作品展への出品を想定した製作の2機目。
前回の屠龍と同様「辰」テーマのキットです。
アカデミー1/48のF-86Fセイバー「ハフ・ザ・ドラゴン」です。
1953年、朝鮮戦争時の米国空軍のパイロット、ジム・トンプロンの搭乗機で機首左側に大きなドラゴンのノーズアートがあります。
私が大の苦手とする「全面無塗装銀」とステンシルなどの「細かいデカールテンコ盛り」の揃い踏みということで、無事完成できるかどうか全くの未知数ですが、とにかく取り掛かります。
キットは完成すると全長、全巾共に23cm余りですから現用のジェット戦闘機と比べれば小さいですが、部品点数は全部で150もあって、多いなぁと驚きましたが、実は50点ほどはエンジンなので、これを組み立てなければ部品点数はむしろ若干少ないくらいです。(エンジンを組み立てて使うかどうかはまだ決めていません。気力次第です。)
インスト(英語と韓国語で日本語は無し)とデカールです。
尾翼のチェッカー模様やイエローのストライプ、国籍マークを塗装にするかどうか迷うところですが、銀塗装の上にマスキングを貼ったり剥がしたりは危険なので、多分デカールを使うと思います。
パーツ群です。
下の写真の左下1/4くらいはパイロットのフィギュアをエンジンを見せる場合の台車なので、使わないで済ませることもできます。
下の写真の向かって左のパーツは同じものがもうひとつあります。 向かって右がエンジンのパーツで、エンジンを見せなければ使わないパーツです。
まだ組み立てに取かかっていないのでパーツの精度は判りませんが、バリは殆ど無く、モールドも非常に繊細で綺麗です。
今のところの印象は非常に良いです。 もしかしてハセガワのコピー?でしょうか???
早速、パーツをランナーから切り離して部位ごとに分別します。
この後、各パーツのゲート処理やバリ、パーティングライン取りをしてから、洗浄へと進みます。
本日はここまでです。