信州2泊3日 山と避暑と温泉の旅も、あっという間に最終日、3日目を迎えました。
3日目は朝から曇り空で、天気予報では午後から雨とのこと。
少し足を延ばして、駒ケ根の「千畳敷カール」へ行こうという欲もあったのですが、天気予報を観て諦めました。
どうせ雨ならば・・・ということで、山を下りることにしました。
先ずは温泉の朝風呂に浸かり、ここでもバイキングの朝食をお腹一杯食べて、8:30チェックアウトです。
山を下りる前に、ホテルの近所にある、展望リフトに乗って蓼科山の中腹まで登ってみました。
蓼科山の山頂はご覧の通り雲が掛かっていて、この時点で遥か遠くで雷鳴が鳴っています。
リフトに乗って中腹まで行ってみると、何とかご覧のような景色を観ることができました。
正面が北アルプス方面で、天気が良ければ立山まで見えるそうです。
山の上から見た女神湖です。
右端に白く見える建物が宿泊したホテルです。
雲海で下界は見えません。
ということで、雷も怖いし、天気も悪くなる一方なので、そそくさとリフトを降りて、麓の牧場でちょっとだけ動物(ヤギ、子豚、アルパカなど)と戯れて、諏訪湖方面に出発です。
下の写真はアルパカです。
昨日来た道を戻る感じで、白樺湖パスして車山高原に差し掛かったところで、僅かに晴れ間が出て、なんと昨日は観えていなかった富士山が観えました!
写真の赤丸の中に写っているのが富士山です。
右は南アルプス連山です。左端が八ヶ岳連峰の裾野です。
アップにするとこんな感じです。 雲海の上にちょこっと観えています。
この景色を最後に、ドンドンと山を下りて、10:30頃、諏訪湖の湖畔に出ました。
信州地酒で有名な真澄の工場に隣接した直営販売所でお土産のお酒を買って、北澤美術館へ行きました。 天気の悪い日はこういうところに限ります。
ここではエミール・ガレを中心としたヨーロッパのガラス工芸品と、東山魁夷などの近代日本画家の作品を鑑賞しました。
ここでちょうどお昼になりましたが、朝食をお腹一杯食べたせいで、全くお腹が空いておらず、館内の喫茶室でアップルパイを頂いて、昼食代わりにしました。
流石はリンゴの本場信州だけあって、とても美味しいアップルパイでした。
この後、湖畔沿いを少しドライブしてから、諏訪大社へ向かいました。
途中「高島城」という案内板を見つけたので、城好きな私としては当然立ち寄ってみました。
豊臣秀吉の時代に築城され、その後、最近になって再建された小さな平城ですが、本丸御殿などを除き、内堀から内側の大手門、天守、隅櫓がほぼ再建されていました。
但し、近代に再建されたので、城の形をしたビルで、中を見学することまではしませんでした。
お城の寄り道が終わった後、20分程で諏訪大社に到着です。
この頃は既に雨が降りだしていて、傘を差しながらの参拝になりました。
残念ながら本殿は「再建工事中」で写真でしか観ることは出来ませんでした。
境内の神楽殿に、見たことも無いような大きな和太鼓がありました。
直径が2mほどあります。
これを鳴らしたところを聞いてみたいものです。
雨もだんだんと激しくなってきましたし、時間も14:00を過ぎていたので、ちょっと早目に帰路に着きました。
諏訪ICから中央高速に入り、自宅まで一直線です。
途中、少し渋滞があり、帰宅は17:00ちょうどになりました。
3日目は天候に恵まれませんでしたが、前半2日は晴天に恵まれましたし、目的の場所はほぼ行って観ることができ、満足です。
事故・トラブル無く、無事、帰宅できたことに感謝です。