2023年の1作目はフジミ1/72のグラマンE-2Cホークアイになりました。
かなり古いキットで、サークルの展示会で他の会員さんが放出したキットをゲットした物です。
デカールは劣化して全く使い物にならなかったので、ネットでたまたま定価より安く出ていた新品キットを見つけたので購入しました。
・・・なので、結果的にはネットで少し安目に新品購入したキットを作ったのと同じ事です。😁
キットはE-2Cの初期型の4枚プロペラの物で
マーキングは空母アメリカに搭載された「スクリュートップ」1種類だけしか付いていないので、素直にこれにしました。
サークルの今年のテーマが「映画・TV・小説に登場した物」なので、本当は映画ファイナルカウントダウンに出てきた空母ニミッツ搭載機のマーキングにしたかったのですが別売デカールが4300円(キットの倍)もするので諦めました。
古いキットなのでディテールは程々ですし、パーツ精度も現在のレベルからすると若干見劣りしますが、機体全面に非常に繊細な凸リベットがモールドされていて結構魅力的です。
キット付属のデカールは薄くて発色も良いのですが、予想よりも堅くて先述の凸リベットに馴染ませるのに苦労しました。
一部馴染ませ切れなくてシルバリングのようになっているところがあります。
機体周りで唯一手を加えたのはエンジンの排気口です。
キットはただの穴になっているだけですが、実機の写真を見ると僅かにノズルが覗いているように見えたので、プラパイプを薄く削って「なんちゃって排気口」をデッチアップしました。
1/72なのでマイルールに則って飛行姿勢+電動電飾で製作しました。
双発エンジンは4mm径のマイクロモーターで駆動、翼端灯と前照灯は胴体内部に仕込んだ6mm径の白色LED1個から光ファイバーを通して光らせました。
電源は展示台内部に単三電池3本4.5Vを仕込んでモーター2個とLED1個を駆動させています。
展示台はプラ板とプラパイプの組合わせで自作しました。
展示台と機体は3mm径ネオジム磁石2個とICソケットでジョイントし、ワンタッチで取り外し可能です。
制作前は背中のレーダーを回転させることも考えていたのですが、10秒で1回転まで減速させる小型のギアボックスが手に入らないのと、そもそもレドーム自体が回転するのかどうかも良く判らないので早々に諦めました。
機体はクレオス73番エアクラフトグレー(艶あり)で塗装しました。上下の塗り分けはありません。
プロペラ先端に警告帯はデカールが付いていましたが貼り辛いので塗装にしました。
翼前縁の艶消し黒も塗装です。
クレオスウェザリングカラーのマルチブラックで墨入れ後、半艶クリアーを全面に吹いて仕上げました。
製作期間は年末年始を挟んで凡そ1ケ月、正味の製作日数は10日程です。
出戻り後の通算192個目の完成です。
スイッチオン!!
・・・カラカラっていう情けない音がします。😭
部屋を暗くして撮ってみました。
最後にコックピット天窓のマスキングを剥がし忘れたまま写真を撮ってしまいました。😂😲
ご愛敬と言うことで大目に見て下さい。🙇♂️