの?と思われるかもしれませんがウレタンサフはプラにも有効ですね。
硬くなりますし下の素材の不安定な部分もカバーしてくれます
と言うのも既にカーボンデカールを貼った後の加工だったので万が一にもデカールが残っていますと仕上げまでに悪さをする可能性が有りますから・・・ウレタンサフを使ってしっかり押さえ込んでおいた方が良いかなと思っています。


明日は全面的にカーボンデカールを貼る予定ですね・・・
これがまた大変なんですよね〜画像的には余り面白くないでしょうしね〜余り進んだ感がしないのも事実です(笑)

カーボンデカール

2019-01-09 22:34:04 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は曇りでしたがとても寒い1日でしたね。
外での作業はさすがに無しでした。
本当はいろいろやらなければならない作業はありますけどね・・・あまりにも寒かった。

午後からは安来市文化協会の初春所蔵品展の展示のために安来駅にある市民ギャラリーに出向きました。
3時くらいには再びアトリエに戻って制作の開始ですね。

本日はまとまった時間がなかったので制作はちょっと少なめですが・・・と言い訳をしておきます。
昨日までにデカールを貼ったブレーキキャリパーはウレタンクリアーを塗って仕上がりました
こんな感じですね・・・少しキャリパーを組み立てているビス等も再現すると格好いいかもしれませんね
これは課題ということにしておきましょう

次はカーボンデカールをカットします
カーボンデカールを貼る場合にみなさんはカーボンの目を意識して貼られていますか?
私はこれが大変気になります
私の中で格好がいい貼り方は左右は均等にカーボンの目は斜めに使います
ただ現在使っていますモデラーズのカーボンデカールは水平方向にカーボン目が印刷されていますから斜めに使おうと思いますとこの様に斜めに一回カットしましてここからいろいろな部位のデカールをカットします。

599GTOのサイドステップはこんな感じにカットして貼り付けています
少しぶつぶつが見えますが・・・これは見なかったことに・・・いやこの後ウレタンクリアーでコーティングしますから目立たなくなりますのでご安心を!!

フロントのリップもカーボンデカールを貼っています
ここは左右で均等なカーボン目にするために中央で一旦カットしてカーボンの目が左右で均等になる様に貼っています

実はここで気になる写真を思い出しました
制作用の写真はお客様から送って頂いた物で私は実車を拝見したことがありません。
まだ数度しかお会いしたことがない方ですからあまり無理を言って見せて頂いてもご迷惑がかかる場合もありますから・・・
ただ送ってこられた写真の中にこんな写真があるのです・・・
フロントのリップの部分の長さをメージャーで測っていらっしゃるんですね・・・
普通何の問題もなければこんな写真は送られてこないでしょう・・・
どうやらここはお客様が改造された部分らしいと・・・想像しています。
つまりこの部分を再現して欲しいぞ・・・!という部分の写真はこの画像の中に入っているということになります。
その様なお客様の気持ちを読み取りながら作品を作って行かなければなりません

599GTOのミニカーをそう思って見ますとシャーシの取り付け位置はこんな感じになりますね
かなり奥に入っていますね
この大きさで599GTOの標準のリップなんですね

実車のリップはこんなにも大きいのです
どうやら何か他のリップを付けていらっしゃっているのか・・・寸法を測っている写真を送ってこられると言う事になりますと特注品かもしれません。
599XX用を流用などと言う方法もありますがバンパーごと取り替えないと形状が違うので取り付けが不可能と思うのですよね〜。


明日は・・・
デカールを貼ってしまってから気がついたフロントのリップの作り直し部分をご紹介する事になりそうですね。

ボンネットのやり直し・・・

2019-01-08 20:41:27 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は晴れ時々曇りでまずまずの天気でしたね。
休日なので取り敢えず自宅の掃除を済ませて一人で出勤しました。
家内ですか?・・・今日は所用があって一人でお出かけです。
出がけに車のエンジンがかからなかったと言う・・・オマケ付き。
私がかけたら難なくかかりましたがスマート君はシフトの部分のマイクロスイッチ!?が時々おかしくなるみたいですね。
普通のオートマではPレンジで駐車しますがスマートにはPレンジが有りません。
駐車時はRに入れて駐車しますとエンジンキーが抜ける様になっています。
この場合次にエンジンを掛けようとしますとRからNに入れてブレーキを踏むとマイクロスイッチでシフト位置を確認してセルが回る様になっているのですが・・・今日は掛からなかったみたいです。
私はいつもエンジンキーをオンにしてからブレーキを踏んでRからNにシフトレバーを動かします。
この順番の方が誤作動が少ない傾向に有ります。
まあ機械ですからたまには誤作動もするのでしょうけど・・・家内一人だと対応が出来難いので困りますね(笑)
まあ今は携帯電話が有るので連絡はつきますから何とかなる可能性が高いですけどね。


さて順調に進んでいるF12と599GTOですが・・・
実はそうでもない・・・使い慣れない物を使うとアウトになる事も有ると言う例をご報告します。
この問題で2日間位は作業がバックしてしまいました・・・(汗)

ボンネットの塗り分けですがウレタンクリアーを塗る前にまだしなければならない事が有りました・・・
ボンネットのシルバーの部分にはマスキングで付いた跡が若干有りましてねシルバーを補修する為に黄色い部分をマスキングしました
この時に旧モデラーズのハイテクマスキングテープを使いました
ボンネットのラインはなだらかな曲線なのでいつもの紙テープのマスキングテープでは浮き上がりが心配だった為です。そしてプラモデルを作っていた時にはこのマスキングテープは大変使い易かった記憶が有りましたので安心していたんです・・・

シルバーを塗ってから剥がしますと・・・紙のマスキングテープの部分は何ら問題無く剥がれましたが・・・モデラーズのハイテクマスキングテープの部分はテープに黄色い塗料が持って行かれてしまいました。
この黄色は塗装をしてから数日経っていて完全に硬化していたのですが下地のサフはウレタンサフなのに上塗りを塗装の膜厚を薄くしたかったのでラッカーを使ったから密着が悪くなってしまったのかもしれません・・・これはデカールじゃなく塗装なんだぞ!何でマスキングテープごときに持って行かれるんだと・・・心の中で叫んでももう遅いですね。
ここでガッカリ・・・(笑)
ここまで来て・・・全く補修のしようが無くなってしまいました。

どう補修するか迷う所ですが・・・
塗り直しを決定しました
でもその前にこの複雑な形状のラインをトレースして型紙をとっておきます
マスキングテープで写し取って切ったらプラ板に貼付けてそれをカットしヤスリで仕上げます。
使えなくなったボンネットでもこうすればまだ使えます・・・使えるという事になるのか?ですけどね。
転んでもただでは起きないのがプロです!

やり方を変更しました・・・
デカールで黄色い線を表現します・・・理由は剥げた事では無くシルバーの塗膜が意外と段が有って埋めるのが難しいのです。
先ほどの型紙ですが白い紙の上に置いて鉛筆で輪郭を写し取ります。
この白い紙は勿論黄色のカラーデカールですね、

切り出したカラーデカールがこれです・・・
でもこの後また大変な事に・・・(笑)
これでデカールが出来ましたので下のボンネットは御用済・・・!
剥離剤で剥がして再び塗装します。

いきなりサフまで復帰しました・・・
悔しくて写真を撮る余裕が有りません・・・(笑)

そしてシルバーを塗ったけど・・・なぜだかメタリック粒が目立っていましたので再研磨・・・・
凹むよね〜!

一旦塗料をフィルターで濾して再塗装・・・
今度は上手くいった!!

でも在庫していたカラーデカールが・・・・
ダメみたいですね〜
上の写真で型紙を作って切り出したものなのですが、水に浸けてずらしますと・・・バラバラになってしまいます。
切れてしまうのは劣化なのですが・・・ハサミで切った部分もギザギザになってしまうのはよっぽど状態が良くない証拠です
このデカールは使えないですね〜。

数年前にヤフオクで買った物です
シルク印刷とうたっていましたが・・・発色は良いけど長持ちしない・・・と言う事ですね。
まあデカールは生物ですからね(笑)

当方のポリシーとして「無い物は自分で作る」と言う事にしております
なのでシルク印刷は当然無理ですけども・・・僕が出来る範囲でと言う事になりますと
塗料にフレックスを入れて柔軟性を持たせてクリアーデカールに塗ってクリアーデカールを作ります

フレックスの説明にはこう有ります・・・
一液性の塗料にも使えると・・・
でもこのデカールは使えなかったんです・・・フレックスは20%と書いてありますのでその量を添加したら柔らか過ぎて使えなかった。
デカールを水に付けてボンネットに移す時点でフニャフニャになって使えませんでした。
では何%が適量なのか・・・
取り敢えず3〜5%で試しましたら何とか使えるデカールが出来ました。
使わなくても新しいうちなら大丈夫そうなんですけどね〜ただラッカーが完全に硬化しますと硬くてパキパキ割れてしまいます・・・やっぱりデカールは生物なのかしら・・・・

何度かのトライ&エラーの後・・・使える様になったのがコレです!
やっと何とか数日前に戻れそうですね(笑)
それを貼ったのがこの画像です・・・
デカールの段の方が塗り分けの段よりも小さかった感じがしますね
ソリッドのカラーなら塗り分けしてからペーパーを使って削れば段は小さくなりますがシルバーとかのメタリック色ではペーパーで削る訳にもいかないのです・・・色が変わってしまうので・・・。
デカールのよる表現が最良という事ですね。

この数日色々有りましたがコレが完成形と言う事ですね
スッキリ決まった様な気がします。


プロとして成功する事ばかりでは有りません、失敗もつきものなんです。
失敗の中から次の成功への方法を見つけ出す事が出来る人がプロになる事を許されるのかな〜と感じます
そうでないと失敗ばかりではご飯が食べれないのですから・・・(笑)