中国反対、北朝鮮への声明見送り ウラン濃縮めぐり国連(朝日新聞) - goo ニュース
国連の安全保障理事会とは、国際の平和と安全の維持のために設置された機関です。いわば、国際秩序の守護者の役割を果たすのですから、拒否権を持つ常任理事国の責任は、非常任理事国とは比較にならないほど重いはずです。
にもかかわらず、中国は、安全保障理事会の常任理事国の地位は、平和のためではなく、自己の利益のために利用すべき特権と考えているようです。あるいは、安保理の拒否権とは、中国にとっては、自国が侵略行為を行っても、安保理に侵略と認定させないための、免罪符なのかもしれません。一方的な砲撃により民間人に死傷者を出したのみならず、密かにウラン濃縮を進めている北朝鮮に対して、非難の決議一つできないならば、もはや、国連の機能は停止したに等しくなります。
現在、国際社会が直面している危機とは、秩序の守護者のテーブルに、破壊者が座っていることです。警察のトップに、犯罪者が紛れているようなものなのです。国連には期待できない以上、国連決議なき北朝鮮リスクの除去を、真剣に検討すべき段階に入っていると思うのです。
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にもかかわらず、中国は、安全保障理事会の常任理事国の地位は、平和のためではなく、自己の利益のために利用すべき特権と考えているようです。あるいは、安保理の拒否権とは、中国にとっては、自国が侵略行為を行っても、安保理に侵略と認定させないための、免罪符なのかもしれません。一方的な砲撃により民間人に死傷者を出したのみならず、密かにウラン濃縮を進めている北朝鮮に対して、非難の決議一つできないならば、もはや、国連の機能は停止したに等しくなります。
現在、国際社会が直面している危機とは、秩序の守護者のテーブルに、破壊者が座っていることです。警察のトップに、犯罪者が紛れているようなものなのです。国連には期待できない以上、国連決議なき北朝鮮リスクの除去を、真剣に検討すべき段階に入っていると思うのです。
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