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「夜のピクニック」を十和田湖ウォークの前に読む

2005年06月26日 | SPORTS
実はさっき買ってきて、いま半分くらいまで読んだところです。
で、検索かけて出てきたのが「夜のピクニック」が映画化という地方版のニュース。

今日はこちらもそれなりの暑さで歩いていて嫌になりましたが、毎年恒例の十和田湖ウォークのための足慣らし「種差ウォーク」を実施してきました。今年は早足で歩ききることを目標にしたのですが、蕪島を過ぎたあたりから足(指)がつったり治ったりしてペースダウン、湊高台~種差~蕪島~三嶋神社の20kmあまりを約4時間で踏破しました(片足1.5kmのウェイトをつけて)。これまた例年のことながら、白浜から大須賀海岸の砂浜は足に来るんですよね(しかし、あの海岸を独占できる贅沢はすごい。これは東京の人には教えたくない)。今年の十和田湖ウォークは35kmとはいえ、フタ桁の順位をねらうにはもう少し脚力をつけておかないとて最後に悲惨な状態になりそうな予感が。

話を戻して「夜のピクニック」。
この80kmを歩き終わった(読み終わった)ときには、やはり何かが変わっているのでしょう。なんだか、この高校でこうやって歩いた経験のある卒業生たちは、それだけで信用できるような、そんな気がします。

「夜のピクニック」が映画化
 県立水戸一高の伝統行事「歩く会」を舞台に描かれた恩田陸さんの小説「夜のピクニック」が映画化される。全校生徒約千人が2日間にわたり約80キロを歩く物語。撮影を支えるのは、水戸市近郊の高校や大学などから集まった数百人のエキストラや、製作を手伝うボランティアだ。監督の長沢雅彦さん(40)が25日、エキストラらと交流を深めるため同市を訪れ、撮影が動き始めた。
 「歩く会」は毎年秋に行われ、今年で57回目。修学旅行の代わりに実施されるようになったと伝えられる。大子や石岡から学校を目指す2コースと、学校を出発し東海村などを経由して戻るコースを1年ずつ順に回っている。
 夜でも分かりやすいように生徒は白ジャージの上下姿。初日はクラス別に幟(のぼり)を立てて深夜まで歩き、近くの小学校などで仮眠をとる。翌早朝からは走ってもよく、記録や順位を競う。
 「夜のピクニック」は第2回本屋大賞受賞作。20万部を超えるベストセラーになっている。恩田さんは水戸一高出身だ。
 映画の撮影は7月20日ごろに始まり、8月いっぱい行われる予定。鹿嶋市、ひたちなか市、東海村などでも撮影し、出発シーンなどでは水戸一高も利用される。来年秋ごろの公開予定だ。
 撮影には学生たちも多くかかわる。5月末に水戸市内の高校などに募集をかけ、オーディションで約200人のエキストラが選ばれた。
 25日は同市の見川クリーンセンター体育館に、主人公が所属する3年7組の生徒役などを担当する約60人が3班に分かれて集まった。4~5人が一組となり、喫茶店でカップルを演じる練習をしたり、ビーチボールをしたりして交流を深めた。
 長沢監督は「エキストラだって、指示されるままでなく、自発的に演じることが大事。みんないい顔をしていた」。日立一高2年の田所剛季さん(16)は「歩く会のことは、友人から聞いてあこがれだった」という。
 撮影を支えるのが20人ほどのボランティアスタッフだ。学生たちがエキストラの管理などを手伝う。その一人、茨城大3年の田口真紀さん(20)は水戸一高の卒業生だ。「小説を読んでいたら、歩く会がよみがえってきた。夜になると、疲れているんだけど気分が高まってくるんです」
 学生たちに交じり、常陸太田市の県立佐竹高で英語教師をする石川崇斎さん(49)もボランティアに加わった。「すばらしい映画になるよう、手伝いがしたかった」と参加を申し出たという。
 エキストラはまだ募集している。問い合わせは「夜のピクニック」三の丸庁舎内スタッフルーム(029・303・4888)へ。
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