晩夏の信州で山の景色と温泉とと避暑を満喫する小旅行の2日目です。
蓼科パークホテルの部屋から見た朝陽を浴びて輝く高原の風景です。
温泉の朝風呂を楽しんで、朝食バイキングをお腹一杯食べて、8:30チェックアウトです。
最初に向かったのがホテルから車で15分程のところにある「北八ヶ岳ロープウェイ」です。
ご覧の通りの快晴です。 ここも初めて来ました。
まだ9時前なので、駐車場はガラガラで、人影も疎らですが、ロープウェイは既に動いていました。
早速ロープウェイに乗って、縞枯山(標高2403m)の途中、標高2237m地点にある旧噴火口の「坪庭」という溶岩台地へ行きました。
ちょっとガスが出ていましたが、長袖のジャンパーを羽織っていてちょうど良いくらいの涼しさです。
浅間山の鬼押出をちょっと緑を増やして優しくしたような風景が広がっています。
一見の価値ありです。
途中に高山植物など、綺麗な花が沢山咲いています。(花の名前は割愛いたします)
途中、ちょっと脇へ逸れると「縞枯山荘」という小さな山荘があり、ここで飲んだリンゴジュースは濃厚で最高でした。
縞枯山山頂
10:30頃、ロープウェイで山を下り、白樺湖を経由して車山へ向かいました。
ここは子供の頃に修学旅行で来た他、何度か来ていますが、山頂に登るのは初めてです。
ここは山全体がスキー場になっていて、山中リフトだらけという感じですが、その中で夏季でも動いている展望リフト2本を乗り継いで、最後は徒歩数分で標高1925mの山頂まで楽に行けます。
周囲に高い山等の視界を遮るものが何もないので、文字通りの「360度大パノラマ」の絶景が拡がります。
先ず蓼科山、八ヶ岳連峰、南アルプスのパノラマです。
空気の状態が良ければ八ヶ岳連峰と南アルプスの間に富士山が見えるのですが、この日は見えませんでした。
北アルプス方面のパノラマです。
ここも空気が良ければ奥穂高、槍ヶ岳などが見えるはずです。
山頂から白樺湖を見下ろした景色です。
後ろに聳えているのは蓼科山です、
ここでも高山植物が沢山観られました。
帰り道のリフト乗り継ぎ駅で昼食にしました。
お店の名前がそのものズバリです。
雄大な景色を眺めながら、美味しいシカ肉とキノコのピザを食べて、大満足でした。
昼食を済ませた後、リフトで下山し、ビーナスラインを霧ヶ峰方面に向かいます。
霧ケ峰高原からやや美ヶ原寄りに行ったところにある「八島が原湿原」へ立ち寄りました。
湿原の外周を木道が取り囲んでいて、1周出来るようになっていますが、1/4週くらいでやめておきました。
ここでも高山植物や綺麗な蝶々などを観ることができました。
ビーナスラインを更に進んで、美ヶ原高原まで行きました。
ここは何度か来ていますし、特に見所もないので、ちょっと散策しただけです。
この時点で既に2:00を過ぎていたので、2日目の宿泊地である女神湖を目指します。
美ヶ原から車で走ること小一時間で女神湖へ到着。
女神湖のボートの上から見た蓼科山です。
宿泊したのは女神湖畔に建つ「アビエント蓼科」という泉郷が運営するホテルで、勿論、温泉露天風呂付です。
宿泊した部屋も湖畔に面した眺めの良い広い部屋でした。
下の写真はホテルの部屋からの眺めです。
夕食はフレンチのフルコースで大変美味しかったです。
前菜とメインディッシュ、デザートの写真です。