いよいよお盆の帰省ラッシュが始まりました。台風10号が気になりますが、無事にやり過ごせることを祈っています。
私には「生まれ故郷」はあるものの、帰省すべき「田舎」が無いのでお盆休みは無くて、自分が取りたいときに休暇を取るというスタイルです。
その代わり、通勤電車が空いているのが良いです。
さて、6月18日に製作開始したイタレリ1/72のユンカースJu86旅客機型がようやく完成しました。
途中、自宅の修繕工事でエアブラシが使えなくて中断したり、Uボートの製作で中断したりで、2ケ月近く掛かりましたが、正味の製作日数は10日程度だと思います。
キットはイタレリの古いキットで、動翼部分以外は全て凸モールドですが、まぁまぁ作り易いキットです。 胴体下面のパーツと胴体、主翼及び閉状態の主脚カバーとの合いがイマイチで隙間や段差ができてしまうため、久々にパテ盛り大会になりました。
コックピットキャノピーと胴体の合いも少々問題があるので、胴体機首側に薄いプラ板を挟んで機首部分の幅を若干拡げて、キャノピー側も少し削って合わせました。
水平尾翼前部と胴体の合わせも調整(削り)が必要です。
飛行姿勢にすることと客室を電飾する為に、客室に客席10名分と天井をスクラッチし、パイロット1名と乗客4名(搭乗率40%じゃ赤字でしょ??)をジャンクフィギュアからスカウトして乗せました。
電飾と電動を仕込みました。
電飾は翼端灯と客席で、翼端灯は3mm砲弾LED2発から光ファイバーで翼端へ持っていき、客席はチップLED2発で全て並列接続です。
電動は双発エンジンに4mm径のマイクロモーターを1発づつ直列接続で繋ぎました。
電源は飛行姿勢用のスタンド台座内に単三2本、3Vを置き、そこからLED4発とモーター2発に供給しています。
3V電源からモーター2個を直列で繋いだので、1個当たり1.5Vでちょうど良い回転になりました。
台座の構造や機体とのジョイントについては前回の記事をご覧ください。https://blog.goo.ne.jp/kurakin1220/e/85caf1fdf33a1938c770fa9cf661d53e
配線図は過去記事に記載しています。
https://blog.goo.ne.jp/kurakin1220/e/45acf691caeb517ea04617b8ee92438c
双発機の電動/電飾は初めてなので、機内の配線と主翼と胴体の組立てジョイントはかなり悩んで苦労しましたが、なんとかクリアできた感じです。
前回のFw190で大失敗しているので、今回は全部点灯、動作しただけでも満足です。
でも次回はもっとスマートに手際よくできるよう工夫が必要です。
マーキングはスイスエアとルフトハンザの2種類がついていますが、迷わずルフトハンザを選びました。
垂直尾翼の赤に白丸は塗装です。 鍵十字はジャンクデカールから調達しました。
機体の色は無塗装銀なのか、銀塗装をしていたのかはっきり判りませんが、実機の写真を見ると部分的に色合いが違って見えるので、無塗装銀だったと勝手に解釈しました。 その方が模型映えしますしね。
クレオスのスーパーファインシルバーとスーパーチタン、メッキシルバー、8番銀の4色と下地のグロスブラックの有無で変化を付けました。
完成後にひとつ大きなミスが見つかりました。
ナント!、プロペラが逆回転しているではありませんか?!
モーターの+と-を逆に繋いだのか? モーターの不良か? 2発共に逆回転しているのでほぼ間違いなく配線ミスでしょう。
もう手遅れなので、気付かなかったことにします。 (飛行機の前に回ると涼しいですよ・・・(笑))
それでは完成写真です。
夜間飛行です。
イタレリ 1029 1/72 ユンカースJU-86民間型 (タミヤ・イタレリシリーズ:39029) | |
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