「みるく、いる?」
孫たちが土曜日にやってきました
玄関に来るなり、いつもいつも
同じことを言って入ってきます
「みるくいないの・・・・」
「えぇ~~っ、なんでぇ?」
お父さんが
「だから言ったでしょ。みるくはお星さまになったの」
でも孫たちにはわからない
シャボン玉、自転車、バレーボール
お絵かき、トランプ、花火線香
今日になってまた
自転車、バレーボール、バトミントン
お絵描きなどなど・・・・
いっぱい遊びました
帰りの時間が近くなったとき
「さあ、おまえたち、お出で」
両親が孫を連れて庭へ降りていきました
みるくのお墓を見せるためです
何か、お話しする声が聞こえます
双子ながら成長度合いの違う二人
上の子はもう、しっかりわかったらしく
泣いて帰ってきました
下の子は、わかったようなわからないような…と
お母さん
「でもいつもと、様子がちがっていましたよ」
こういうことも、しっかりと覚えさせて
命というものの大切さを知ってほしいと
息子が話していました