Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

分解開始です・・・が!!??

2021-01-27 21:27:24 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は曇り時々晴れの天気でした。
定休日なので少しゆっくり出勤しました。
朝一番で薪ストーブを着火しまして・・・ふと外を見ますと中庭の花壇に見慣れない鳥が一羽いましてこっちをキョロキョロ見ています
私を気にしている感じでした
この時期によく姿を見ますが・・・ジョウビタキかな??

私も寒い時は「常時火を焚きます」が・・・ジョウビタキが応援に来てくれたのかも(笑)
そして定休日なので中庭の仕事もします
今日はブルーベリーの苗を植えました
このところ夏が大変暑いので夏場に枯れてしまうのですよね・・・何本かはね。
なので枯れた部分は植え替えをしておきます
苗は買ったものもありますが大部分は自分で挿木をして増やしたものを使っています。
ブルーベリーは冬には葉っぱを落としまして冬眠状態なのでこのタイミングで植え替えておきます
今日は5本ほど植えておきました。
中庭には100本ほどブルーベリーを植えておりますが毎年数本は枯れてしまいます
まあ仕方がないかもしれません・・・これ以上暑い夏が続きますと何らかの灌水設備を作らないといけないかもしてませんね。


さて次は家内に頼まれて畑の赤いキャベツを収穫しました
このキャベツはサラダに入れて赤い色を楽しみます。
少し前か1個ずつ収穫して使っています。
味は・・・普通のキャベツとあまり変わらないような気がしますね〜。


本日お昼前に昨日完成したアベさんは旅立ってゆきました・・・明後日にはお客様の手元に戻る予定ですね。
どうか無事に旅をしてほしいですね

さて本日から新しい仕事を始めましょう
プロは忙しいのですよ・・・次から次に仕事が入ります。
もう気持ち的には勘弁してほしいのですが、有難い事になかなか許していただけないようでしてね〜。
今日から始まるのは・・・こちらです。

もう一台は・・・
梱包してあって見えませんが・・・


2台とも箱から出してみました・・・
メルセデスベンツの2台ですね〜。
お客さまのお持ちの車なのでその車に合わせての製作になります。


まずは黒い方から分解します
ひっくり返してみてびっくりです。
このミニカーはオートアート製なのですが・・・シャコタンに改造されていますね
それも最悪の改造でして・・・
タイヤは足回りに接着されているわけではなく・・・シャーシに直接グルーで接着されている・・・ありえない加工の仕方ですね。
加工した・・・と言うレベルのものじゃなく


そして全てのタイヤはホイールハウスの内側にグルーで接着されているだけです
そして足回りの部品も面倒だったらしく取り外して無くなっている状態・・・

まあたまにヤフオクとかでシャコタンに加工されているミニカーを見ますが・・・
こんな風な加工をされているのでしょうね・・・もったいないのでやめてほしいですね。

結局4輪ともタイヤはグルーで固定されているだけです・・・

タイヤを外しますと・・・
ホイールの内側はこんな黒い円盤でして・・・
グルーで適当に貼り付けるだけなんですよね〜
ハリコの虎みたなものです

最初から真面目に加工をすることは考えていないですよね・・・

リアの車軸もカットされていて何もないところにただついているだけ・・・

シャーシがなかなか外れないのでよくみますと・・・こんな部分に隠しネジがついています、実に丁寧な設計なんですが・・・勿体ないです。


とりあえずシャーシを外しました
そして内装を外し・・・
このあとはエンジンを外します
この辺りの構成は流石にオートアートですね。
十分いい素材なんですけどね・・・
それにしても勿体ないですね

やっとボディだけになりました

明日もう一度お客様に連絡を入れてみましょう
この足回りで本当に良いのか確認しておきます
これは大変残念なミニカーですね・・・



アベさんやっと完成しました

2021-01-26 20:01:36 | その他
本日の山陰は午前中は曇り、少し気温は高めで屋外でも過ごしやすかったですね。
午後からは雨が降りました・・・と同時に気温は急降下して寒くなったような気がするのは私だけでしょうか??
よく分からないですが・・・そんな感じでしたね。

定休日なので自宅の掃除をしてから出勤しました。

今日は出勤した時は雨が降っていなかったので薪ストーブを着火して部屋を温めてから薪を運びました。
少し前にも運びましたが寒かったので薪の消費が多かったのかもしれないですね。
今日から数日雨が続くらしいので今日は曇りの内に軽トラックを使って運んでおきました
時間的余裕があれば健康のため運動の為に一輪車で運びますが、今日は雨が降るまでの時間が余裕がなかったので軽トラックの登場です。



さて今日はお休みですが仕事を進めておきます
いよいよアベさんが完成間近になりました、ラストスパートですね
昨日帰りにウレタンクリアーを塗って帰ったドアミラーは今日にはウレタンクリアーが硬化しておりますので中研ぎをしておきます
中研ぎをしておきすと2度塗りした時に表面の滑らかさが違います。

中研ぎしたドアミラーに再びウレタンクリアーを塗ります
デカールの段も無くなりましてスムースな仕上がりになります
と言ってもデカールの貼り方にもよりますのでね〜
丁寧な作業が必要になります

本来は硬化まで他の仕事をしますが、ブログの場合あちらこちらに話題が変わりますと理解しにくいので連続して書かせていただきます
クリアーが硬化しましたら磨いたミラーを取り付けました
これならミラーらしく見えますので後ろは確認できるかな!?


そして昨日作ったフロントガラスを取り付けてみました
もちろん接着剤を付けています、硬化するまでマスキングテープで押さえておきます。


が・・・
またフロントウインドウを作っています。
なぜかと言いますと・・・本日取り付けたフロントウインドウはペット板で作ったのですが、ペット板は比較的柔らかくて1/18スケールで平面に近い形状のアベさんのフロントウインドウでは若干柔らかすぎる感じがします。
しかもペット板は透明度が良いのでそれを使用しましたが、硬さの問題は実際に作ってみないと分からないのです。
作ってみて・・・取り付けてみてやはりちょっと、と言うことになりましたので作り直しています。

作り方は同じなので・・・
作るには時間はあまりかかりません
何度も作っていますから・・・私も学習機能が付いていますから。

ボディに取り付けてみました・・・
ガラスの写り込みをご覧いただきますとすっきりとしているのがわかります
これは硬いので中央部分が凹むこともなくすっきりとした写り込みができると思っています。
ペット板と比べますと張りが違うんですよね。

ワイパーを取り付けました
硬化まではマスキングテープで押さえています
・・・写り込みを見ても明らかにすっきりしていますね。
ペット板では透明度はいいのですがちょっとムラムラした写り込みなのです・・・微妙なんですけどね。
自分が納得いかないものではダメなんですよね。

オリジナルの展示ベースに取り付けて完成ですね〜
裏板も元通りにして完成ですね。

外箱に収めて完全に完成致しました。


明日にはお客様にお送りしようかな〜
ご連絡を入れてみましょう。

アベさんのウインドウ完成・・・ミラーのカーボン追加です

2021-01-25 20:09:14 | その他
本日の山陰は良く晴れて気温も高めで過ごしやすい一日でした。
新年になってから一番良い天気だったかもしれませんね〜。


こんな天気だと・・・畑のタマネギが呼んでいます・・・肥料が欲しいと!!
という事で今日は出勤してから3時間程掛けてまだ草取りも肥料もしていないタマネギ畑に出ました。
お陰さまで1月の草取り/施肥予定を全て終了しました。
明日からまた数日は雨が降る様ですので丁度良かったかな〜。


本日の作業はこんな作業からです。
0.5mmのプラ板を幅1.0mmでカットしています
このミニカーのフロントウインドウは厚みが0.8mmです
0.3mmの塩ビ板でウインドウを作りますがそのまま接着しますと0.5mm程奥にウインドウが付く事になるのです。
これでは格好が良く無いので・・・
ウインドウの接着面に厚みが0.5mmの板を接着して高さを揃える予定です。

そうそう・・・細かな事ですがプラ板をナイフでカットする時にナイフの動きに負けてステンレス定規がズレてしまった事が有りませんか?
私はあまりプラ板を使う事は無いのですが、それでも今までに何度もそんな経験が有りまして困っていました。
ステンレス定規の裏にビニールテープを貼りますと動かなくて良いですよ。
随分前に貼りましたので既に随分ボロボロになっていましてこの後貼り直しておきました。
まあ皆さん騙されたと思ってやってみて下さい(笑)

カットしたプラ板をセミグロスブラックに塗装しました
このプラ板はウインドウを接着しますとほとんど見えませんが・・・万が一見えた時に目立ちますから一応塗っておきます。
接着強度は塗装をしない方が良いかもしれませんが・・・

黒く塗ったプラ板をウインドウを接着する凹みの部分に接着しておきます・・・
ここで気が付いたのですが、ウインドウの左右と上側はこの凹みが0.8mm程度有るのですが下の部分は0.3mmしか無いのですよね。
これじゃあまともに接着出来ても元々の0.8mmのウインドウでは段が出来てしまいますね〜
一体どういう設計だったのでしょうか????
ただの設計ミスだったのでしょうか???謎は深まるばかりです。

こちらのウインドウは試作してみたウインドウです
この試作からウインドウのマスキングシートを作ります
マスキングテープを貼ってカットします。
この時は本来マスキングテープは1枚でその幅をカバー出来る物が良いのですが生憎持ち合せが無かったので2枚重ねです。
剥がす時に向きに注意すればこれでも十分使えます。
ポイントは重ねて貼ったテープの下側になっている物を剥がしますと上のは一緒に剥がれます。

カットしてみました・・・
試作のウインドウには傷が付いても良いのでナイフで切れば良いですね。

新しい塩ビ板にマスキングテープを貼ります。
このマスキングテープを貼るのはウインドウの内側になる面です、表面になる部分には傷を防止する為にブルーの保護シールを貼っておきました。
これで安心して作業が出来ますね。

次は試作の(先ほどマスキングテープをカットして剥がしたもの)ウインドウをマスキングテープに合わせて重ねます
そして周囲をマーキングしてカットすれば簡単にウインドウが出来るはず・・・です
おまけにマスキングテープでウインドウの内側には傷が付かないはずなんですね。

でもなかなかそう簡単に出来ないのが事実です(笑)
何度かやり直してやっと完成しましたがミラーの取り付けの部分のマスキングテープをカットしないといけません・・・結局全部やり直したって事ですね(笑)
ウインドウにテープを貼ったままカットしますとウインドウ自体に傷を付けてしまいますからこの場合はテープにマジックで線を入れておきまして一旦テープを途中まで剥がして下にウインドウの素材を挟み込んでおいてカットします

カットしました・・・
挟み込んである透明な板がわかりますよね〜!!
これなら下のウインドウ本体に傷を付ける事無くマスキングテープをカットでする事が出来ますね。

もう一度マスキングテープを途中まで剥がして挟んであった透明なウインドの切れ端を外してマスキングテープを元に戻します
簡単ですよね。

そしてウインドウをもう一度ボディに合わせておきます。
微妙な部分の最後のチェックですね。
ここまで何枚ウインドウを作った事か・・・もう作り方はわかりましたので次からはもう少し楽かな〜
いや〜実に毎日が勉強です。

裏からブラックを塗りました。
普通なら印刷だったりするのですが・・・自作のウインドウは塗装になります。

あれ!?ウインドウが2枚・・・
いやいや間違いでは有りませんよ。
左のはテスト用、右のが使用予定の物です。
塗料の密着とかがわからないのでテスト用で塗ってみました。
ウインドウが完成しても使えない様なものではいけませんからね〜。

ウインドウが完成しましたのでオリジナルのウインドウからルームミラーを脱着しておきます。
忘れますとまたやり直しになってしまいますから・・・(笑)

さて・・・完成までラストスパート・・・と言う所だったんですが、お客様から追加注文が入りました。
ミラーの上側をカーボン仕様に下側はボディカラーで・・・と
幸いにもまだ取付けていなかったので良かったですね〜(笑)
まあそう思ってミラーを取り出しますと・・・既に取り付け用のピンを打って準備していました。
ミラーはMRコレクションらしく曇りガラス仕様です(笑)
そう言えば先日のアベさんロードスターも磨いたので鏡に見えてきましたものね・・・。
エナメルシンナーを垂らしてミラーを取り外しました。

綺麗に塗られているのであれば・・・フラットブラックにクリアーを塗ってグロスブラックにして(デカールを密着させやすくなります)から下半分をボディカラーに塗装しますがゴミが付いていましたのでペーパーをかけて均してからサフを塗っています。

外したミラーは・・・・曇っていて後ろが見えそうに無いですよね(笑)

いつもの様に瞬間接着剤で仮固定しておきまして磨きます
バフを新しい物にしましたが・・・ちょっと固いかな〜。
まあ飛び散りが少なくて良いですけどね。
目の良い方は気がつかれるかも・・・ミラーが3枚有ります。
1枚は歪みが心配だったのでステンレスを切って自作しました・・・念のためですね。

ボディカーを塗りました。
ボディと比較しながら塗ってゆかないといけません・・・同時に塗れば同じ様な感じになりますが
後で別々に塗ったりしますと色ムラが出やすいのですよね。

下半分をマスキングします
上をグロスブラックに塗りたいのです。
カーボンデカールを貼るから下の色はわからないかもしれませんがカットして貼ったりしますと僅かな切り目から下の色が見えてしまう事も有りますなので先にグロスブラックに塗っておいた方が良いですね。

カーボンデカールを貼ってゆきます・・・
一見した所平面が多くて貼りやすい様に思いますが全部の面が微妙な3次曲面になっていましてシワが入りやすいので1面ずつ貼ってゆきます。
またカーボン模様も不自然にならぬ様に考えてカットしましょう。

必要な部分の全面にカーボンデカールを貼りました
シワが有る様に見えますがデカールの重なった部分なのでクリアーコートをしますと見えなくなりますね。

一晩置いてからクリアーをぬってゆきましょう。

お店の方は定休日なのですが・・・私の体は営業日なんですよね〜。
たまには少し息抜きもしたい所ですが、明日も仕事を進めますよ・・・

アベさん・・・問題発覚です

2021-01-24 19:59:59 | その他
本日の山陰も天気予報通り雨時々曇りの天気でした。
まあ雪が降らないだけでも良いのかもしれません、2月の初め頃には節分がきますがその時期には必ずと言っていい程雪が降ります。
楽しみな様な・・・また除雪が大変な様な・・・
雪は嫌いじゃないのですが、最近除雪しますと腰が痛くなりましてね〜歳のせいかな!?

今日はまずS木さんの宿題を片付けましょう。
早速デカールのデータを作ります・・・まだサンプルなのでデカールを使うのかそうで無いのかは決まっておりません。
どちらもサンプルを作って感じの良い方を使おうかと言うご相談なんです。

デカールを印刷しました・・・
黒文字と赤文字ですね

もう一種類はこんな感じでスミ入れしています
黒地に赤は難しいですね〜
スミ入れが少ないと発色が良くないし・・・
この後拭き取りますから・・・厚く盛っても拭いたら薄くなってしまいますしね・・・

やっと4種類のサンプルが完成しました〜
何に使うのか私も知りません(笑)

どれが採用になるのか最終的にはS木さんの判断なんですよ。

さて本業を始めましょう
今日も組立てですよ、まずはリアウインドウの部分ですね・・・。
こんなリアウインドウで雨は漏らないの?と思うのですが・・・大丈夫ですよ。
雨の日はこの車には乗らないのですよね。
こんな車を持っている人は何台か車を持っていらっしゃるのでわざわざ雨の日にアベさんには乗らないのです(笑)

サイドウインドウを取付けたのでフロントウインドウも仮に組んでみました・・・
ここで問題が・・・
このモデルを分解した時にフロントウインドウが簡単に外す事が出来ました・・・
何故かわかりますか?
このウインドウはプラモデルと同じプラスチック製のウインドウが付いております、他のウインドウは薄いフィルムの様な素材なんですがフロントだけはインジクション(プラモデルと同じ作り方ね)なんですね。
外す時に割れてしまうと修理は不可能ですし、接着剤を緩める時にエナメルシンナーは使えません(白化してしまうのです)とても困った奴なんですが・・・それがあっさり外れてしまった。
特に前側の半分は接着されてない状態だったのです。
ウインドウを外してみますと接着剤は付けてあるのですが・・・
まあウインドウの接着剤を掃除しましてどうにも腑に落ちなかったので仮組してみたのですよね・・・
そしたらダッシュボードの前側の膨らみが若干大きくウインドウに干渉しているのです。
つまりダッシュボードが当たっていてウインドウの前半分が接着出来ない状態なんですよね・・・これだから簡単に外れてしまった訳ですね〜
信じた私がバカだったのですが・・・この3Dの時代にこんなミスが有るのだろうか・・・???

まあいいや、ちょっと気を取り直して他の部分を組立てておきましょう・・・
ヘッドライトですね〜
結構部品点数が多くて面倒ですが・・・それなりの表現にはなりますね。

続いてリアのテールレンズの周辺を組立てます
こちらも一度組立てられていますのでほとんど問題無しですね。
ランボルギーニのエンブレムもメタルインレットを塗装してみました。


それにしてもフロントウインドウの事を検証します
ダッシュボードの前側が当たるのは削れば良いのですが・・・
問題は下の写真をご覧になって何かピンときませんか?
丸い電球の写り込みの部分です・・・心霊写真では有りませんよ!!
ちょっとピンボケですね〜

では下の写真では如何でしょうか??
ウインドウに写った丸い作業用のスタンドの電球の周囲ですが・・・小さい傷の様な物が沢山有りますね。
これは傷ではなく透明な樹脂を型に流し込んだ時に出来るウェルドラインという物です。
こんな模様になる事も有りますし線だけが見える場合も有ります。

角度を変えますと全く見えません。
傷ではないので磨いても消えません。
直す方法は有りません。
新しくウインドウを作るしか解決の方法は無いのですよね〜。
このアベさん、なかなか楽しませてくれますね。

ウ〜ンこのウインドウはどうしましょう・・・
数日前にウインドウの掃除をしていたのですがその時に発見したんですね。
外した時には気がつかなかった・・・(笑)

ウインドウの周囲の他の問題点を先に解決しておきましょう。
最初の部分にも少し書きましたが・・・
フロントウインドウの前側の部分ですが接着剤は付けられているのに接着されていないという現象ですが・・・
ダッシュボードの前側が少し高くてウインドウを押し上げているのです。
ちょっと埃が多いですが・・・掃除前だったので・・・。
このミニカー(原型が同じ物は多分他のも同じと思います)は最初からウインドウの半分位しか接着されていません。
プラ板を当ててみますとやっぱり干渉している部分が有りますね。

このプラ板は真っすぐにカットした物をウインドウ上部の接着面に端を当てていますので本来なら下の接着面に当たらないといけないのですがダッシュボードの部分に干渉してしまいます。
その干渉する高さは約0.8mmくらい有りそうですね。
そう言えばウインドウの厚みが0.8mmなのでひょっとしたら原型を作る時にデータを間違っていたのかもしれませんね〜
本来ウインドウの厚みを考えないといけないのに忘れていた??(笑)
でもまあ直さないといけない事に間違いは無いですね〜(汗!)

この組立てた状態でダッシュボードの前側を削りました・・・そうそうその前に削ったゴミが室内に入らない様に補修塗装をする部分までマスキングをしておきます。
ついでにウインドウの上までマスキングを伸ばしてあれば少しはゴミが入らないのではないかと思います。
最初は幅が2.0mmの超硬タガネで掘ってゆきます
そして木片に付けたペーパーで全体を削って仕上げてゆきましょう。

試作してみたウインドウを使って干渉しないか確認します。
思っていた以上に大きく削る事になりましたね
こんなに削らないとウインドウが取付けられないなんて・・・ウインドウ全周なんて接着出来る訳ないですよ。

マスキングした部分にもう少しマスキングして(塗装範囲を狭めて)サフを塗りました。
ペーパー目が有るとウインドウの内側なので目立ちますので・・・予防的にサフを塗ってからフラットブラックを塗りましょう。

フラットブラックを塗りました
マスキングを剥がせば・・・削ったのはもうわかりません。


これでウインドウの部品を作る事に専念出来るのです
他の部分をやりながら、しばらく考えます。

アベさんは仮組台に乗りました

2021-01-23 19:52:46 | その他
本日の山陰も朝から雨の天気です。
大雨では有りませんがず〜っと降っています。

今日は1月23日ですが・・・
私のとっては特別な日です。
2000年に父が亡くなったのが今日だったのです
今朝は雨の中墓参りに行ってから出勤しました。
幸いにもほとんど雪はなくて歩きやすかったですね。
父が亡くなった時も寒かった記憶が有ります、そして数日後に葬式をしましたが、その時はまだ斎場が無かったのでお寺での葬式でした・・・雪の降る中皆様にお集まり頂いて送って頂きました。
何年経っても忘れる物では有りません。

さて今日も本業を進めなければなりません・・・
フォードピックアップトラックが終わったので次はこのアベさんを終了させたい所ですが・・・そう簡単に終わらせてくれないと思います(笑)

先日作ったランボルギーニ50周年のデカールを所定の場所に貼って乾かしたらウレタンクリアーを盛っておきました。
ボディ側はセミグロスブラックこのエンブレムはグロスなので質感が変わって見えますのでこれはこれでOKでしょう。

ダッシュボードは先日取付けましたので今日は内装を取付けます
まずはドアの内張り部分を取付けて
下から内装の部品を差し込みますとピッタリと収まります・・・(後にこの作業が仇となる事は・・・わかりませんでしたが・・・)

ブラッククロームに塗ったホイールにブレーキディスクを組み込みます
この時点ではキャリパーの位置はどこでも大丈夫です。
私はホイールナットの位置とかセンターのエンブレムの向きまでは考えません、なぜなら実車の場合それを気にするのはモーターショーなどの時くらいだからです。
モーターショ−の時には展示場所が決まりますとジャッキでタイヤを持ち上げましてタイヤの向きまで揃えるのです。
しかしながらどちらが自然に見えるのかと言えば偶然4輪が揃う事など有るはずが無いのです。
私は自然の方が好きかな〜。
但しシャフトを接着する時にはブレーキキャリパーの位置は左右で揃えておかないといけません。
左右で違った場所にブレーキキャリパーが付いているのは絶対に変です(笑)

4輪を接着しました。
と言っても簡単な事では有りません
シャフトの部分に接着剤を入れておいて所定の場所に取付けて、シャーシを組立てボディの下に元々付いていたスペーサーを入れて車高を元通りにします。
その作業を接着剤が硬化するまでにしなければなりません・・・そしてそれで終わりでは無く前後のブレーキキャリパーの位置を正しい位置になる様にタイヤを回します。
最後に左右の位置関係を微調整して接着剤が硬化するまでしばらく待ちましょう。

足回りの接着剤が硬化するまでの時間を使って次の準備です
この車体のインテークやアウトレットの奥にはラジエターらしきメッシュが取付けられていますが・・・
塗られているのは良いのですが・・・こんな風にムラムラなんですよね〜
これじゃあちょっと興醒めなので・・・

表面に目の細かなペーパーをかけてメリハリがつく様に手を入れておきます。
黒くなるのはエッチングの凹んだ部分だけで良い訳です。

上の部分で加工した部品の上側にはこんなメッシュが付きます
このメッシュのステーを追加して欲しいというリクエストが有りましたので真鍮板をカットして接着します。

実車の画像ではこんな感じに付いています・・・写真の撮りかたに依っては大変良く見えますね。
このステーはメッシュを車体に固定する為のステーでメッシュよりも少し奥側についています。

真鍮板を取付けたのでメッシュ全体を再塗装しています
こうやってバックが白いとステー部分が良く見えますが・・・実際に車体に取付けますとバックが同じブラックですから多分見えないかも・・・しれません(笑)

ここまで準備をしましたらそろそろ車軸の周囲の接着剤も硬化したと思われますので、仮組台の準備をします。
車体の裏側のネジ穴の位置を確認します。
先日同メーカーのアベンタドールロードスターを塗り直しましたのでネジ穴は同じだろうと思っていましたが、実は僅かに違っていました。
ミニカーの設計時に適当に決めるんですかね〜!?
合わせておいた方が都合が良い様に思いますが・・・!???
また仮組台に穴が増えました(笑)

仮組台にミニカーを固定しました。
これで組立てが楽に進みそうですね。
ミニカーを直接持ちますと思わぬ事で傷が付いたり汚れたりとトラブルの原因になるんですよね。
これで少し安心して作業が出来ますね。

安心ついでに・・・
左右のラジエターとメッシュを取付けましょう。
まあこの部分は元から組立ててあった訳ですからあまり問題無いですね。
と言ってもロードスターの時は部品の形状が甘かったので左右とも同じ部分を少し修正した記憶が有ります。

ラジエターのインテークの部品を取付けます。
この部分はカーボン仕様に変更した部品ですね。
やはりカーボンの方が見た目が良い様な気がしますね。

調子に乗ってサイドウインドウも取付けてみましょう。
ウインドウが付きますと一段と進んだ感じがします・・・良いですね〜!


という事で今日も時間が無くなってしまいました。
明日は日曜日なのでまた忙しいかも・・・
今日も天気が悪く「暇だね〜」なんて言ってお昼前に既に昼食を食べていたんですよね・・・
そしたら12時過ぎからどんどんお客さんがいらっしゃって・・・お昼ご飯中止です。
S百合さんを頼んでおけば良かったと・・・ちょっと後悔です。
結局片付けまでしますと午後3時まで厨房にいました・・・。