日課の散歩コースには幹の直径が70cmくらいあるような山桜の巨木が沢山あります。
大戦中に日本陸軍の戦車のテストや訓練に使われた道や江戸時代に多摩から江戸へ鮎を運んだ道などがそのまま遊歩道になっているので、これらの山桜もかなりの樹齢だと思われます。
巨木の幹は苔などの寄生植物でビッシリと覆われています。近付いて良く見ると、苔の中に様々な昆虫類が生息しています。
下の写真はちょっとピントが甘くて、よく見えないかも知れませんが、キラキラ光っているのは体長2mm程の蟻で、小さな白い粒が彼らが運んでいる食料か卵です。
幹の上の方に巣があるのか、下から上に向かって忙しなく移動しています。
まるでジャングルの中を行軍する兵隊のようです。
苔も良く見ると何種類かあるようです。
花が咲いているようにも見えます。
こうやって見ていると、自分がジャングルの中を山登りしているような気分になります。
コナラやクヌギの大木も多いです。
<オマケ>
至る所にモグラ塚があります。
その中で珍しくモグラが這い出したであろう「穴」がはっきりと残っている物がありました。