今日は家内と二人で久し振りに映画館へ行ってきました。
最初は、今話題の宮崎アニメ「風たちぬ」を観ようかと思いましたが、あまりにも露出度が高くネタバレしてしまっているので、今更って感じもあって、別の映画にしました。
題名は「終戦のエンペラー」です。
太平洋戦争の終戦直後、米国による占領統治、戦後処理が始まる中で「天皇の処遇」がどのように決まったかと言うところに焦点を当てて、主要な部分を史実に基づいて描いたセミドキュメンタリータッチの映画です。
出演している俳優陣の良さ(トミー・リー・ジョーンズ、マシュー・フォックス(TVドラマ「LOST」で主人公の医者を演じた俳優)、西田敏行、中村正俊、夏八木勲など演技派揃い)、脚本の良さなどのお蔭で、久々に観応えのある、良い映画を観たという気持ちになりました。
どうしても「米国から見た映画」という感じはありますが、逆に占領軍内部のゴタゴタや本国との微妙な関係なども描かれていて興味深かったです。
(これ以上内容について触れるとネタバラシになるので止めておきます。)
特に派手な戦闘シーンやスペクタルはなく、淡々と進む映画ですが2時間足らず、退屈しませんでした。
余談ですが、観客は、おそらく60歳以上の方がほとんどで、平均年齢がかなり高かったです。
一応、お勧めの映画です。
公式ホームページです。
http://www.emperor-movie.jp/