前回、C-47が完成しましたので、残るスピットファイアとハリケーンの続きです。
トヨタ2000GTとニューポールはもう暫く塩漬けです。
・・・という訳で、ここからは「2キット同時製作」です。
前回はサフを吹いたところまででした。
いつも通り黒でシャドウを吹きます。
ここからが、今回もチャレンジ! マーキングの塗装です。
先ずはラウンデルマークと垂直尾翼の国籍マークです。
キットのデカールを等倍にコピーして、これを型紙にしてマスキングテープを切り出します。
マスキングを繰り返しながら、白→黄→紺→赤の順にエアブラシで吹いていきます。 ラウンデルマークのセンターを合わせて、綺麗な同心円にするのが凄く難しいです。 何か良い方法はないもんでしょうか???
吹き終わったラウンデル全体をマスキングして、消えたシャドウをもう一度吹いてから、コ-ドレターの色をやや広めに吹きます。
ラウンデルの時と同じ要領で切り出した文字のマスキングテープを貼っていきます。 つまり、文字として残す部分をマスキングする訳です。 この方が簡単です。 難関は「D」や「O」という「丸い」部分がある文字の切り出しです。 なかなか綺麗な「丸」に切り出せません。
文字のマスキングが終わったら、消えたシャドウをもう一度吹きます。
さて、いよいよ全体の迷彩塗装に掛かります。
いつものように「ブルタック(練り消しのようなもの)」を太さ4mmくらいに延ばしてクネクネと這わせていきます。
このブルタック(ホビーショップガネットさんで手に入ります)はなかなかの優れもので、延ばすときの太さ加減で、迷彩のボケ足の長さが自由自在に調整できます。
細く延ばせば、ボケ足が短くなり、太くすればボケ足が長くなるという按配です。 何度でも繰り返し使えるところも重宝です。
・・・という訳で、基本塗装が終わりました。
あとは、細かいデカールを貼ったり、アンテナ線を貼ったり、主脚やピトー管を取り付けたりといった細々した作業をこなします。
今回、スピットの胴体と水平尾翼先端の間のアンテナ線の尾翼側にヒートンを採用してみました。
リード線の中の銅線を1本取り出して、ワッカを作り、水平尾翼先端にピンバイスで開けた0.3mmの穴に埋め込み、瞬着で固めます。
これに、アンテナ線を通して、瞬着で固めると、こんな感じになります。
複葉機の張り線の練習のつもりでやってみました。
途中経過は抜きで、またもや、いきなり「完成」です。
さぁ~て、次は何しましょうか・・・