庭にサワオトギリが咲きました。
高山で見るオトギリソウの近縁種です。
黄色い花にたくさんの雄しべがついて、
小さいながらもオトギリソウの特徴を
備えています。
オトギリソウは昔から薬草として大切にされて
きましたが、その秘薬のことを人に漏らした弟を、
兄が怒って切ったという伝説から弟切草の名前が
ついたといわれます。
これほどインパクトのある名前の由来は数少ないです。
一日花で午後になると花が萎みます。
鉢植えのサワオトギリは数年前に枯れました。
翌年、10m先の湿り気のある地面に実生が出て、
その生命力に驚いています。