風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き風景水彩画「志摩スケッチから」

2013-03-16 21:30:28 | アート・文化

  

カルチャーセンターの教室で志摩半島へスケッチ旅行した中から、まずは1枚をご覧ください。

Dsc_0940_2
<v:shapetype stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"><v:stroke joinstyle="miter"><v:formulas><v:f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"><v:f eqn="sum @0 1 0"><v:f eqn="sum 0 0 @1">  <v:f eqn="prod @2 1 2">   <v:f eqn="prod @3 21600 pixelWidth">   <v:f eqn="prod @3 21600 pixelHeight">   <v:f eqn="sum @0 0 1">   <v:f eqn="prod @6 1 2">   <v:f eqn="prod @7 21600 pixelWidth">   <v:f eqn="sum @8 21600 0">   <v:f eqn="prod @7 21600 pixelHeight">   <v:f eqn="sum @10 21600 0"> </v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:formulas> <v:path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"> <o:lock aspectratio="t" v:ext="edit"> </o:lock></v:path></v:stroke></v:shapetype><v:shape id="図_x0020_1" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1026" style="width: 5in; height: 228.75pt; visibility: visible; mso-wrap-style: square;"> <v:imagedata o:title="DSC_0940" src="file:///C:UsersTomiyaAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image001.jpg"> </v:imagedata></v:shape>

<o:p></o:p>

 

 安乗崎灯台。映画「喜びも悲しみも幾年月」(1957年松竹 監督・木下恵介 出演・佐田啓二、高峰秀子)のロケ地になったこともあります。高校生時代に観た映画のシーンを思い起こし、主題歌を口ずさみながら20号の作品にしました。

♪おいら岬の  灯台守は 

妻とふたりで 沖行く船の 

無事を祈って 灯をかざす 

灯をかざす♪

北から南まで最果てにある灯台を転々と勤務する灯台守夫婦の物語に、16歳の少年だった僕も深い感銘を受けました。

あれから半世紀。主題歌も4番までの歌詞のほとんどを覚えています。その高揚感もあって、空にも波にも力が入りました。

先日の教室展で展示され、さまざまな評をいただきましたが、最もきつかったのは、絵かきでは先輩の妻のひとこと。
 

「灯台が軽いなあ。浮いているみたい。無くても良かったんじゃない?」

<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

<v:shape id="図_x0020_2" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1025" style="width: 5in; height: 302.25pt; visibility: visible; mso-wrap-style: square;"></v:shape>

<v:imagedata o:title="IMG_0185" src="file:///C:UsersTomiyaAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image002.jpg"> </v:imagedata>

<o:p></o:p>

 


楽書き雑記「ブログデビューの挨拶を兼ねて」

2013-03-16 17:42:51 | 日記・エッセイ・コラム

 

 お絵かきは子どものころから苦手な科目のひとつでした。それを趣味にしようと思い立ったのは、第2の定年の65歳を前にして、大学時代の友人と残り時間の使い方をめぐり盛り上がったのがきっかけです。

 「時間は多くないから、これまでの仕事には関係の無いことでいこう」「不得手で尻込みしたくなることか、やりたくてもできなかったことのどちらかだな」。そこで、あまのじゃくの僕は「前者を選ぶ」と宣言したのです。いわば、軽いノリでした。
 

 名古屋の朝日カルチャーセンターの教室「風景水彩画入門講座」を選びました。「入門」の文字と講座案内の「絵筆を握ったことのない人も、1つのきまった技法ではなく、自分の好きなように描いていく」のフレーズに、これなら僕でもやれそう、と安心したからです。それがどれだけ大変なことかを知ったのは、ずっと後になってからでした。

  友人は「政治家か宗教家になりたかったが、この歳だと政治家は郷里の町会議員でもむつかしい」と、仏教の専門学校に入学。得度も果たしましたが、彼ほどの覚悟も能力もなかった僕は、繰り返し立ちはだかる壁に気力だけでぶつかっているのが現状です。

 でも、教室の生徒のほとんどが同世代、同様の初心者、同様の企業戦士あがり。スケッチ旅行と称する飲み食いが最優先の旅、誰もマイクを離そうとしないカラオケタイム、プレーのスコアもさることながら19番ホールでも絶好調(ゴルフをしない僕は、勝手気ままな評論・解説に徹します)といったイベントも、次々と企画されています。
 

 こんな男たちより、さらに魅力的なのは、同世代と言っては失礼になる元気で、温かく、可愛いマドンナたち。だから、実は絵の壁なんかどうでもよくなってしまうのです。

 こうした集団の真ん中にいるのは、現代美術作家の山田彊一先生。指導ぶりや人となりのユニークさはかなりのものです。
 

 僕の説明よりも、山田先生のブログ(http://artistyamakyo.blog75.fc2.com/)を開いていただいた方がいいでしょう。