「遊子」(ゆうし)には、いろいろな意味があるようですが、ここでは「旅人」として使わせてもらいました。
そうです。「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ」。島崎藤村の「千曲川旅情の歌」の一節ですね。
風景水彩画の仲間たち数人で年に1度催すグーループ展の名称にも使っています。僕自身はそれほどではありませんが、仲間たちは絵だけでなく、書道やコーラス、小説書き、気功太極拳、ゴルフ、国内外への旅行など、さまざまなメニューで定年後の人生を楽しんでいます。
もちろん、酒も欠かさないことはいうまでもありません。
グループ展の名称は「風の游子展」。このような風の吹くままに人生を歩く旅人たちの作品展というわけで名づけました。「さんずいへん」が付いた「游子」にしたのは、「水で描く水彩展にふさわしいのでは」という理由です。
「風の游子展」はことし6回目。6月に名古屋・栄の名古屋市民ギャラリーで開催します。
近づいたら、このブログでも案内させていただきます。ご高覧ください。