踊る小児科医のblog

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41年ぶりの「男子誕生」を祝う/過熱報道/これから/天皇誕生日

2006年09月07日 | ほのぼの
赤ちゃんの誕生は、男の子であれ女の子であれ、天上のやんごとなき家族であれ市井の貧しい家族であれ、等しくお目出度いことであり、すべての赤ちゃんの健やかな成長を祈らずにはいられません。
また、これをきっかけに第三子を産みたいという夫婦が増えることも期待しましょう。

今回の「紀子さまご出産」と皇室典範改正問題などについては過去にも触れたことがあり、余計なことを書くとあらぬ方面から危害を加えられかねない世相なので自粛しておきますが、男の子であれ女の子であれ、ただ「お目出度い」だけでなく本人にとっても周囲にとっても大変なことになると思っていたので、某国営放送を中心とした過熱報道や、保守派の巻き返しと改正案棚上げなども含めて、ほぼ予想の範囲内であらためて驚くことはありません。

まだ名前のないこの男の子にとって、救いは支えとなってくれる年の離れた姉君が二人もいることでしょうか。(遠くない将来に結婚して皇室を離れてしまうことになるでしょうが)
これまで女帝への道を用意されていた愛子ちゃんやその周囲の人たちにとっても、複雑な思いはあるかもしれません。あらぬ勘ぐりや勝手な想像は控えておきます。

女性天皇論議は、日本人が論理的にものごとを議論して決めていく良い練習問題になると思ったのですが、それも適わぬまま、某外相の言うように「40年も棚上げ」にしたらどうなるのか、考えなくてもわかりそうなものですが。
この子たちの世代に禍根を残さないように、私たちの世代でこんな騒ぎはおしまいにしたいところですが、おそらく無理でしょう。

これ以上はやめておきますが、どうでもいい話題で、天皇誕生日はどうなるか。

明治天皇睦仁  嘉永5年9月22日(1852年11月3日) =文化の日
大正天皇嘉仁  1879年(明治12年)8月31日 =祝日ではない
昭和天皇裕仁  1901年(明治34年)4月29日 =みどりの日→昭和の日(2007年~)
今上天皇明仁  1933年(昭和8年)12月23日 =天皇誕生日
皇太子徳仁親王 1960年(昭和35年)2月23日
秋篠宮文仁親王 1965年(昭和40年)11月30日
新親王     2006年(平成18年)9月6日

9月と11月は30日なのに今でも祝日が2日ずつあります。2月は元々28日しかなくて祝日も1日ある上に、それぞれ1日加わることになるわけで、子どもたちは学校が休みになるのはナンボでも歓迎するかもしれませんが、特定の月に偏るのは差し障りがある向きも多いでしょう。それこそ40年先の話で私にとってはどうでもいいのですが。。

※赤ちゃん誕生の話題なので、あまりほのぼのしていなくて申し訳ないのですがカテゴリーを「ほのぼの」に変更しました。