銭洲遠征(見事、丸坊主!)で中断していた九七艦攻(ニチモ1/48)の製作再開です。
既に十の字になった機体全体にサフを吹いてありますので、今回は基本塗装です。
空母「蒼龍」の艦載機で真珠湾攻撃の時の佐藤曹長の搭乗機に仕上げます。
まず、両主翼の上下と胴体左右の日の丸からです。
デカールの日の丸を型紙にしてマスキングテープを切り出して、塗装図を参考に所定の場所に貼ります。
日の丸の赤を塗る部分にダークグレーのシャドウを細吹きした後、赤を塗ります。
乾燥したら、残っている「〇」のマスキングテープを日の丸の上に貼って保護してお終いです。
白縁なしなので簡単です。
胴体後部の青のストライプも塗装します。
白の縁取りがあるのでちょっと面倒でした。
次に、胴体下面にライトグレーでシャドウを細吹きした後、ミスターカラー128番の灰緑色で下面全体を塗装します。
これが乾燥したら、「18」という機番を主翼下面に塗ります。
資料本やネット上の作例などを参考にしながら、マスキングテープを切り出し、それらしき位置に貼ります。
「8」のマスキングは面倒ですね。
黒を吹いて、下面の塗装が完了です。
「18」の字がちょっと細かったかな? ・・・ まぁいいでしょ。
キャノピーの塗装も終わりました。 ちょっと桟が細過ぎましたね。
さて、塗装の終わった下面全体をマスキングしてから、上面の塗装です。
上面はダークグレーでシャドウを細吹きしてから、指定通り、ミスターカラーの15番の「濃緑色」で塗ります。
最後に真珠湾攻撃時だけの急場の迷彩を塗る訳ですが、実際には空母の中で水平が急遽塗った迷彩なので、その雰囲気を出すために敢えて「筆塗り」にします。
不完全な塗装図しかないので、迷彩のパターンは半分以上「想像」です。
色もよく判らないので、ミスターカラー22番のダークアースにしました。
実際には船には大量に用意されている「錆止め」塗料を使った可能性が高いので、もうちょっと赤い感じでもいいのかもしれませんね。
写真のキャノピーとエンジンカウルは仮組です。
前回、真鍮線で自作した雷撃用照準は、こんな感じになりました。
コックピットはこんな感じです。 まぁいいでしょう。
迷彩をチマチマ塗り続けるという根気のいる作業が続きます。
その後は、最大の難関「「BI-318」のコードレターを垂直尾翼に描きこむ作業が控えています。
まだまだ先は永いですが、9月の展示会には何とか間に合いそうです。
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