万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

韓国がまたもや"どさくさ"で竹島の実効支配強化か

2010年12月27日 15時24分47秒 | アジア
 延坪島砲撃事件以来、韓国は、対北朝鮮の防衛強化に努めているようです。対北政策としては当然の措置なのでしょうが、こともあろうか、この混乱に乗じて、韓国は、延坪島のみならず、竹島にも国家管理港設け、実効支配を強めようとしているようなのです。

 韓国が竹島を不法に占領したのも、戦後の混乱期の”どさくさ”に紛れたものでした。独立間もない韓国は、GHQの行政ラインが消滅すると、”李承晩ライン”を一方的に引き、竹島をラインの韓国側に組み入れてしまったのです。実のところ、この一方的な行為は、北朝鮮の”北方境界線”の主張にも酷似してもいます。

 北方では北朝鮮を非難しながら、南方では日本国に対して”侵略行為”にも当たる実効支配を進めるようでは、韓国は、日本国のみならず、国際社会の理解も協力も得るこはできないくなるのではないでしょうか。

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