アオシマ1/48サンダーバード4号が完成しました。
とり完写真は既にアップ済みですが、その後ちゃんと撮った完成写真のアップです。
元々はイマイのキットでアオシマが金型を引き継いで何度か再販を繰り返しているベテランキットですが、アオシマが金型に相当手を入れているようで、バリ、パーティングラインは殆ど無く、パーツの合いも完璧でパチピタの極地です。
電飾やモーターライズ走行のギミックは当時のイマイキットをそのまま引き継いでいて、前照灯の電飾はナント!ムギ球という懐かしさです。😍
昨年5月23日にアオシマから再販された物を購入し、今年2月26日から製作を開始、3月31日完成なので
積み期間9ケ月、製作期間33日、正味の製作日数はジオラマまで入れて15~18日くらいです。
製作に当たって目指したのは、キットの設計を活かして4号本体の電飾電源を4号本体の中に組み込んで単体で完結させることです。
もうひとつ目標にしたのは、「60年代風の3D絵画のような海中ジオラマ」です。
想定シーンは4号が2号のコンテナから発進して救助に向かうところで、水深20~30mの太陽の光が若干届く、薄暗い海中です。
先ず4号本体から。
キットに既に組み込まれているムギ球1個による前照灯の電飾をLED2個に置き換えて、更にコックピットと水流ジェットエンジンの噴射口の電飾を追加しました。
これに伴って、キットの単三1本の電源スペースを若干拡張してCR2032のボタン電池2個直列(3V×2=6V)に変更しました。
キットでは前照灯の配線をステーに巻き付けるようになっていますが、これでは実物とかなりかけ離れてしまうので、ステーを真鍮パイプに交換して、その中にリード線を通すように改造しました。
それ以外は素組みです。
前照灯の角度と連動したミサイル発射ギミックもそのまま活かしています。
船体の赤ラインはデカールが付いていましたが、塗装にしました。
黄色の発色を良くするために下地にはピンクを吹いています。
一つ目の目標はほぼ完全に達成できました。
使わなかったモーターライズ用のパーツ(モーターやギアBOX)は何かに使えそうなので大切に仕舞ってあります。)
次に海中ジオラマです。
木工で製作した水平面と垂直面に紙粘土で岩を作り、ラッカー塗料で塗装しました。
上部が明るく、下へ行くほど暗くなり、底なしの海底にように見えるように塗りました。
岩には100円ショップで買った造花の葉っぱ部分を切り取って海藻のように植えました。
動物フィギュアの専門メーカーのカロラータ社製のウミガメとサメのフィギュアも沿えました。
この展示台の上にプラ板で作った厚さ3cmのBOXを乗せて、その中にLED(チップLED3個のテープ式LEDを2個)を仕込んで海中に差し込む波紋で揺らぐ太陽光をイメージして仄かに光が射すようにしました。今回の製作の中で一番苦労したのがこの部分です。
サンダーバード4号の当時の動画を何度も見て、光の差し込み具合を頭に入れて、それに近いイメージになるように何度も試行錯誤しました。
二つ目の目標は100%ではありませんが、70%くらいは達成できたので一旦完成にしました。
この照明BOXは固定せずに脱着できるようにしてあるので、今後より良い方法を思いついたらバージョンアップすることも可能です。
電源は100Vコンセントから取る12VACアダプターと単三乾電池8本の12V電池BOXの両方が使えるようにしました。
展示会などで100V電源が使えない場合だけ12V電池BOXを使います。
(途中の写真1枚だけデジタル加工で悪戯しています。😁)
展示台にプレートも取り付けました。
これで今年3個目の完成、出戻り後の通算で183個目の完成になります。
ギリギリ「ツキイチペース」キープです。
次は5号を製作する予定です。
5号が完成すれば1~5号までコンプリートです。
その後はジェットモグラ・・・
パソコンの画面を一緒に見ていた奥さんが「本当に潜っているみたい!!」とビックリしていました。
いろいろなアイデアの集大成がここに具現化した・・・そう感じました。
プレートもオシャレですね(^^♪
じっくり見させていただきました。ありがとうございました。
奥様にまでお褒め頂いて光栄です。
今回は初めての挑戦がいくつかありましたが、上手くいったところもあれば、ちょっと反省点が残ったところもあって、次回に繋がるかと思います。
全体としては概ね満足です。
プレートは過去に作った1~3号と共通のデザインで、統一感を持たせました。
昨日、段ボール製のシャドウボックスを追加で作りました。
展示会の時に使おうと思います。
おはようございます。完成おめでとうございます。
あらゆる角度からの完成画像を、ありがとうございます。
アイデア満載のジオラマは、吸収するものが沢山あります。
天面発光部に関してはまだ研究の余地を残しておられるとの事ですが、電飾素人の私が一つの案として思い浮かんだのは、蝋燭の灯りをのようなゆらぎを再現出来るLEDです。
拙作のバットモービルでジェットノズル内に仕込んで雰囲気は出たようです。ご参考までに。
一目見て「凄い!」と発声してしまいました。素晴らしい完成度で、部屋のインテリアとしても最高となり得る逸品だと思います。実際に見られないのが悔しい思いです。
本体の完成度も含め、全体の雰囲気が素晴らしく、まるで実写のシーンの一コマをぎゅっと凝縮して切り取った感じですね。貴殿のセンスのなせる技だと感服です。静岡でも目を引くこと間違いないでしょう。お疲れ様でした。次の5号も期待しております。
沢山の写真をご覧頂き光栄です。
キットに付いているものではなく、自分でジオラマを作ったのはこれで2作目なのでまだまだ初心者で判らないことだらけですが、少し要領が判ってきて凄く楽しいです。
今後の課題は如何にコンパクトに場面を作るかと言うことになってきそうです。
「ゆらぎを再現出来るLED」についてネットで調べて見ました。
色々ありますね。
今回のジオラマよりも中世(18世紀頃)の帆船を作る際に船室の灯り(ランプ)として使えそうです。
反射光や間接光は奥が深いです。
「凄い!」と言って頂けてもの凄く嬉しいです。🤣
身に余るお褒めの数々、光栄です。
5号を静岡になんとか間に合わせて1~5号を並べてみたいです。
5号は軌道上に浮かんだイメージで作りたいと思います。
モーターライズもあるので楽しみです。
照明と4号の明かりの具合が本当に良いですね。軌道に浮かぶ5号がどうなるのか楽しみです。
クラキンさんからは模型製作などかなり影響を受けておりますが、ジオラマは私には無理ですね😅
あらためて完成、おめでとうございます。
いやもう、何から何まで驚異の連続です。
4号はほんとに撮影用ブロップそのものの仕上がりですし、汚しまでサンダーバードそのものです!。
繰り返しですが海中ジオラマもオブジェクトが過剰にならず比較的少ない要素で最高の世界観を実現されているのが凄いです。そういう意味では背景のペインティングが良く出来ているのでしょうね、深みのある色合いでひと昔前までハリウッド映画の定番だったマットペインティングみたいです。
それに加えての照明効果ですから、こりゃもう痺れまくるしかありません(笑)。
おつかれさまでした。ありがとうございます♪。
遅くなりましたが、サンダーバード4号ジオラマ完成おめでとうございます<(^^)>
もし、ワタシの部屋にこんなジオラマが有ったら、ず~っと眺めていて何も手につかなくなっていると思います(^^;
上手く言えませんが、光と影、奥行き感、そしてゆらぎが、この作品をジオラマ以上のものにしている様に感じました。
100Vコンセントと単三乾電池BOXの、両方が使えるようにしてあるのはスゴイ!
展示会での電源事情まで考慮して製作されたのは流石です。
素敵な作品をありがとうございました。