日露首脳、北方領土交渉の加速で一致(読売新聞) - goo ニュース
多大な犠牲を払った第二次世界大戦を、人類にとって意味あるものとするためには、北方領土問題は、”法と正義”に適った方法で解決されなくてはなりません。もし、ロシアによる領土割譲は認めることがあれば、戦争の勝敗によって領土が切り貼りされる時代に逆戻りしてしまうからです。
ナチスのポーランド侵攻に加担したソ連が、連合国の不拡大方針に反する行動をとり続けたことは周知の事実です。この点において、連合国側は、身内において”侵略国家”を囲ったのであり、冷戦構造が崩壊した今日において、真に取り組まねばならない課題とは、旧共産主義国の行為をも含めた第二次世界大戦の総決算ではないか、と思うのです。そうして、この総決算の重要な要の一つとなるのが、北方領土の解決なのです。
武力による領土の一方的な併合を”侵略”とみなす国際規範が成立した今日にあって、ロシアの分が悪いことは明らかです。EUの欧州議会でも、日本の主張を支持する決議が採択されています。しかしながら、日本国の現政権は、国際社会の原則を守るために最大限の努力を払うよりも、安易な妥協を目指す傾向にあります。
日本国が譲れるのは、ロシアが北方領土を返還する時期のみであり、領土そのものの割譲は認めてはならないと思うのです。返還の時期は、たとえ100年後であっても、日本国は、その日を忍耐強く待ち続けるべきと言えましょう。それは、日本国のためでもあり、そうして、法が支配する国際社会を築くためでもあるのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
多大な犠牲を払った第二次世界大戦を、人類にとって意味あるものとするためには、北方領土問題は、”法と正義”に適った方法で解決されなくてはなりません。もし、ロシアによる領土割譲は認めることがあれば、戦争の勝敗によって領土が切り貼りされる時代に逆戻りしてしまうからです。
ナチスのポーランド侵攻に加担したソ連が、連合国の不拡大方針に反する行動をとり続けたことは周知の事実です。この点において、連合国側は、身内において”侵略国家”を囲ったのであり、冷戦構造が崩壊した今日において、真に取り組まねばならない課題とは、旧共産主義国の行為をも含めた第二次世界大戦の総決算ではないか、と思うのです。そうして、この総決算の重要な要の一つとなるのが、北方領土の解決なのです。
武力による領土の一方的な併合を”侵略”とみなす国際規範が成立した今日にあって、ロシアの分が悪いことは明らかです。EUの欧州議会でも、日本の主張を支持する決議が採択されています。しかしながら、日本国の現政権は、国際社会の原則を守るために最大限の努力を払うよりも、安易な妥協を目指す傾向にあります。
日本国が譲れるのは、ロシアが北方領土を返還する時期のみであり、領土そのものの割譲は認めてはならないと思うのです。返還の時期は、たとえ100年後であっても、日本国は、その日を忍耐強く待ち続けるべきと言えましょう。それは、日本国のためでもあり、そうして、法が支配する国際社会を築くためでもあるのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
